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セミナー実績results

2018年12月16日

  • テーマ  先制医療の観点から考えた脳の視かた・鍛えかた~集団の予防から個の予防へ~
  • 講師   重森健太先生

参加者の声 1人目

 今回、12月16日に開催されました「先制医療の観点から考えた脳の視かた・鍛えかた~集団の予防から個の予防へ~」に参加させて頂きました。関西福祉科学大学教授・学長補佐/玉手山学園地域連携センター長の重森健太先生にご講義頂きました。現在、私は、介護老人保健施設の入所に勤務しています。整形や脳血管疾患ばかりではなく、認知症の利用者様も数多くいらっしゃいます。施設ですので介入時間も限られており、どの認知症の利用者様にも同じような対応でリハビリを行っていることが多かったと思います。以前から計算問題などの脳トレや最近ではコグニサイズのような運動しながら一緒に脳トレを行うなどが流行りになっています。「認知症」とひとくくりにして対応しているよう感じており、以前から全ての方に合っているのかどうかと疑問に思っていました。その際に、こちらのセミナーを拝見し、「個の予防へ」という個別対応に魅力を感じ、また、もう一度認知症について学び直したいと思い受講しました。
 午前中は、4大認知症である➀アルツハイマー型認知症 ②脳血管性認知症 ③前頭側頭葉変性症 ④レビー小体型認知症のそれぞれの特徴を詳細に説明して頂きました。まずは、どのタイプの認知症であるかを評価することが必要であり、タイプ別によってアプローチ方法が違うことをご教授頂きました。違うアプローチを行ってしまうと効果は出ないということも学びました。アルツハイマー型認知症は海馬、前頭側頭型認知症は前頭葉が障害されます。海馬へのアプローチは有酸素運動にて血流を多く流すこと、前頭葉へは運動と併用した二重課題が必要であると学びました。高齢になるとバランス能力が低下し転倒リスクが高くなりますが、今までは身体機能面の要素が強いと思っていました。しかし、実際は、身体機能だけではなく認知機能の低下でもバランス能力が低下することを知りました。また、うつになる方も多いのだと知りました。

 そして、記憶障害だけでは認知症と診断されることは少なく、社会生活に支障をきたしてから初めて診断されることが多いのが現状です。認知症と診断された場合からの介入では遅いことやMCI(軽度認知障害)を早期発見することで認知症の発症を遅延させることが可能であるとお話しを伺いました。早期発見できるように普段から注意しなければならないと思いました。また、認知症の評価バッテリーが数値化されたものが少ない中、BPSD(周辺症状)の評価尺度としてNPI(Neuropsychiatric Inventory)を教えて頂きました。多職種から聴取する必要性はあるかと思いますが、数値化されることで客観的評価ができるので実際に現場で試してみようと思いました。
  午後からは実技を交えての講義内容でした。健常者の私でもなかなかできない二重課題でした。しかし、実際に脳を働かせる為には、簡単すぎても難しすぎてもよくなく、本人が挑戦してみたと思うこと、そして、継続できることが必要であると教えて頂きました。個人を見ることが必要ですが、「ややきつい」と感じるところまで心拍数をあげるのは、かなりしんどいと思いました。脳への血流量を増やすのは容易ではないのだと改めて感じました。 たくさんの貴重なお話しを聞き、とても参考になりました。施設でも応用でき、即実践できる内容がたくさんありました。今後もこのようなご講義が開かれる際にはぜひ参加させて頂きたいと思います。



理学療法士 M・H

参加者の声 2人目

 先日、関西福祉科学大学の重森健太先生に「先制医療の観点から考えた脳の視かた・鍛えかた~集団の予防から個の予防~」についてご講義して頂きました。重森先生は、集団での特徴を観察・解析した結果に基づく予防医療ではなく、この医学に基づく先制医療が大切であるとお話しして下さいました。  始めに、地域在住高齢者の体力測定会の結果をみながら、認知症のリスクの高い方を紙面上で実際に、アセスメントしていきました。認知症のどういう病態からリスクが高いのかをすり合わせていきました。その後、問診から認知症タイプを予測していきました。重森先生はそれぞれの病態を知っていないと、問診をしてもあまり意味をなさないと話され、4つのタイプ別に分けて病態を詳しく講義して頂きました。普段からある程度の病態は知っているつもりでしたが、知らなかったことやタイプ別で理解できていなかったことも理解することが出来ました。


 午後からは実際に実技を取り入れながら、認知症の予防になる運動や課題の話をして頂きました。有酸素運動行うことが認知症の予防に繋がることや、二重課題を行いながら前頭葉の活性化を行い、認知症の予防に繋げることなど、参考文献や実際の課題内容を交えながら教えて下さいました。前後右左と手と足を付けながら二重課題を行う運動は、実際やってみましたが、私たちでも難しい課題もあり、認知症予防になりそうだなと思いました。また、有酸素運動は実際に脈拍を測り、自分の運動強度による目標心拍を設定し、その場足ふみ3分で目標心拍に近づくように行いました。実際3分間行うと、疲労感がありましたが、目標心拍には到達せず、これぐらいかこれ以上の負荷量が必要だなと思いました。重森先生は本人の疲労感や心拍数を確認しながら行うことが大切であると教えてくださいました。 今回の講義では認知症に対してタイプ別の病態を詳しく解説して頂き、個人に合わせた予防が必要であると説明くださいました。また、今回はセラピストだけでなく、Nsも参加されていたため、他の職種の方にも分かりやすいように解説して頂いたと思います。


理学療法士 H・H


2018年11月25日

  • テーマ  介護負担軽減に向けたセラピストの考え方 ―実例から学ぶ―
  • 講師   今井庸介先生

参加者の声 1人目

 今回、11月25日に開催されました、医療法人寿山会リハビリテーション部の今井庸介先生による研修会「介護負担軽減に向けたセラピストの考え方 ―実例から学ぶ―」に参加させて頂きました。私は現在経験年数が1年目ではありますが同法人の介護老人保健施設に勤務しており、入所されている利用者様のリハビリを担当させて頂いております。ここでは先日より、新規に利用者様が入所された際、その家族様に対し「J-ZBI8」用いて介護負担度を測定する取り組みが始まりました。私は以前からも家族様の要望をお聞きし、それに関連して介助が必要な動作が何なのかを探るよう心掛けてはおりました。しかし大きな枠組みでの「動作」でしか見ていなかったことが多く、介助が必要な部分の評価はリハビリ中にて行うのみでした。そのため、今回の研修会を経て介護負担度を読み取ることで家族様が負担と思っていることを詳細に分析し、今後のリハビリ展開やサービスの提案に繋げていきたいと思いました。
 午前の講義では、介護負担度の指標となる「Zarit」の紹介からそれを行う意義を中心にご教授頂きました。Zaritでは直接的な介護負担度と社会生活に影響している支障の2通りに分けられ、これらを総括しどちらの比重が大きいかによってセラピストが優先して行うべきことの把握が可能であることを学ぶことができました。上記の2通りで介護負担度を考えるうえで利用者様本人だけでなく家族様の生活背景を知ることも必要であるとのことで、家族様からの情報収集の重要性を改めて理解することができました。

 午後からの講義では、Zaritの介護負担度を交え実際の事例をもとにセラピストとしての必要なアプローチや提案するサービスおよび福祉用具を考える機会を設けながらご教授頂きました。社会生活面での負担であれば家族様自身の時間を作れるようデイサービスやショートステイの提案を行う、直接的な介護負担であれば福祉用具を用いて介助している点をあえて無くすなど、様々な視点での考えを持つことができました。
 今回の研修会では、経験年数と知識が共に浅い私にも非常にわかりやすいようなご講義をして頂きました。今後、ご教授頂いたことを活かして質の良い理学療法やサービスの提案ができるよう努めていきたいと思います。


理学療法士 K・H

参加者の声 2人目

 今回、喜馬病院リハビリテーション部の今井庸介先生による「介護負担感軽減に向けたセラピストの考え方‐実例から学ぶ‐」という研修会に参加させていただきました。
 私は、現在老健の通所リハビリで勤務しています。利用者様や家族様、ケアマネージャーさんと関わる機会が多いです。話を伺う中で、一人ひとりが求めるものが違うためどのように対応するべきなのか、日々悩みながら勤務しています。また、介護負担が大きいという言葉もよく耳にします。そこには、介護に限界を感じ抑うつ状態になっている方もおられました。この時、何もできなかったことに悔しい思いをしました。そこで、今回の研修テーマをみつけ研修会に参加しました。
 午前の部では、介護負担とZarit介護負担尺度についてご講義頂きました。Zarit介護負担尺度の見方や解釈の仕方を丁寧に教えて頂きました。介護負担には身体的な負担である直接的なものと、精神的な負担である間接的なものがあり、それぞれに応じた対応が必要であることを学びました。また実際に、ワークで介護負担の解釈の仕方を行いました。基準となる数値がなく解釈が難しかったです。しかし、問診などと合わせて介護負担尺度の解釈を考えアプローチすることは有効なものであると感じました。
 午後の部では、事例から考える介護負担感についてご講義頂きました。症例提示では、家族様の実際の発言も文字にて示していただきました。言葉には訴えや利用者様の大事にしていることが隠れていると教えて頂きました。普段あまり重要と考えられていなかった言葉も今回の講義を聞いたあとでは非常に重大なキーワードとなる言葉だと感じました。利用者様や患者様の一つひとつの言葉を大事に関わっていく必要があると感じました。 4月から今まで、担当利用者様の家族様とかかわる機会はたくさんあり、サービスや福祉用具の対応もしてきました。しかし、介護負担についての情報収集は適切だったか、家族様の負担と感じている部分に適切な対応だったかなど、振り返ると十分にできているといえませんでした。今回ご講義頂いた内容から、もう一度介護負担について改めて考え、明日以降の臨床に生かしていきたいと思います。そして、利用者様者様や家族様が負担と感じることが減るような生活を送れるためにサポートできるセラピストになりたいと思います。貴重なご講義ありがとうございました。

理学療法士 H・M

2018年11月11日

  • テーマ  立ち上がり・歩行動作の運動療法
  • 講師   鈴木俊明先生

参加者の声 1人目

 関西医療大学の鈴木教授の立ち上がり・歩行動作の運動療法の研修会に参加させて頂き、正常な立ち上がり動作についての最新のエビデンスに基づく知見を教えて頂きました。 教科書にはない知見であり、これからの自身の動作観察・分析、評価にとても役立つ内容でした。
 研修会は、先生のポリシーである、研究結果=エビデンスをもとに講義されるスタイルであるため、非常に理解しやすく、信憑性もあり、いつもあらためて考えさせられる内容です。また、今回は知識とともに、それに対する運動療法の展開と実技も行って頂き、すぐにでも臨床に活かせられることを学ばせて頂き、とてもありがたかったです。

 立ち上がりにおいて、最も重要なのは臀部離床までの動きであり、屈曲相が単に股関節屈曲による体幹前傾ではないこと、また、抗重力運動は拮抗筋が重要であり、その筋活動がいつから開始しているのかも理解したうえで、治療を展開することの重要性を再認識させて頂きました。私としては、今回ご教授頂いた胸腰椎・骨盤の動き、それに伴う筋活動や、詳細な関節運動はとても興味深く、勉強になりました。
 また、より効果のある促通方法としてのスキルも学ばせて頂き、ハンドリングやセラピストの身体の使い方ももっと研鑽していきたいと思いました。早速、足部の問題と捉えられた症例に、ご教授して頂いたカーフレイズを行い、腓骨筋、足部内反筋群へのアプローチを行ったところ、すぐに結果が得られました。
 ご教授頂いたように、動作観察・分析、評価から問題点を一つに絞り、その問題点に対して的確に、短時間で効果をだす治療を行い、また、治療結果をもとに再評価にて、より効率的・効果的にPDCAをまわしていくことは、今後のセラピストにおいて非常に求められるスキルだと思いました。今後も、学ばせて頂いたことを臨床にいかせられるように、自己研鑽に努めていきます。貴重なご講義を受講させて頂き、ありがとうございました。



理学療法士 H・M

参加者の声 2人目

 今回、平成30年11月11日に行われました、関西医療大学の鈴木俊明先生の講義「立ち上がり・歩行動作の運動療法」に参加させて頂きました。臨床において、立ち上がり動作や歩行動作の問題点などを明確にし、治療を行っていく上でより動作特性の知識を深め、臨床の場面に活かしていきたいという思いから今回の講義に参加させて頂きました。
 午前の講義では、正常の立ち上がり動作の運動学的な部分を詳しくお話して頂きました。立ち上がりに重要な動きとして臀部離床までの動きや筋活動のに関して深く知ることができました。臀部離床までの重心が足圧中心部に移動した際に大臀筋が働くことを前方リーチの研究と共に説明を行っていただきました。加えて、屈曲相の従重力運動は拮抗筋の活動が重要である事をご教授頂けました。また臀部離床を円滑にするために大腿四頭筋の活動を屈曲相の時期に高めることが必要なことを学ぶ事が出来ました。


 午後の講義では、 立位からの側方移動の筋活動を詳しくご教授いただきながら、歩行動作における遊脚よりも立脚期に下肢の筋活動が生じることをご教授頂きました。腹斜筋群を詳しくご教授頂き、座位での側方移動時の筋活動と筋の促通方法を実技をふまえながらわかりやすくご教授頂きました。またトレンデレンブルグ歩行に関して、立脚初期から中期にかけて生じるのは内腹斜筋もしくは足部の回内低下によるもので、立脚中期に生じるのが右中殿筋後部線維の筋緊張低下により生じる事を学びました。また足部回内低下や足関節底屈筋の低下に対して、カーフレーズを正しく行わせ、さらに側方移動の運動を同時に行うことにより足部の評価や治療に応用できることを学ぶことができました。
今回の講義を通して、立ち上がり・着座動作や歩行動作に重要な筋活動と関節運動を理解する事ができました。
 今後、治療展開をしていくための自分自身の勉学の為に今後も学んでいきたいと感じました。 また本日ご教授頂けた評価と運動療法の内容を今後の臨床において活用していくことで自分自身の治療の質を高めていきたいと思います。 今後もこのような勉強会が開催される際には、是非参加させて頂きたいです。


理学療法士 S・N


2018年10月28日

  • テーマ  呼吸リハビリテーションを考える~慢性呼吸不全から誤嚥性肺炎まで~
  • 講師   山中悠紀先生

参加者の声 1人目

 今回、私は10月28日に行われました姫路獨協大学医療保健学部 山中悠紀先生による「呼吸リハビリテーションを考える~慢性呼吸不全から誤嚥性肺炎まで~」に参加してきました。
 今回の講義では、誤嚥性肺炎の機序および介入手段から、呼吸不全の代表疾患であるCOPDの病態、また血液データなど客観的指標の解釈、さらに呼吸介助の実際の手技について実技を通してご講義いただきました。

 個人的に今回の講義は特に、誤嚥性肺炎の予防に関して着目し参加させていただいたのですが、改めて誤嚥性肺炎の難しさを痛感したとともに、COPDもそうですが、やはり多角的に・他職種と共同してアプローチしていくことが必要なんだなと感じました。
 誤嚥性肺炎は発症機序として、夜間寝ているときなどの不顕性誤嚥によるものが多いのですが、そこに対し理学療法士として関われる部分が、誤嚥と誤嚥による肺炎のリスクをそれぞれ分けて考えていかなければならないという部分も細かく知ることができ大変勉強になりました。私が働いている職場では、リハビリ職は機能改善(動作分析によるトップダウンでのimpairmentの想起含む)に重きを置いていますが、それだけでなくボトムアップでの評価および運動療法だけではないアプローチの重要性も改めて実感致しました。

 また、今回症例提示を通して、栄養障害についてもお話を頂きました。栄養障害は、低栄養状態かどうか、というところには理学療法士も着目するのですが、そこに対しREEや%IBMを考慮することの重要性、また在宅場面での栄養療法・指導の難しさを改めて考えさせられました。
 私の勤務している訪問リハビリでも、低栄養の改善および誤嚥性肺炎の予防は必須項目であるため、今回の講義を参考に、上記による状態変化および再入院を減らせるように努力していきたいと思います。

参加者 理学療法士 I・J

参加者の声 2人目

 今回、10月28日に開催されました、「呼吸リハビリテーションを考える~慢性呼吸不全から誤嚥性肺炎まで~」に参加させて頂きました。姫路獨協大学医療保健学部、山中悠紀先生にご講義頂きました。私は、地域包括ケア病棟で働いておりますが、年々肺炎をはじめとした呼吸器疾患の患者様が多くなっていると感じます。人工呼吸器管理が必要なほどの重篤な方はおられませんが、COPDの急性増悪を離脱された方や何度も誤嚥性肺炎を繰り返している患者様は特に多く、どのようにケアしていくか、どのように在宅に繋げていくか、という所に苦慮しておりました。その為、今回の講義を通して、日々の臨床の一助になれば、という思いで参加させて頂きました。

 午前は、誤嚥性肺炎の概論は勿論、摂食・嚥下障害や栄養、薬物療法などの多角的な評価やそれに対するリハビリテーションをご講義頂きました。また、COPDの病態から、最新の呼吸リハビリテーションのトレンドをエビデンスと共にご紹介いただきました。その中でも、体位排痰法に関する見解が興味深く、背臥位、左右の前傾側臥位を連続的にとらせていくことで排痰を促すというものです。同一体位では健側の肺もリスクを負ってしまうため、全身的な管理で行っていくことが重要であると学びました。呼吸器疾患はチームで患者を診ていくことが基本で、チームの協力なしには成し得ない事ですが、私ももっと医者、看護師などと連携を取りながら患者を診ていかなければならないと思いました。

 午後からは、まず解剖学的、運動学的なところから胸郭運動を評価するための講義をしていただき、実際の呼吸介助の実技を行いました。普段、四肢体幹の動作観察をするのと同様に、胸郭も胸肋関節や肋椎関節を評価していかなければならないと改めて感じました。また、最後に在宅生活中での呼吸器疾患の管理についてもお話しいただき、患者指導の重要さを認識できました。 今回のご講義では、在宅生活に繋げていく中で、患者指導と、それをサポートするチームの役割を明確にし、シームレスなケアを続けていくことがいかに難しい事であるかも改めて感じました。呼吸リハビリテーションのエビデンスはQOLなどの改善に対しては高いものの、肺そのものを改善するものではありません。その中でリハビリテーションの役割を確立させていくことも今後の課題であると感じさせるご講義でした。たくさんの貴重なお話を聞かせて頂き、非常に参考になりました。今後もこのようなご講義が開かれる際にはぜひ参加させて頂きたいと思います。

参加者 理学療法士 M・O



2018年10月07日

  • テーマ  セラピストの手の使い方とハンドリング技術 -実技を交えて-
  • 講師   鈴木俊明先生

参加者の声 1人目

  10月7日に開催されました関西医療大学大学院保健医療学研究科の鈴木俊明先生による「セラピストの手の使い方とハンドリング技術-実技を交えて-」についてのご講義に参加させて頂きました。  私は病院の回復リハビリテーション病棟で勤務をしておりますが、自身のハンドリングや介助がうまくできず、患者さんが「歩きにくい」「立ち上がりにくい」と感じているだろうと思うことがあります。もし、私がうまくハンドリングや介助ができれば、目の前の患者さんがもっと早くに退院ができる、退院後の生活がもっと楽に過ごせるのにと思っていました。そして、少しでもハンドリングや介助の技術が身に付けばと思い今回の講義に参加をさせて頂きました。

 講義では、ハンドリングの基礎となる触れ方から丁寧に教えて頂くことができました。実技の中では、実際に鈴木先生のハンドリングを体験させて頂き、改めて触れ方の違いを感じることができました。触れ方や誘導の仕方をうまく行うと、患者さんが自分自身で動いていると感じることができ、無意識下での感覚入力にもつながるという話を聞いて、触り方の大切さを再認識しました。また、講義の中で正常な基本動作を理解することの重要性についても教えて頂きました。立ち上がりや着座では、どのような順序で関節運動が生じるのか、またその時にどの筋肉がなぜ必要かなどついてもお話して頂きました。患者さんがなぜ立ち上がれないのか、なぜ着座がうまくいかないのかを解釈する際には、正常な動きとは何が違うのか、なぜ違うのかを理解する必要があると感じました。その為には運動学的にどの順序で関節運動が生じているのかを見極める動作観察の観点が重要と感じました。
 今回の講義に参加させて頂き、改めてハンドリングで患者さんの動作が変わることを実感しました。そして患者さんへの触れ方や誘導の仕方だけでなく、何が正常な動作とは違うのかについて解釈する為に、基礎となる運動学・解剖学の知識が大切と思いました。今後もハンドリングや介助について一つ一つこだわっていきたいと感じることができる講義であり、とても充実した時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。



理学療法士 S・Y

参加者の声 2人目

 今回関西医療大学大学院の保健医療学研究科の鈴木先生の[セラピストの手の使い方とハンドリング技術~実技を交えて]の講義に参加させていただきました。日々の臨床の評価と治療場面などで手の使い方やハンドリングを求められることが多いことを感じておりました。例えば、同じ患者様を評価、治療していてもセラピストによって手から評価できている内容、その後の治療にも差が出ている場面を経験します。知識の差もあるとは思いますが、やはりそこには手の使い方やハンドリング技術の差があると感じておりました。そのため今回の講義・実技を通して日々の臨床の一助になればと思い参加させていただきました。
 午前の講義では手の使い方、臨床動作促通法の紹介をしていただきました。臨床動作促通法とは治療者の手の圧を変化させて正常動作を導き出す方法で治療者は患者の異常動作をできるだけ正常動作に誘導するものであると学びました。手の圧の使い方を実際にペアでの実技練習を行いました。上手く誘導できず難しさを感じる部分もありましたが、実際に鈴木先生からフィードバックを受けながら繰り返し練習を行うことで理解も深まりました。今回の講義では実技練習に多く時間をとっていただいたので、より理解も深まりやすくとてもよかったです。
 午後の講義では椅子からの立ち上がり、着座、歩行動作、立位でのウエイトシフトなどの正常動作をご講義いただきました。どのような関節運動が先に生じるか、その時に重要な筋が何なのかなどをご教授して頂きました。私の知識になかった内容が多くあり、改めて勉強になりました。さらにその動作の誘導の仕方、筋活動の誘導の仕方を実技していただいたのでより臨床に役立つご講義となっておりました。実際に鈴木先生にご講義して頂いた後、ペアで理解できているかインプットしたものをアウトプットできるお時間を頂いたのも、より良かったです。
 今回のご講義では実技も多く含まれており、実際に体験すること、机上で学んだことがより理解することができました。非常に臨床に応用していきやすい内容でした。鈴木先生のご講義は、大変興味深く自身のモチベーションの向上にも繋がりました。たくさんの貴重なお話を聞く機会があり、非常に充実した一日を過ごすことができました。  次回からも、このようなご講義が開かれる際には、是非とも参加させていただきたいと思いました。

理学療法士 K・N

2018年09月16日

  • テーマ  認知症患者さまへの退院支援で知っておくべきこと、やるべきこと
  • 講師   千賀恵先生

参加者の声 1人目

  今回、喜馬病院リハビリテーション部の千賀恵先生による「認知症患者さまへの退院支援で知っておくべきこと、やるべきこと」というテーマの研修会に参加させて頂きました。 現在、勤務している病棟でも認知症を患っている患者さまは多く、退院先の決定やサービス利用の検討などに携わる機会は多いため、退院支援についてきちんと学んでおくべきだという思いから今回参加させて頂きました。
 午前の部では、「認知症患者さまの在宅復帰支援の理想と現実」「認知症ケア・リハビリテーション導入までのアセスメント」をテーマに講義して頂きました。在宅復帰を目指す理由や、認知症患者さまにみられる症状の大きな分け方についてご講義して頂きました。その中でも、認知症の重症度の捉え方について実際のカンファレンスを例に用いて説明して頂き、とてもわかりやすく身近に感じることが出来、大変勉強になりました。認知症の重症度の捉え方は、職種や立場によって様々であるということ、今後は認知症の重症度は「中核症状と周辺症状の2軸」で捉えること、家族やスタッフの負担感は「2軸+空間」で捉えることという内容が大変印象に残っています。特に、家族やスタッフの負担感を2軸+空間で捉えることについては、千賀先生のご家族のお話しを交えて説明してくださりとてもわかりやすかったです。

 午後の部では「根拠に基づく認知症ケアとリハビリテーション」「在宅復帰を円滑に行う環境設定の工夫ポイント」「安心して退院するためのサービス調整のポイント」「当院での認知症サポートチームの退院支援活動」をテーマに講義して頂きました。午後には、ワークショップも多く組み込まれており、楽しく講義を受けることが出来ました。また、食事介助のポイントや、それぞれの認知症の特徴なども説明して頂きました。千賀先生のお話しを聞いていると、私自身臨床の場面で不適切な質問や対応をしてしまっていたことに気付くことが出来ました。 今回学ばせて頂いた内容は、臨床に結びつきが大変強く、大変興味深い内容でした。今回学ばせていただいたことを明日以降の臨床にすぐに活かし、認知症患者さま・ご家族様に携わっていきたいと思います。貴重なご講義ありがとうございました。



理学療法士 T・M

参加者の声 2人目

 今回、私は千賀恵先生の研修会「認知症患者さまへの退院支援で知っておくこと、やるべきこと」に参加させて頂きました。
 私は現在、回復期病棟で認知症の患者様を担当させて頂いています。しかし退院後、本人様にどのようなサービスを利用して頂けたら本人様・家族様共に安心して生活して頂けるのか悩んでおりました。そんな時、千賀先生のこの研修会が開催されるとのことで、参加させて頂きました。千賀先生の講義は講義内容を聞くだけではなく、ディスカッションやグループワークもたくさんあったため、積極的に抗議に参加することができました。よって、とても充実した半日を過ごすことが出来ました。また、今回の講義のタイトルから退院支援後の話の内容が中心だと思っていたのですが、患者様が病院へ入院された時の対応の仕方や認知症の患者様に対してどんなリハビリテーションが必要になるのかといった退院前の内容もしっかり講義して頂き嬉しかったです。改めて自分の患者様への対応を再確認させて頂くことができました。


 今、世間一般的には認知症の患者様は認知が重度であると退院先を施設にすると考えられがちです。私も実際そう考えていました。しかし、本当に認知が重度であるのか評価し、見極める必要があるとご講義頂きました。またその見極め方は、認知の中核症状と周辺症状の二軸性で捉える必要性があり、さらにそれだけではなく、家族やスタッフの負担感は認知度+家族の受け止めれる量で捉えることが重要であることを学びました。これらを評価した上で自宅か施設かを検討する必要があることを学びました。
 また、患者様の自宅復帰に必要な要因は移動能力と食事が重要であることをご講義頂きました。私は始めトイレや移動が重要であると思っていました。しかし、重度の認知症高齢者は食事に問題を持っており、死亡率が高いという報告がされているそうです。今後、認知症の患者様を担当する際は食事面にも注意を配っていきたいと考えております。 本日の講義を活かして明日からの臨床に少しでも活かせるようにしたいと思います。またこのようなセミナーが開催されるのであれば、次回も是非参加してみたいと思います。


理学療法士 M・N


2018年08月19日

  • テーマ  「肩甲骨の安定性」を根拠をもって考える~研究データや筋電図データからの検討~
  • 講師   井尻朋人先生

参加者の声 1人目

 今回、喜馬病院の井尻朋人先生の研修会に参加させて頂きました。「肩甲骨の安定性」を根拠をもって考える~研究データや筋電図データからの検討~というテーマで、普段言語化すると曖昧になってしまう肩甲骨の安定性という概念について学びました。講義の始めの「肩甲骨が不安定とはどういうことですか」、との問いかけに対して私は動的な場面での肩甲胸郭関節と他の関節との協調的な動きができるかどうかということではないかと考えていましたが、動的場面では動くべき方向に動くべき方向、動くべきタイミングで動くこと、静的場面では正常な位置で肩甲骨が止まっていることであるという考え方を教えて頂きました。このことから、肩甲骨の安定性について聞かれているのに肩甲骨と他の関節の関連性を考えすぎているために肩甲胸郭関節の動きを曖昧に捉えてしまっていると実感しました。

 今回新たに学んだことは、肩甲骨の棘三角が肩関節屈曲時・外転時にどのような軌跡を描くのかということや、描く軌跡を知っていることで治療手技が正しいものになること、そして肩甲骨は上腕骨の受け皿となり骨性支持をしたほうが良い場合もあること、肩関節の筋力は肩甲上腕関節と肩甲胸郭関節の筋力の複合であるということでした。実際に他の先生の肩甲骨の動きを触診させて頂いたことで、理解が深まりました。 肩甲骨は胸郭と隣り合っているため、自由度が低いイメージがあり、肩甲帯が固定されてから上肢などの末梢関節が動くのではないかと考えていましたが、実際は肩甲上腕関節と肩甲胸郭関節は同じ作用をもっており、肩甲胸郭関節から遠位はとても自由度が高いというところが一番面白かったです。

 今後臨床において肩甲骨や体幹のアライメントと肩甲上腕関節を関連付けて考えた際、どのような肩甲骨の動きが一番その方にとって効率的であるかということを考えるのが難しく、課題となるだろうと考えます。しかし、体幹と肩甲骨を別の働きをもつと分けて考えられるようになったことで、問題点を捉えやすくなるのではないかと思っています。 今回学んだことを明日からの臨床で最大限に活かしていきたいと考えています。 ありがとうございました。

参加者 理学療法士 R・U

参加者の声 2人目

 8月19日に開催されました井尻朋人先生による「肩甲骨の安定性」を根拠に基づいて考える〜研究データや筋電図データからの検討〜についてのご講義に参加させて頂きました。私自身、普段肩関節に問題を抱えている患者様を担当させて頂く事が多い中で、肩関節疾患に対する評価や治療をどのように展開するべきか悩む事が日々あるため今回の講義に参加させて頂きました。  講義内容としては、午前の講義では今回のテーマとなる肩甲骨の安定性について講義頂きました。午後は午前中に学んだ肩甲骨の役割にちなんだ肩甲骨周囲筋の筋力強化方法や可動域改善方法について、井尻先生の研究結果を交えて実技を中心にご講義頂きました。

 午前中の内容としましては、肩甲骨の役割と視診、動作中での肩甲骨の役割についてご教授頂きました。また、肩甲骨の視診と動作中での肩甲骨の役割とはどのようなものなのかを実技を行い、一人一人に丁寧に触診方法や注意点を教えて頂いたため、より理解する事ができたと感じました。私自身印象に残っていることは前腕肢位の違いでADL場面の中で関わる筋肉が変化することです。肩関節疾患の患者様の多くは「棚上の物をとれない」や「洗濯物を干すのに苦労する」といった訴えが多い印象を受けます。それぞれの動作を行うときの違いは前腕肢位であり、回外・回内で肩関節周囲筋の筋活動について筋電図波形を用いて講義頂いたため、内容を理解することができました。
 今回のセミナーでは、「肩甲骨の安定性」について学ぶ事が出来ました。動的場面での肩甲骨の運動については触診を通して正常方向に肩甲骨が動いているか、また、静的場面では適切な位置に肩甲骨が位置しているかどうかを確認することが必要であり、肩関節疾患であるからといって肩関節のみに着目するのではなく、肩甲骨にも着目し評価・治療する必要があると感じました。

 電気療法などによって人工的に筋の収縮をさせる方法はよく使用することもありますが、田口先生によると青色の光線を当てることで筋の収縮を促す研究もされており、ラットが青 肩関節運動の際に肩甲骨はどのように動くのかを隣の人と話し合う時間を設けて頂き、お互いに理解出来ているか確認しあい、それでも分からない場合は丁寧に説明して頂いたため、自分で内容を整理する事が出来ました。  今回のセミナーで学んだことは明日からの臨床に役立つ内容ばかりでございましたから、次回もこのようなご講義がありましたら、次回もぜひ参加させて頂ければと思います。ありがとうございました。

参加者 理学療法士 T・Y



2018年07月08日

  • テーマ  体幹機能評価−解剖学、運動学で考える−
  • 講師   鈴木俊明先生

参加者の声 1人目

  7月8日に開催されました関西医療大学大学院で保健医療学研究科の鈴木俊明先生による「体幹機能評価−解剖学、運動学で考える−」についてのご講義に参加させて頂きました。理学療法士として臨床の場面で立ち上がり動作・歩行動作といった基本動作での実用性低下を認める患者様は多く、特に脳血管障害片麻痺患者様では体幹が問題となることが多い印象があります。
 しかし、評価をする上で体幹筋は内腹斜筋・外腹斜筋といった腹斜筋群や多裂筋・最長筋を背筋群といった複数の筋をまとめて考える傾向があり、患者様に効率的かつ効果的な治療を提供できていないと日々痛感しています。効率的かつ効果的な治療を展開するには体幹機能を理解した上で評価・治療しなければならない。その為、基本となる解剖学・運動学の知識が必要となるが、私は基礎知識が不十分であるため、今回鈴木先生のご講義に参加させて頂きました。  講義内容としては、午前中は体幹機能に関する解剖学・運動学を中心に触診などの実技を交えご講義頂きました。午後は午前中の解剖学・運動学に基づいて、座位姿勢・立位姿勢での重心移動時に必要となる関節運動と筋活動に加え、上肢挙上時での体幹筋活動について鈴木先生の研究内容とともにご講義頂きました。

  解剖学の内容としましては、それぞれの筋に個別の作用がありその中でも私が特に印象に残っている筋は内腹斜筋であり、内腹斜筋でも筋線維走行の違いで座位・立位姿勢において、側方移動で働く筋線維が違う事が今回の講義で学びました。そのため、同じ筋でも筋線維を分けて考える必要があることから、単に腹筋群・腹斜筋群・背筋群といった様に複数の筋を一つの筋として評価、治療をしてはいけないと学びました。また、姿勢・動作観察よりなぜこのような姿勢・動作を呈するのかを鈴木先生の研究データに基づいて、関節運動による現象・筋活動を丁寧かつ分かり易くご講義頂きました。
 今回のセミナーでは、分からないところがあれば隣の人とディスカッションして分かっているかお互い確認しあい、それでも分からない場合は分かるまで丁寧に説明して下さったため、自分で整理する事が出来ました。本日、ご講義頂いた内容は明日からの臨床に活かす事が出来るので、体幹筋でも細かく分類し、触診・評価する必要があると学びました。
 今後、このようなご講義がありましたら、ぜひ次回も参加させて頂ければと思います。ありがとうございました。



理学療法士 T・Y

参加者の声 2人目

今回、2018年7月8日に行われました、関西医療大学大学院の保健医療学研究科の鈴木俊明先生の「体幹機能評価―解剖学、運動学で考える―」に参加させていただきました。 今回の講義に参加させていただいた理由としましては、私は鍼灸師として日々臨床に出る中でわからない事が多く、基礎を学び、今後の臨床に少しでも活かしていきたいと思い、この講義に参加させていただきました。
 初めに、座位保持に必要な体幹機能の基礎で脊柱起立筋の中でも働きが異なることや、触診が可能な位置、それぞれの筋へのアプローチの仕方などをご教授頂きました。続いて、座位・立位での側方移動で必要な体幹機能の基礎に加え、実際にペアになり実技を行いました。
講義中に、鈴木先生が周りの方とのディスカッションの時間を設けてくださるので、分からなかった所をもう一度確認する事も出来ましたし、間違って解釈している所があってもその場ですぐ正すことが出来ました。また、その中でも学んだ事を一度アウトプットする事で、よりしっかり知識として身に付くと感じました。


 ペアになっての実技や、実際に自分自身が同じように体を動かし体感することで、関節の動きや、筋肉の活動の仕方がとても分かりやすかったです。実技においても、違った方向に動かしてしまうと全く違う筋肉へのアプローチになってしまったり、目的の筋肉に正しくアプローチ出来なかったり、細かく基礎から指導してくださったので理解した上で、考えて行う事が出来ました。
 今回の講義を通じて、基本的な筋肉の作用・走行に加えて一つの動作においての関連性などを理解する事で、動作観察、評価をし本当の問題点を見つけることが出来るということを学びました。その為に、今回学んだ事を臨床で活かし、更に今後も基礎となる知識を身に着けていきたいです。
 一つ一つ丁寧に、鍼灸師の私にもわかりやすくご教授頂いた鈴木先生、及び今回の講演会を開いて頂いたスタッフの方々、本当にありがとうございました。 次回からも、このようなご講義が開かれる際には、是非参加させていただきたいと思いました。


鍼灸師 S・B


2018年06月24日

  • テーマ  病院・施設での転倒予防~セラピストができること~
  • 講師   福田圭志先生

参加者の声 1人目

 今回、6月24日に開催されました、喜馬病院リハビリテーション部の福田圭志先生による研修会「病院・施設での転倒予防 ~セラピストができること~」に参加させて頂きました。私は現在、入職1年目で介護老人保健施設に勤務しており、入所されている利用者様のリハビリを担当させて頂いております。ある日、リハビリでの歩行練習中、担当利用者様が膝折れにより転倒し膝を打撲されるということがありました。それ以降、臨床でも転倒に対する恐怖心が芽生え、動きのあるリハビリを行うことに躊躇いを覚える時がありました。このような経験から、今回の研修会に参加することで機能面や環境面での転倒リスクを学び視野を広げることで、臨床での自身の立ち位置や環境設定の検討、再発防止や予防に繋げたいと考えました。
 午前の講義では、地域在住高齢者と施設入居者で、それぞれどのような要因で転倒が起きやすいのか、また転倒の方向ごとに伴いやすい骨折を、統計による健常者との比較を交えてご教授いただきました。老健勤務の中で実際に経験した転倒のケースを振り返りながら拝聴させていただいておりました。要因の上位として挙がっていた筋力低下や歩行補助具の使用といった点で一致しているところが多く見られ、なぜこれらの要因が上位に挙がってくるのか、改めて理解を深めることができました。

 午後からの講義では、パーキンソン病や脊髄小脳変性症、認知症といった疾患別での転倒の要因、またADLの自立レベルごとや日常生活上の環境での転倒リスクについて、実際に考える時間を設けていただきながらご教授いただきました。私は介護老人保健施設に勤務しているため、認知症やADLの自立レベルがB判定である方と接する機会が多いです。実際そのような方は転倒リスクが高いということで、老健に勤務する身としてより転倒に対する認識を深めることができました。また、実際に画像を用いて転倒に至りやすい環境を考える機会もあり、同時に他の参加者の方の意見も聞くことができたので視野を広げるという点ではとても有意義な時間を過ごさせていただきました。
 今回の研修会では、常に隣り合わせである転倒に関する知識や転倒リスクの考え方が乏しい私自身にも非常に理解がしやすいようなご講義をしていただきました。この研修会で得たことを糧に、臨床の場面で転倒予防や再発防止に繋がるようなリハビリの展開や環境設定を行っていけたらと思います。



理学療法士 K・H

参加者の声 2人目

 今回、喜馬病院リハビリテーション部の福田圭志先生による「病院・施設での転倒予防~セラピストができること~」というテーマの研修会に参加させて頂きました。
 現在、急性期病棟に勤務しており、臨床場面において転倒リスクのある患者様に接する機会も多いため、転倒予防を身につけておくべきだという思いから今回参加させて頂きました。
 午前の部では、「地域在住高齢者と入院・入所中高齢者の転倒について」「転倒方向別の骨折について」をテーマに講義して頂きました。今まで調べたこともなかった転倒の定義から、地域在住高齢者と施設入居高齢者それぞれの転倒リスクなどについて詳しく教えていただきました。転倒リスクについて、福田先生が臨床で経験したことや実際に注意している点をわかりやすく教えて下さったので、明日からでもすぐに臨床に活かしていくことができる内容でした。また、薬剤と転倒リスクの関係や、夜間頻尿のある方の転倒リスクなど臨床で経験することの多い場面について、研究の結果を基にお話ししていただき大変わかりやすかったです。転倒予防の取り組みの1つとして、転倒予防川柳を紹介して頂きました。これは実際に患者様や利用者様に記入していただいたもので、面白くとても良い転倒予防への注意の呼び掛けだと思いました。転倒方向別の骨折については、それぞれの方向別にリスクを評価するテストや、実際の患者様の映像をみて転倒方向を予測するなど大変興味深い内容でした。


 午後の部では「パーキンソン病、進行性核上性麻痺について」「認知症について」「小脳の機能について」「主なADL自立の目安について」「病院・施設で転倒を減らすために」をテーマに講義して頂きました。それぞれの疾患の病態から、疾患別の転倒予防法、評価法など教えていただき、勉強になりました。また、ADL自立の目安については私が臨床でとても悩んでいることの1つでありました。福田先生自身が、ADL自立の目安のために行う評価や、カットオフ値について教えていただき、これからADL自立を検討する際の指標を理解することが出来ました。最後に病院・施設での転倒を減らすために、実際に病室の写真を見ながら自分が思う転倒リスクのある点などを話し合いました。
 今回学ばせて頂いた内容は、臨床に結びつきが強く、転倒のインシデントを減らすためにもとても大切なことばかりでした。今回学ばせていただいたことを活かし、転倒リスクを常に意識しながら臨床に関わっていきたいと思います。貴重なご講義ありがとうございました。


理学療法士 M・T


2018年06月17日

  • テーマ  立ち上がり動作、歩行動作の動作分析
  • 講師   鈴木俊明先生

参加者の声 1人目

 今回、私は鈴木俊明先生の研修会「立ち上がり動作、歩行動作の動作分析」に参加させて頂きました。
 私は鈴木俊明先生の授業や講義を受講する機会が多くありました。鈴木先生は講義を丁寧にかつ分かりやすく説明してくださるので、動作観察が得意でない私でも、講義の内容を理解することが出来ます。また、講義中に先生がおっしゃった内容をまとめたり、隣の人とディスカッションする時間を下さるため、自分が講義の内容をどこまで理解出来ていてどこが出来ていないのかが確認できます。よって受け身にならず積極的に講義の内容に参加出来るのを魅力に感じ、今回参加させて頂きました。
 今回の講義の内容は、立ち上がり・歩行動作の基本的な動作についての復習や筋の触診、簡単な実技、さらにたくさんの患者様の立ち上がりや着座の動作のビデオを観て、動作のどこが問題となっているか周りの人とディスカッションをするといった内容でした。さらに今回は先生が研究されている新たな内容もご講義頂き、大変充実した内容でした。

 午前の講義は主に立ち上がりについての講義でした。正常な立ち上がりは初めに股関節屈曲が生じる前に胸腰椎移行部移行部での屈曲が生じることや座位で腰椎後弯・骨盤後傾が強い患者様に立ち上がり時に股関節屈曲を誘導するのではなく、初めに腰椎前弯・骨盤前傾を作ることが大切であることを学びました。
 午後の講義では内腹斜筋の触診や促通の方法、歩行時の筋活動についてご講義頂きました。内腹斜筋には横行下部線維と横行上部線維、斜行線維の3種類あり、斜行線維線維は上前腸骨棘の直上で斜めに触れるということや、立脚初期から中期では股関節伸展する際大殿筋が働くだけではなく、腸骨筋も同時に働くことを新しく学ぶことが出来ました。
 本日の講義を活かして明日からの臨床に少しでも活かせるようにしたいと思います。 またこのようなセミナーが開催されるとのことなので、次回も是非参加してみたいと思います。



理学療法士 M・M

参加者の声 2人目

 今回、関西医療大学の鈴木俊明先生による「立ち上がり動作、歩行動作の動作分析」についてのご講義に参加させて頂きました。臨床の場面において、動作観察から現象と運動を捉え動作分析を行い、問題点を見つけ治療するという、トップダウンの流れがとても大切だと感じています。そのため、今回、基本的動作である立ち上がり、歩行の動作分析について、知識を深めたいと思い、参加しました。
 午前中は、座位、立ち上がり、午後は立位、歩行時の関節運動、筋活動について研究結果、ディスカッションを交えながらご教授頂きました。
 立ち上がり動作に関しては屈曲相を作って行くために、腸骨筋による骨盤の前傾に伴う股関節の屈曲が重要で、足関節の背屈は積極的には必要でないと教えて頂きました。また屈曲相を作って行く前には骨盤後傾し、胸腰椎移行部の屈曲が股関屈曲に先行して起きる事を学びました。着座動作に関しては立ち上がり動作の逆パターンではなく、足関節の背屈による下腿前傾がとても重要になることを再確認しました。


 立位姿勢、歩行動作では同じ現象に見えることでも、どの相で起きているかによって原因は、全然違うということを学びました。また、実際に現象が起きている瞬間よりも、前の相に問題点があることが多く、動作観察をする上で、全ての相から問題点を統合する力が必要だと改めて感じました。
 鈴木先生の講義では、一方的な講義ではなく、その都度ディスカッションの時間を設けてくださっています。理解が追いついていない場合も、周りと共有することで、自分がどこまで理解しているかを確認することができました。また講義内、講義後、お忙しいところを質問の時間を長くとってくださるので、疑問点を解決することができました。
 今回学ばせて頂いた内容を日々の臨床に活かし、より良い理学療法を提供できればと考えています。また動作観察の講義は、継続して参加し、理解を深めることや、見る目を養って行くことが大切だと思っています。今後もこのような講義が開催されれば、必ず参加したいと思います。今回は貴重な講義をありがとうございました。


理学療法士 T・N


2018年05月25日

  • テーマ  「膝関節疾患における評価と治療」~基礎的な知識から評価スキルをアップする~
  • 講師   光田尚代先生

参加者の声 1人目

 5月25日に開催された、介護老人保健施設ヴァンベールの光田尚代先生のセミナーに参加させて頂きました。テーマは「膝関節疾患における評価と治療~基礎的な知識から評価スキルをアップする~」でした。
 私は4月に入職し介護老人保健施設に配属されました。担当させて頂く利用者様は、膝関節の制限が顕著な方や膝関節に痛みを訴える方が多く、1日に膝関節を触る機会が多いです。しかし、在学中に学んだことをなかなか臨床に活かすことが出来ておらず、膝関節へのアプローチに悩んでいました。そのため、今回の研修に参加させていただきました。今回、基礎となる膝関節周囲組織の解剖学、評価方法から実際の介入方法や手技を絡めながら非常に丁寧にご教授頂き、知識を深めることができました。
 ご教授頂いた中で、膝関節伸展から最大屈曲までの間に膝蓋骨は大腿顆部上を7cm滑るという内容がとても印象に残っています。自分の認識との相違があり今までの治療で、正常として治療対象から除外していたのだと気づくことが出来ました。

  また、実技の時間もたくさん提供して頂いたことで、より知識を深めることができました。筋力トレーニング、触診や可動域練習の際、肢位や場所の少しの違いでも治療効果の差が大きいとご教授頂きました。特にセッティングによる膝関節伸展筋力トレーニング方法についてのお話が特に印象に残っています。今まで、セッティングを行う際、膝下を枕に押すという指導ばかりしてきました。しかし、説明が利用者様にうまく伝わらず治療が難渋した経験があります。実際に、自分がセティング指導した時と光田先生がセティング指導した時とでは収縮の程度に差がありました。足首を上げながら膝を伸ばすという指導と、踵を前方に滑らせながら膝を伸ばすという指導の違いでした。求めている動作は同じでも言葉一つで利用者様のパフォーマンスに差が出てしまうのだと感じました。
 今回の研修会に参加させて頂いたことで、自分の認識との相違に気づくことができました。自分の評価や治療の際に足りていない部分を再確認することができ、明日から学んでいくきっかけともなりました。今回ご教授頂いた講義の内容を活かし、明日からの臨床に取り組んでいきたいと思います。貴重なご講義、有意義な時間を過ごさせて頂き有難うございました。



理学療法士 A・M

参加者の声 2人目

 臨床の現場ではご高齢の患者様と関わる機会があり、中でも膝関節に疾患のある方を多くお見受けします。患者様の中には病院の先生に「年だから仕方ない」と言われショックを受けた方もおり、一セラピストとして少しでも患者様のADLの向上に努めたいという思いで参加させていただきました。内容は基礎的な膝関節の解剖学、運動学にはじまり、触診や評価法、膝関節に関わる筋の説明やトレーニング方法、研究報告に至るまで幅広くご講義していただきました。
 はじめに座学では基礎となる解剖学を学び、膝関節は靭帯に依存した関節であること。運動学における膝関節の屈曲・伸展では「転がり」「空回り」「滑り」に回旋が複合した多中心性の運動であるということなどを詳しく説明していただき膝関節の特性、正しい関節運動をより深く理解することが出来ました。  実技では、骨の構造をイメージしながら膝蓋骨の動きを触診し、可動性の乏しい部位にダイレクトストレッチを行うなどのアプローチで変化を確認しました。


  人によってはScrew Home Movementが起こらないことがあること、もしくは逆に下腿が内旋してしまう場合も紹介して下さり、Screw Home Movementの評価や治療法も運動学を理解した上での実践なのでわかりやすく、実際の患者様に行っているかのように実技を行えました。
 また膝関節の伸展可動域を作るために重要な内側広筋斜頭のトレーニングでは、少しの肢位の変化や誘導の仕方で力の入り方が大きく変化することを実感しました。 光田先生の講義では実技が多く実際に見て触ることで、理解がより深まり臨床でもすぐに実践できることが沢山あり大変勉強になりました。臨床を行う上で一つのものに目を向けてしまうと他を見落としてしまうこともあると思います。ですが今回、光田先生のご講義を拝聴しまして、多方面から物事をとらえ固定観念に縛られないで治療を行う大切さを学びました。同じ疾患でも臨床で出会う患者様の症状は十人十色であり関節の動きも様々です。それに対応できるように多くの知識を身に付け、正しく評価し治療を行えるセラピストを目指し、今後も自己研鑽に励みます。大変有意義なご講義をしていただき有難うございました。


鍼灸師 S・Y


2018年04月08日

  • テーマ  セラピストに必要な摂食嚥下障害の基礎知識と実践
  • 講師   西川正一郎先生

参加者の声 1人目

  私は言語聴覚士として摂食嚥下リハビリに携わらせていただいています。 理学療法士である西川先生の「セラピストに必要な摂食嚥下障害の基礎知識と実践」のご講義に参加させていただきました。 ご講義の内容として、言語聴覚士の養成校では学べない事も多くありました。 頭頸部のストレッチングや食事時の姿勢について学ぶことができました。わからない事や疑問に思った事、また、ストレッチングの方法を西川先生が参加者の横に来てくださってご丁寧にご指導いただきました。そのため、すぐに臨床で役立てることができ、治療効果を実感することができました。 また、基礎知識を再学習する事もでき、有意義な時間となりました。それと同時に理学療法士の先生方も言語聴覚士と同じ領域に立たれていると考え、私の治療をより質の高いものにしていき、専門性を高めるべきであると改めて考えることもできました。午前中は座学と実際に参加者も水を飲み、姿勢を変えて飲んだ際の変化を実体験しました。その際は健常な私でも飲み込みやすさや飲みにくさを感じることができました。その際も西川先生の解剖学を交えたご説明で理解により繋がることができました。

  摂食嚥下機能の低下された患者様や利用者様はもっと飲み込みにくさを感じながらご飯を食べ、水分を摂取されていることを実体験し、苦痛なく食べられることの重要さや、食べられることの幸せは大きい事であると痛感致しました。私達の仕事はその幸せや喜びを継いでいけるとても素晴らしい仕事であると思っています。  この度、西川先生のご講義で強く感じたことは、嚥下に対して病院や施設、訪問リハビリ等の各方面で摂食嚥下に対して治療を行っているセラピストは多く存在すると思います。言語聴覚士のみでならず、理学療法士や他のコメディカルが連携を図ることで、食べる喜びをより長く続けていけることができると強く感じました。西川先生のような理学療法士さんも摂食嚥下に興味を持たれている方は多くいらっしゃると思います。私も言語聴覚士として、嚥下リハビリの質を向上させ、一人でも多くの方の幸せを繋いでいきたいと考えられるご講義でした。西川先生この度は貴重なご講義ありがとうございました



言語聴覚士 S・T

参加者の声 2人目

 今日の高齢者の死亡要因として、肺炎は悪性新生物・心疾患に次ぐ要因となっております。90歳代では、さらに多くの数を占めます。免疫機能の問題だけでなく、摂食・嚥下機能の低下により誤嚥し、肺炎を起こす高齢者の方は多いとされております。  私が働いている老人保健施設でも、昨年度に誤嚥性肺炎で入院された利用者が10数人も居てました。私も参加しているNST委員会では、今年度の目標が誤嚥性肺炎での入院数の軽減としているため、今回の「セラピストに必要な摂食嚥下障害の基礎知識と実践」に参加させて頂き、理学療法士としてできることを学びたいと思いました。 午前中の講義では、学生のときにはそこまで勉強もしておらず、記憶にも曖昧にしか残っていなかった摂食・嚥下に関しての解剖学・生理学を中心にわかりやすくご講義をして頂きました。座学だけでなく、実際に嚥下をしながらの講義であったため、何故嚥下が行いにくいのか・何故誤嚥してしまうのかについてより一層理解を深めることができました。 また歯や歯肉、唾液、加齢による変化についての説明もして頂き、これらが摂食・嚥下に関わることについても理解することができました。


  午後からの講義では、 午前の解剖学・生理学の内容を踏まえた上で実技中心にご講義をして頂きました。動画を見ながらの説明や、評価方法については実演しながらの説明であり、頭の中でイメージしやすく、とても記憶に残るご講義でした。午前の講義で基礎的な話をして頂いたおかけで、午後からの講義内容はとてもわかりやすく、明日からの臨床に活かせると感じました。  今回の研修会では、摂食・嚥下機能に関しては、言語聴覚士がメインの範囲であると考えていた私でもわかりやすいように基礎的な内容から、評価方法・アプローチ方法までご講義をして頂きました。今回の研修会で得た内容は、今後臨床で活かすことのできる内容であり、理学療法士としても、摂食・嚥下機能に関してできることはたくさんあると痛感できました。今回の研修会を経て、摂食・嚥下機能の評価・アプローチに目を向け、患者様のQOL向上のために今回得た知識を臨床に活かせるようにしていきたいと思います。


理学療法士 S・M


2018年04月22日

  • テーマ  動作分析の基礎 ‐運動と現象の理解を中心に‐
  • 講師   鈴木俊明先生

参加者の声 1人目

 現在、病院の回復期病棟で勤めており、臨床現場でなぜ患者様がその動作をできないのか・何が問題点なのかを評価することに難渋することがあり今回参加させて頂きました。 研修会はトップダウン過程の評価で動作分析をしていくことで患者様の運動の分析、問題点の分析をするという内容でした。動作分析では体幹傾斜と骨盤挙上の違いやその現象の原因がどの筋のどの線維なのか、また体幹ではなく足部が原因なのかなど細かな評価の方法までご教授頂きました。実際に動画や写真を提示して頂き、動作分析することで理解を深めることができました。

 今まで細かな評価、例えばトレンデレンブルグ徴候とトレンデレンブルグ様の歩行の精査などできておらず、本来の問題点を把握できていないことがあったと感じました。また、今回の研修会の中で鈴木先生のお話の後に参加者の方と確認する時間を取ってその場で理解を深めながら進行して頂けたので、疑問点を解消しながら次のお話を聞くことができました。 今後、臨床の場で患者様の動作分析を行う際にその原因が何なのかを解剖学的に捉えて精査し、ピンポイントでアプローチを行っていきたいです。また、回復期病棟勤務ということでアプローチする時間の長さに甘えていた部分もありましたが、今後はアプローチ後の即時効果を意識したいと感じました。貴重なご講義ありがとうございました。



作業療法士 S・Y

参加者の声 2人目

 平成30年4月23日に、関西医療大学大学院で保健医療学研究科の鈴木俊明先生による「動作分析の基礎~運動と現象の理解を中心に~」というご講義を受けさせて頂きました。参加に至った動機と致しまして、正確な動作観察から導き出される動作分析の精度を向上させたかったからです。動作分析は臨床において必要不可欠でありますが、関節運動ではない現象を正確に観察することが出来なければ誤った治療展開になる、と痛感しておりました。そのため、本講義を受けることで、動作観察で惑わされてはいけない現象について、運動学的な観点からご教授して頂けると考えて参加させて頂きました。
 午前中のご講義は理学療法評価におけるトップダウン評価の重要性についてでした。どのような身の回り動作や生活関連動作においても、治療展開にトップダウン評価を用いることができる。そのため、理学療法を行うにはこの評価法を高い水準で会得する必要性があるとご教授して頂きました。また、リハビリテーションを開始する急性期はとくにトップダウン評価を応用して治療展開を行う必要性があると学ばせて頂きました。さらにご講義を進められる中で、鈴木俊明先生自ら実技をして頂けたため、とても理解しやすくいご講義となっていました。


 午後からのご講義は運動と現象について、実際に沢山の症例様を通して分かりやすくご説明して頂けました。この中で、見極める力を養うためにディスカッションや考える時間、触診実技等をご教授して頂き、動作観察と動作分析をより深めることが出来ました。また、さまざまな運動と現象について、なぜこのそれが生じるのかを運動学的見解でご教授して頂けたため、臨床の場面で即戦力となる知識を増やすことができました。
 今回のご講義を受けさせて頂き、私は本当に適切なトップダウン評価を行えているかどうか、見直す機会を頂けたと感じております。今後、沢山の頂いた知識を臨床の場面で活かせるように、より一層、運動と現象を見極める観察力を磨いて行こうと思います。


理学療法士 A・Y


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