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セミナー実績results

2016年12月18日

  • テーマ  肩関節バイオメカニクスの基礎と臨床への示唆
  • 講師   甲斐義浩先生・三浦雄一郎先生

参加者の声 1人目

 今回、京都橘大学の准教授である甲斐義浩先生と伏見岡本病院のリハビリテーション科の技師長である三浦雄一郎先生による「肩関節バイオメカニクスの基礎と臨床への示唆」についてのご講義に参加させていただきました。
 私は、普段から肩関節に興味があり勉強しておりましたが、肩甲上腕関節と肩甲胸郭関節の問題どちらが優先順位として高いのか悩むことがありました。また、筋力低下しているが上がる人や筋力低下ないのに上がらない人など検査と不一致な点が多々あり臨床場面で難渋しておりました。今回、バイオメカニクスの観点から自分の考えている疑問を解決する手がかりを探るために今回のご講義に参加させて頂きました。

 今回の内容としましては、午前は姿勢変化による肩甲骨の動きの違いや左右差による影響などを磁気センサーでの研究を用いてご講義頂きました。午後は臨床場面でよくある例を基に実技を丁寧に教えて頂きました。
 今回ご講義頂き、いままで見てきたことが間違いと気づかされました。特に筋力強化があったとしても肩甲骨の初期位置が変化しているだけで上方回旋の移動量に変化がないと教えて頂きました。普段、筋力低下があることで肩甲骨の動きに変化があるとバイアスがかかっていたため、視野が狭くなっていましたが、今後の臨床を考えるための視野が広がり勉強になりました。また、午後の実技にて上肢挙上時に必要な腱板筋による切り替えの作り方やその方法を教えて頂きました。普段は座位で行うことが多かったのですが、背臥位や側臥位による負荷量の調整や筋の活動の違いを考える必要性があると、大変勉強になりました。


 今回のご講義を通して、検査や視診の情報に頼る前に肩甲骨・上腕骨・鎖骨の動きをしっかり知る必要があると再認識致しました。以前まで考えていた肩関節の問題からもう一つ先の視野を広げることができ、大変勉強になりました。今後は肩甲骨を含めた動きをより評価していこうと思います。今回、教えて頂いたことを患者様・利用者様に還元できるようにしていきます。


理学療法士 S・R

参加者の声 2人目

 今回、甲斐義弘先生、三浦雄一郎先生による「肩関節バイオメカニクスの基礎と臨床への示唆」についてのご講義に参加させて頂きました。
 私は解剖学や運動学に対し、大変興味があります。その中でも肩関節周囲の勉強をよく行います。また、以前にも三浦先生のご講義を受けたことがあり、そちらの内容は大変理解できやすく、現在もそちらの内容を臨床で活用させて頂いております。そこで、今回のご講義では、三浦先生だけでなく、甲斐先生からも肩関節についてのお話をお聞きし、臨床に活用できればと思い、参加致しました。


 今回のご講義では、甲斐先生からは健常者での肩関節の動き、筋活動の話しから高齢者、姿勢変化による影響、腱板筋についてと、幅広い研究から得られた内容を詳しく教えて頂きました。1つ1つ興味があるものばかりで、大変勉強となりました。三浦先生からは実技を中心に行ってい頂き、肩関節への有効な評価やアプローチ方法を教えて頂きました。ご講義中、受講者全員が理解できるように、1人1人個人的に三浦先生自身が教えて頂くような時間まであり、触り方や着目点までと細かいところまで理解することができました。甲斐先生、三浦先生ともに教えて頂いた内容は、実際に臨床で活用していきたいと感じました。


 今回のご講義によって、肩関節バイオメカニクスについて学習することができました。また、臨床に活用できることをたくさん教えて頂き、大変充実した一日となりました。今後も甲斐先生、三浦先生のご講義がある際には、積極的に参加したいと思います。


理学療法士 S・T


2016年12月04日

  • テーマ  現場で活かす!セラピストのための認知症ケアとリハビリテーション
  • 講師   千賀恵先生

参加者の声 1人目

 今回、喜馬病院リハビリテーション部の主任であり、地域包括ケア病棟に勤められている千賀恵先生による「現場で活かす!セラピストのための認知症ケアとリハビリテーション」についてのご講演に参加させていただきました。
 私は、普段から認知症患者を担当させていただくことも多くあり、認知症患者の接し方は意識しながら介入させていただいております。その患者はどのようなことは記憶されていて、どのようなことは記憶されていないのか、常に話をしながら確認しておりました。また、どのような環境設定ならば病棟内で迷うことなく、安全に生活していただけるのかということは考えておりますが、うまく促せていないように感じておりました。今回、本当にその接し方でいいのか、どのように促すべきなのかという疑問があったため、ご講演に参加させていただきました。

 今回の内容としましては、認知症患者の評価の重要性、認知症患者の運動療法を座学だけでなく、実技にて運動を体験させていただきました。
 今回、特に印象に残ったのは、認知症患者の評価と変形性膝関節症患者の評価が似ているという考え方でした。問診は重要であると考えておりましたが、整形疾患と認知症の評価が似ているという考え方はしておりませんでした。しかし、千賀先生のお話を聞くと、認知症患者の評価の乏しさに気付くことができました。また、ご家族の方からの情報からも患者の生活や、患者の性格を予測することができ、MMSEの重要性についても、改めて感じることができました。運動療法では、実際に負荷量を設定し、有酸素運動を行いました。設定した負荷量は健常者の私達でもしんどいと感じるものであり、患者に合わせた負荷量の設定の重要性を再認識することができました。


 今回のご講演を通して、認知症患者の評価の重要性だけでなく、運動負荷量の設定の重要性まで再認識することができました。その患者がどのような認知症なのか、どのような背景の中で生活されてきたのかということを今後は意識しないといけないと感じました。それらを考えた上で、環境を設定し、理学療法を実施するべきだと改めて感じることができました。今後は、教わったことを活用させていただき、認知症患者と接していきたいと考えます。


理学療法士 Y・K

参加者の声 2人目

 今回、喜馬病院の千賀先生の「現場で活かす!セラピストのための認知症ケアとリハビリテーション」という内容の講義に参加させて頂きました。私は回復期で勤務させて頂いているのですが、認知症を有した患者様と接する機会の中でアプローチの方法に難渋していると感じる事が多くあります。そのため、認知症に対する考え方や、根拠に基づいたアプローチを知ることで、今後の臨床でよりよいアプローチを行えるようになりたいと思い、参加させて頂きました。


 午前中の講義では認知症ケアのチームアプローチの話や、認知症の評価や問診の重要性についてご講義して頂き、午後からは認知症のタイプ別のケアの工夫と、セラピストの視点での認知症ケアについて実技を交えながら学ばせて頂きました。
 認知症ケアのチームアプローチの話では、認知症ケアが上手くいかないのはチームが上手く連携がとれていないからである、とお話しして下さいました。チームではそれぞれの役割を把握し、時にはお互いをカバーし合うことも大事であるとのことでした。また、セラピストは医療と介護の中立な立場でケアできるのではないかと、認知症ケアにおけるセラピストの役割の可能性をお話しされ、とても感銘を受けました。
 認知症の評価や問診、認知症のケアの工夫では、模擬症例を用いて個人で考えた後、グループディスカッションを行いました。それより、認知症ケアをより身近なものとして捉えることができ、色々な意見を参考にして今後に活かす事ができると感じました。また、認知症の重症度は中核症状と周辺症状の2軸で分けて考えると良いとお教え下さりました。それにより、重症度がイメージしやすく、中核症状と周辺症状で対応が違うため分けることで適切に対応できる、ということを分かりやすくご説明して下さりました。


 セラピストの視点での認知症ケアでは、タイプ別に分けた効果が出やすいリハビリ内容やタイプ別のリハビリ時の注意点についてお話しして下さいました。認知症のタイプがどういうものがあるかはある程度知ってはいたのですが、講義を受けるまではあまりタイプを考えずにリハビリを行っておりました。今回の講義ではタイプ別で効果の出やすいリハビリを具体的に、時には実技を交えながら教えて下さったため、今後認知症の方のリハビリとしてより効果的な内容を提供できると感じました。
 認知症の方と接する機会は、今後もあるだろうと思います。その際に今回の講義を参考に、セラピストとしてできることをしたいと考えております。貴重なご講演ありがとうございました。


理学療法士 H・H


2016年11月27日

  • テーマ  根拠に基づいた肩関節のリハビリテーション~高齢者にみられる疾患に注目して~
  • 講師   井尻朋人先生

参加者の声 1人目

 今回、医療法人寿山会喜馬病院の井尻朋人先生の講義「根拠に基づいた肩関節のリハビリテーション~高齢者にみられる疾患に注目して~」に参加させていただきました。私は現在介護老人保健施設で働かせていただいており、肩疾患の利用者様を多く担当させていただいております。単なる肩疾患にとどまらず円背や脳卒中を合併した方などを診ていく中で評価や治療方針を立てるのが難しく感じていたので今回の講義に参加させていただきました。
 午前中の講義では、肩疾患に関わらず、リハビリで得た機能と生活動作をどう結び付けていくかというコンセプトを話してくださり、より質の高いリハビリテーションサービスの提供方法を学ぶことが出来ました。また、受傷起点や画像所見より、どの軟部組織がどの程度損傷されているのか、それによってどのような現象が予測されるかという内容を、演習を中心に学ばせていただきました。解剖学の知識から現象を予測し、どのように治療プログラムを立てていくかという理論を、実例を交えて学ぶことが出来たのでより深く、臨床応用しやすい知識を得ることが出来ました。

 午後からの講義では、実技演習を中心にご講義していただきました。まずは筋肉の触診から始まり、その後、上腕骨頭や肩甲骨の触診を、運動学を交えて学ぶことにより、正常と異常運動の区別、治療方針の決定の仕方まで繋げて学ぶことが出来ました。
 本日の講義を通して、肩疾患の受傷時の状態から回復経緯を学び、さらに評価や治療方針の方法を、具体的に実技を交えて御講義していただいたため、大変わかりやすく、知識・技術習熟に繋がりました。本日の講義で学んだことを日々の臨床場面で用い、さらに深く肩疾患の評価・治療を行っていこうと思います。貴重な御講義ありがとうございました。


理学療法士 Y・H

参加者の声 2人目

 今回、喜馬病院の井尻朋人先生に「根拠に基づいた肩関節の評価と治療 〜高齢者にみられる疾患に注目して〜」という内容で講義をして頂きました。今回の講義では午前中は講義を中心に肩関節だけでなく他の関節も含めてどのような視点で評価し、どのような治療プログラムを立てていくのかを先生の外来診療での経験から伝えていただきました。その講義ではさらに普段行う治療の中でしっかりと評価指標を行い、介入前後の評価だけでなく介入後の患者様の生活に変化を与えることで、より効果的に治療を進めていけるような考え方を伝えていただきました。


 加えて午前中の講義では治療前の画像からどのようなことを想像しながら肩関節を評価していくのかを実際の画像を使用しながら、評価させていただき、どのような受傷機転で、どのような組織に損傷が生じているのかなどを参加者同士で話し合いながら学ぶことができたのでとてもよく理解することができました。また上腕骨頚部骨折の患者様の評価について教えていただくこともできました。



 午後の講義では肩関節周囲炎の方の評価や治療の仕方などを実技を交えながら学ぶことができました。その中で特に肩関節の動きの評価の仕方や問題点の評価の仕方などを参加者同士、ペアになって実際に学ぶことができましたので、明日からの臨床で使用できるような知識を学ぶことができました。今回実際の疾患を例に挙げて講義を行って、いただきましたのでとても理解を深めることが出来ました。次回もこのような機会が得られましたら是非受講したいと思いました。本当にありがとうございました。


理学療法士 T・M


2016年11月20日

  • テーマ  脳血管障害片麻痺患者の歩行の問題と治療
  • 講師   渡邊裕文先生

参加者の声 1人目

 今回、六地蔵総合病院の渡邊裕文先生に「脳血管障害片麻痺患者の歩行の問題と治療」という内容で講義をして頂きました。今回の講義では午前中に歩行に関して、脳神経の側面からの内容や予測的姿勢制御の話などを分かりやすく教えていただきました。
 また午後からの講義では講義の参加者1名の姿勢や歩行などを参加者全員で評価しました。評価のポイントや介入方法などを1つ1つ、わかりやすく教えていただき、今後の臨床でも活用できるような内容となっていました。その後、2人組のペアになり先ほど聞いた内容を参考にしながらお互いを評価し、介入させていただきました。

 教えていただいた内容を実際に自分で行ってみることで、理解を深めることができ、臨床などに応用するにあたっての疑問なども持てましたので講義受けて大変良かったと思いました。 臨床上で脳血管障害片麻痺患者の症例様を担当することも多くあり、今後の臨床に活かしていきたいと思いました。また実技では私の技術不足も改めて感じることができましたので、今後もこのような機会が得られましたら参加したいと思いました。


理学療法士 M・T

参加者の声 2人目

 今回、六地蔵総合病院リハビリテーション部部長である渡邊裕文先生による講習会に参加させて頂きました。渡邊先生は脳卒中患者様の治療の臨床経験が豊富であり、以前から先生のお考えについてとても興味があり、今回参加させて頂きました。テーマは「脳血管障害片麻痺患者の歩行の問題と治療」でありました。
 午前は講義を中心に、脳卒中患者様の歩行の特徴やヒトの立位や歩行など、健常者と比較しながら話を進めて下さいました。また、どうして脳卒中患者様は姿勢制御が困難な場合が多いのか、その際身体ではどのような器官が働く必要があるのかなどご教示頂きました。脳神経系の解剖や神経機構などは知っているようで、普段臨床では見落としていることが多くあることに気づくことができました。


また特に二関節筋は一動作中にも、近位と遠位では作用や働きが違っていることが多く、その制御は脳卒中患者様には非常に難しいといったことから、観察の視点がより詳細に広がったような気がしました。
 午後は実技を中心に評価-治療展開まで体験することができました。姿勢観察や動作観察の中から渡邊先生と一緒に考えながら進めて頂けたことで、より多くの視点で考えることの重要性を再確認できました。患者様を想定した治療介入では、治療をする側の下肢だけでなく、反対側下肢のポジションや足底からの感覚情報を意識し介入することで、治療対象側の下肢の動きが変わってくることに感銘を受けました。


 私は普段の臨床では脳卒中患者様を担当する機会は少ないですが、健常者でも同じように応用できるのではないかと思いました。外部からの感覚刺激が体の中でどのように伝わって、脳ではどのように処理され運動に繋がるのか。姿勢制御や運動においても外部からの感覚は非常に重要であると感じました。疎遠に感じやすい目には見えない神経系のお話ではありましたが、とてもわかりやすくご教示頂き、とても貴重な時間を過ごせたと思います。今後もこのような機会があれば、是非参加させて頂きたいと思いました。本当に有難うございました。


理学療法士 S・Y


2016年11月13日

  • テーマ  正常動作の分析と体験~実技を中心に~
  • 講師   森憲一先生

参加者の声 1人目

 今回、大阪回生病院の森憲一先生に「正常動作の分析と体験~実技を中心に~」という内容で講義をして頂きました。今回の講義で今まで治療で何気なく患者様に説明し、指導してきた寝返り動作や起き上がり動作をいろいろな条件下で自分の体で体験することによって、今まで知識としては理解していたものを体で感じることが出来ました。それによって介助の仕方などはもちろんのこと自分の動作に対する考え方や感じ方、考察の仕方も見つめ直し、深く考えることが出来ました。

 午前中に講義して頂いたスライドでは運動を構成する要素などを説明して頂き、また今後どのように自分で学習していくためにどの様に学習していくのかなど自分の学習に対する姿勢を改めて考え直すことが出来ました。 午前中と午後の実技体験ではいろんな動作を行いながら、自分で行った行動に対して自分の体がどのように変化したかを自分で評価することによって普段の学習に比べてより深い考察を行うことが出来ました。



また他の参加者の動作を観察する時間も取っていただいていましたのでそこに他者の動作に対しての考察も加えることが出来たため、頭も体も使いながら学ぶことが出来たのでいつも以上に多くの物を得ることができたのではないかと感じました。この体験を臨床上で生かしていき、より深く考えて業務に臨めるように心がけていきたいと思うとともに、また森憲一先生の講義に参加したいと思いました。


理学療法士 M・T

参加者の声 2人目

 今回、互恵会大阪回生病院のリハビリテーションセンター技師長をされている森憲一先生による「正常運動の分析と体験」についてのご講演に参加させていただきました。私は、臨床場面において、評価から治療へ繋げるためには、まずは正常運動を理解していることが重要であると日々感じております。まず正常運動とは何か、また、その正常運動の引き出しを増やしたいと思い、この講演に参加させていただきました。


 今回の内容として、初めは、スライドを中心に、自己イメージと潜在的可能性について、自己イメージは潜在的可能性に比べるとはるかに小さいものであることや、学ぶことは真似るということだけではなく、学んだことに対するvariationを増やしていくことが重要であることを教わりました。その後の時間は、全て実技を行い、寝返りや起き上がり動作を中心とした正常動作を学ぶ時間を設けていただきました。起き上がり動作は、on elbowからon handを経由していくのが正常動作であります。これは、教科書や書籍などに記載しています。今回の講演では、on elbowからon handを用いない起き上がり動作の方法を、自分の潜在的可能性を引き出しながら、実技を交えて行いました。


また、今回は「心・技・体」の「体」に着目し、講演していただきました。「技」の一部である知識に頼り過ぎたセラピストは、自らの体験に基づいた技術ではないため、評価や治療、ハンドリングを行う際に、患者様の反応を感じることができない傾向にあると言われておりました。これでは、自己への成長へ繋げられないことが多いとのことでした。
 今回の講演を通して、セラピストにとって必要なことは、「How to」を積み重ねて知識を蓄積するだけでなく、潜在的可能性を自らで引き出し、知識と技術を結びつけることが重要であると学びました。それにより、臨床場面での治療へ活用できると考えます。


理学療法士 T・Y


2016年10月30日

  • テーマ  エビデンスに基づく膝関節の運動療法
  • 講師   光田尚代先生

参加者の声 1人目

 今回、喜馬病院の光田尚代先生に「エビデンスに基づく膝関節の運動療法」というテーマで講演していただきました。
 これまで変形性膝関節症などの膝関節疾患の患者様を担当させていただく機会がありました。推奨が高いエビデンスは知っているものもありましたが、個々の患者様に上手く使うことができず、臨床の中で膝関節の可動域・筋力や痛みを改善することに難渋することがありました。そのため、今回の講義を通して何か臨床の手助けになればと思い講義に参加させていただきました。

 午前の講義では、エビデンスの紹介と、膝関節の解剖と運動学を中心にご講義いただきました。エビデンスの紹介では、エビデンスは大事であるが、個々の患者様に合わせたことをすることが重要であるとご教授頂きました。また「患者様は教科書である」という言葉がとても印象に残りました。どんなに知識を蓄えても、患者様に反映できないと意味がありません。実際に触れさせていただくことで、多くのことを教えていただけます。それをしっかり感じ取りながら日々の臨床を行っていかなければならないと再認識いたしました。解剖では、膝蓋骨や半月板の役割や構造などを大変わかりやすくご講義いただきました。例えば半月板が膝関節伸展時には前方へ移動することは知っていましたが、なぜかということは曖昧でありました。しかし今回のご講義ではその理由も詳しくご教授頂けたのでより一層知識が深まりました。
 午後の講義では実技を取り入れてご講義いただきました。実際に触れることでより一層講義の内容が理解しやすかったです。また膝OAの内容でKAMの話が出てきました。今回、印象に残った内容として、健常者でも立脚期にKAMが作用するが、KAMを最小化するためのメカニズムがあることでした。KAMを最小にするメカニズムとしてICの環境が正常であることが条件であるとご教授いただきました。


 今回のご講義では実技も多く含まれており、体験することで非常にイメージしやすく考え方もふまえ、臨床に応用していきやすい内容でした。光田先生のご講義は、大変興味深く自身のモチベーションの向上にも繋がりました。また、たくさんの貴重なお話を聞く機会があり、非常に充実した一日を過ごすことができました。
  次回からも、このようなご講義が開かれる際には、是非とも参加させていただきたいと思いました。


理学療法士 N・K

参加者の声 2人目

 今回、喜馬病院介護老人保健施設ヴァンベールで課長として勤務されている光田尚代先生による「エビデンスに基づく膝関節の運動療法」についてのご講演に参加させていただきました。
 膝関節疾患は、臨床上必ずといっていい程介入させていただく機会の多い疾患でもあります。今回は膝関節の解剖・運動学のみならず臨床場面で応用できる評価方法もご紹介して頂きました。特に膝関節の屈伸軸では解剖学的に骨の形状や運動の軌跡などより詳細にご講義していただき、可動域を向上させるうえで、どのように誘導すべきであるか、どんなところに着目すべきかなど膝関節周囲構造を再確認することができました。さらに、動作観察をするうえで、受傷部位である膝関節のみならず隣接関節である股関節・足関節への影響に関してもお話を聞くことができ、評価するうえで他関節への影響も考慮しなければならないと思いました。


 その他にも、実際に実技を交えながら膝関節筋を触診したり、膝窩筋の筋力強化方法など明日からの臨床に活用できる内容でありました。また、膝関節の運動療法に関するエビデンスもご紹介して頂き、膝関節への理解を深めることができる内容であり非常に良い経験になりました。ありがとうございました。



理学療法士 H・N


2016年10月23日

  • テーマ  ジストニアと鍼治療
  • 講師   鈴木俊明先生・谷万喜子先生

参加者の声 1人目

 今回、関西医療大学の鈴木俊明先生と谷万喜子先生の講義、「ジストニアと鍼治療」に参加させて頂きました。
 私は、鍼灸師としてジストニアの患者様を担当することがあります。様々な症例を治療する中でたくさんの疑問が生まれ、それを解決したく思い、今回の講義に参加させて頂きました。

 午前中は、鈴木俊明先生の講義でした。ジストニアという症候群の概要から始まり、それに対して鍼治療がどういった効果を上げているか、また具体的な症例の発表などをして頂けました。情熱的に語って頂き、午前の2時間が本当にあっという間でした。講義中の質問だけでなく、普段から疑問に感じていたことまで丁寧に教えて頂き、感動致しました。



 午後からは、谷万喜子先生の講義でした。循経取穴理論の説明や、ジストニア治療での手技などを事細かにご指導頂きました。こちらは、ほとんどを実技時間として講義して頂き、明日から使えるといった技術をご教授頂きました。非常に得るものが多く、濃密な時間を過ごさせて頂きました。
 今後、こちらの講義があった際には、是非参加させて頂きたいと思います。


鍼灸師 M・R

参加者の声 2人目

 今回、関西医療大学大学院の鈴木俊明先生、関西医療大学の谷万喜子のセミナーに参加させて頂きました。テーマは『ジストニアと鍼治療』でした。今まで私自身、ジストニア患者様の治療を担当したことはありませんでした。その為あまりジストニアという病気に関して知識がなく、また集毛鍼に関しても臨床的効果はあると聞いてはいましたが、本質的なことを理解できていなかったので今回セミナーに参加することを決めました。



 今回の内容と致しまして、午前中は鈴木俊明先生によるジストニアの発症機序や病態、鍼治療の展開などを中心に御教授頂きました。今まで私はジストニアとは単に原因不明な脳の障害という程度の理解しかありませんでした。しかし、精神面だけではなく、外傷、事故など症候性ジストニアという分類があるとも初めて知りました。ジストニアという病気は筋緊張の亢進しているイメージがあったのですが、ネガティブジストニアという筋緊張が低下しているジストニアがあるということで、その患者様の本質を見抜いて治療することが大切と御教授頂きました。


 午後からの谷万喜子先生の実技では、経穴を使った経穴刺激療法や集毛鍼の使い方など、基本動作から丁寧に教えて頂きました。今まで集毛鍼の使い方を一から教わった事が無かったので、とても勉強になりました。集毛鍼は皮膚の伸張に対してもアプローチが出来るので、今後の臨床でも活かしていきたいと思います。


鍼灸師 K・T


2016年10月09日

  • テーマ  体幹の運動療法の考え方と実践
  • 講師   三浦雄一郎先生

参加者の声 1人目

 今回、伏見岡本病院リハビリテーション科の三浦雄一郎先生の「体幹の運動療法の考え方と実践」というセミナーに参加させて頂きました。
 今回のセミナーに参加させて頂きました理由は、臨床で患者様の問題点として体幹を挙げた際、その先の治療が効果的で効率的なものなのかということに日々疑問を持っており、解決するきっかけになれば嬉しいと考えたからです。また、日々の臨床で体幹機能の重要性を感じているため、さらに体幹について学びたいと考えたからです。

 三浦先生には、ご自身も腰痛に悩まされていたというご経験から、筋電図を用いた体幹の筋活動研究結果はもちろん、肩関節の筋活動についてもご講義頂きました。詳細な内容と致しましては、午前中は、姿勢による上肢挙上時の筋活動の違い、筋の姿勢保持と運動への関与の違い、ブリッジ活動・テンタクル活動、歩行時・肩関節屈曲時の体幹筋の筋活動についてご講義頂きました。午後は、四つ這いでの体幹・股関節周囲筋のトレーニング、体幹筋のフォースカップル、側方リーチ時の肩甲骨の動き、スポーツにおける軸・体幹運動機能についてご講義頂きました。
 今回のセミナーにおいて一番印象に残ったことは、健常者において歩行時に股関節内転筋がダブルサポートの役割を持つという内容です。股関節内転筋は、腰背筋と類似したタイミングで筋活動が生じている点、立脚初期に内転筋が働くことにより効率的に立脚時の股関節内・外転を制御しているという点に感銘を受けました。また、トレンデレンブルグ歩行が生じる要因として、内転筋の関与が考えられるという点も私にとって新たな知見であり、興味深かったです。


 三浦先生のご講義を通して、体幹機能を深く考察することの魅力を感じることができました。今後の臨床にぜひ今回のご講義内容を活かしていければと思っています。三浦先生のわかりやすく、楽しいご講義を拝聴することができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。今後またこのようなセミナーに参加できる機会がありましたら、ぜひ参加させて頂きたいと思います。


理学療法士 U・R

参加者の声 2人目

 今回、伏見岡本病院の三浦雄一郎先生より「体幹の運動療法の考え方と実践」といったテーマに沿ってご講義頂けるという大変貴重な機会を得ました。これまで臨床において体幹と四肢を乖離して捉えてしまいがちであり、「体幹は重要」という世間一般での言葉を自分の中で鵜呑みにし、本質を理解していないと感じたことが今回の受講を決めた契機となりました。



 内容としましては、運動と筋の関係性や体幹運動機能などの基礎に加え、スポーツ動作への応用まで展開して頂きました。これまで体幹の運動機能を分類して考えたことはありませんでしたが、体幹には「形作る」、「揺らぐ」、「浮かす」といった3点の働きがあり、それぞれの特性に対して例を挙げてご講義頂き、大変理解しやすかったです。また、体幹だけに限ったことではありませんが、解剖学や物理学の知識を基に「運動方向」を規定して細分化した評価を行うことの重要性も理解できました。三浦先生が推奨する体幹圧筋力テストは、8ヶ所の圧を加える部位に対して、合計10方向から圧を加えており、このテスト1つをみても細かく体幹機能を捉えていると感じました。自由度の高い構造だからこそ、あらゆる反応が得られ、それを規定して誘導するのはセラピストとしての力が如実に現れる部分と思いました。


 今回の講義で「ハード」と「ソフト」といったセラピストとして必要な「技術」と「知識」について学ぶことができ、両者を組み合わせて初めて理学療法士の専門性が輝くと感じました。特に「ハード」としてセラピストの身体全身を触角のように使用する技術は情報収集する上で欠かせないと実技を通して痛感し、あらゆる情報にアンテナを張って収集する姿勢が重要と感じました。臨床現場で働く者として、これからも「ハード」に磨きをかけ、「ソフト」との相互関係を常に考えながら、理学療法士の価値を社会に発信していきたいと思います。


理学療法士 N・Y


2016年10月02日

  • テーマ  足関節背屈制限や足部変形の改善に向けた足部周囲構造の再検討
  • 講師   荒川高光先生

参加者の声 1人目

 今回、神戸大学大学院保健学研究科リハビリテーション科学領域で准教授をされている荒川高光先生による「足関節背屈制限や足部変形の改善に向けた足部周囲構造の再検討」についてのご講演に参加させていただきました。
 私は、普段から足部疾患の患者様の治療をさせていただくことがあり、足関節背屈制限に対して、アプローチをしています。足関節背屈の制限因子が何なのかというところを評価し、問題点を抽出していますが、本当にあっているのかと疑問をもつことがあります。その時に、人間の身体の構造や組織についてもっと勉強するべきだと感じておりました。今回のご講演の内容を見た際に、足部周囲構造を再確認でき、もっと患者様の治療に対して自信を持てるのではないかと思い、今回のご講演に参加させていただきました。

 今回の内容としましては、人間の発達過程と人の足の構造の関係性や、身体組織、足部の構造について教えていただきました。
 人の足の構造の発達を深く考えたことが無かったため、新たな発見ができ、足の発達の奥深さを感じました。また、組織についても、線維や基質のお話を聞くことができ、自分の考えの甘さに気付くことができました。今まで、何気なく組織について考えていましたが、骨膜、靭帯、関節包が繋がっているという事を知りませんでした。組織の分類はなんとなく覚えていただけで、知識を活かせていなかったことに、今回の講義で感じました。さらに、講義の最後には、テーピングにより足関節での制限を作り、患者になった感覚を感じることができ、良い経験になりました。


 今回のご講演を通して、組織の構造を理解する重要性に改めて気付くことができました。また、患者様が足関節に制限がある際の寝返り、立ち上がり、歩行での恐怖感を体験できたことが、本当に良い経験になりました。今後、組織のことをこれまで以上に考えながら治療するとともに、ROM制限がある患者様の恐怖感の軽減を図り、自ら運動してもらえるよう努めていきたいと考えています。


理学療法士 Y・K

参加者の声 2人目

 今回、平成28年10月2日に行われました、神戸大学大学院の荒川高光先生のご講義「足関節背屈制限や足部の変形の改善に向けた足部周囲構造の再検討」に参加させて頂きました。臨床において、関節可動域や足部について知識が曖昧なことがあり、治療を行っていく上でより生理学・運動学の知識を深め、臨床の場面に活かしていきたいという思いから今回の講義に参加させて頂きました。


 午前の講義では、足関節の関節可動域制限となりうる要因と足関節の背屈制限が生じやすい理由などをについて詳しくお話して頂きました。また関節構成体についての解剖学を図用いながら分かりやすくご説明頂きました。構成体の組織からそれを構成している細胞と間質の割合の違いなどを一つ一つ特性も交えて詳細にご説明頂きました。その中でも特に密性結合組織と疎性結合組織の違いについては大変勉強になりました。それぞれ結合組織ではありますが、疎性結合組織は線維がまばらで基質が多く、逆に密生結合組織は基質が少なく、線維が多いとのことでした。疎性結合組織が原因での関節可動域制限への改善・予防方法と密生結合組織へ改善・予防方法などをご教授頂き大変勉強になりました。
 午後の講義では、実際に午前の講義でご教授頂いた関節可動域制限が足関節ではどのように生じるかをご教授頂きました。足関節では関節包内の疎性結合組織へアプローチ行うことやそれに通じる腱鞘や滑液胞へのアプローチが効果的であることの解剖学的機序を学ぶことができました。また普段、関節包・腱・靭帯と言い分けているが、解剖学的には同じで、また筋の付着が骨ではなく骨膜などの結合組織であることをご教授頂き感銘を受けました。


 今回の講義を通して、関節可動域制限の機序と解剖学的知識を学ぶことができました。また関節可動域を考えて行く中で解剖学による根拠性をもって関節可動域制限への治療を行わないといけないと再認識致しました。また腱鞘や滑液胞の正しい位置関係などの解剖学的知識をさらに学んでいくべきであると感じました。
 今回学ばせて頂いた考え方を今後の臨床において活用していきたいと思います。
 今後もこのような勉強会が開催される際には、是非参加させて頂きたいです。


理学療法士 N・S


2016年09月25日

  • テーマ  筋・筋膜性疼痛症候群の最新知見:~MPSはどこまでわかったか~
  • 講師   田口徹先生

参加者の声 1人目

 今回、平成28年度9月25日に行われました富山大学大学院医学薬学研究部准教授 田口徹先生の講義「筋・筋膜性疼痛症候群の最新知見:~MPSはどこまでわかったか~」に参加させて頂きました。 普段の臨床から筋肉や筋膜に対してアプローチすることが多く、今後どのようにアプローチしていくか曖昧になっていることころを明確にしていき今後の臨床に活かしていきたいという思いから今回の講義に参加させて頂きました。

 午前中では、MPSというのは一体何のか、基礎的な部分を講義して頂きました。普段の臨床で経験するコリの話やトリガーポイントは一体何なのかなど世間一般的には曖昧になっている部分を細かく説明して頂きすごく勉強になりました。講義の中で鍼灸ならではのお話や鍼灸の良さをお話して下さったので鍼灸師の私には大変ためになる講義内容でした。
 午後からの講義では、関連痛のメカニズムやトリガーポイントとは、筋膜の役割、今現在行っている研究内容など盛りだくさんな講義内容でした。午後の講義内容で驚いたのが筋膜の中に血管が豊富に存在しその血管が動くことにより筋膜が収縮するということでした。私の筋膜のイメージは、筋肉を保護しているや神経、血管を保護しているイメージでした。それも筋膜がどれくらい動いているか明確にご説明して頂きました。


 今回の講義を受けて感じたことは、人の動きを変えることからそれがどのように変わったかを組織単位の変化まで確認できることが必要だなと感じました。そのためには、基礎研究や英論文を読んで理解することが必要だと感じました。今後の臨床に活用して行きたいと思いました。貴重な御講義ありがとうございました。


参加者 鍼灸師 O・Y

参加者の声 2人目

 今回、富山大学大学院の田口徹先生の講義「筋・筋膜性疼痛症候群の最新知見~MPSはどこまでわかったか~」に参加させて頂きました。病院に勤務しておりますが、受傷前から肩や腰の痛みがある方が多くいらっしゃいます。自覚症状はありますが、いったい何が原因なのかわからないことが多くあります。こちらのセミナーで、筋・筋膜性疼痛症候群という言葉を初めて知りました。痛みはリハビリテーションを妨げる要因となる為、少しでも知識を得たいと思い参加させて頂きました。


 午前の講義では、筋・筋膜性疼痛症候群(MPS)について詳細に説明して下さいました。筋・筋膜の痛みを主訴とする症候群であること、索状硬結が触知できること、トリガーポイントが存在すること、トリガーポイントへの機械的刺激により様々な反応がみられること、整形外科的・血清学的な異常所見がみられないこと。普段、トリガーポイントという言葉を聞くことがありますがあまり理解していませんでしたが、今回の講義で理解することができました。また、トリガーポイントに対する実技があり、個々人で感じ方が違い広範囲で感じる方もいれば感じにくい方もいました。やはり、個々人で感じ方が違うのだと改めて感じました。


 午後の講義では、関連痛やトリガーポイントの仮説や筋・筋膜性疼痛の実験などについて講義をして下さいました。疼痛は筋だけでなく筋膜も感じることを初めて知り驚きました。また、第2の骨格として筋膜が重要な役割を担っていることを知りました。筋膜(今回は下腿筋膜)も部位によって侵害受容線維の数が違うということを知りました。田口先生がマクロからミクロにトップダウン的に細胞や分子レベルまで理解できるようになることが必要であるとおっしゃっておりました。痛みについて更に知識を深める為には、生理学の知識も必要だと思いました。 明日の臨床から使用できる知識も得られましたので活かしていきたいと思います。また、このような講義が次回もあれば是非参加させて頂きたいと思います。


理学療法士 H・M


2016年09月18日

  • テーマ  筋緊張検査の意義とその臨床応用
  • 講師   鈴木俊明先生

参加者の声 1人目

 今回、平成28年9月18日に行われました、関西医療大学の鈴木俊明先生の講義「筋緊張検査の意義とその臨床応用」に参加させて頂きました。臨床において、患者様の問題点などを明確にしていくためや、治療を行っていく上でより筋緊張の知識や検査能力を深め、臨床の場面に活かしていきたいという思いから今回の講義に参加させて頂きました。

 午前の講義では、筋緊張の定義や痙縮の病態生理学などの基礎的な部分をより詳しくお話して頂きました。また、痙縮の病態に加え筋緊張と反射の関係性についてお話をして頂き、反射検査の意義を深く知ることができました。また深部腱反射における筋緊張亢進の判断基準を丁寧にご説明頂き、腱反射の際の正しい検査判断を行えるようにご教授頂けました。また筋緊張亢進が一次的な問題だけでなく、短縮が痙縮を誘発させる要因である可能性があることを学ぶ事が出来ました。
 午後の講義では、 アシュワース・スケール(変法)を詳しくご教授いただきながら、筋緊張の異常には痙縮だけでなく短縮の要因など一次的な問題に加え二次的な問題点も含まれていることをご教授頂きました。腹斜筋群を詳しくご教授頂き、座位での側方移動時の筋活動と筋の促通は方法を実技をふまえながらわかりやすくご教授頂きました。またトレンデレンブルグ歩行に関して、立脚初期から中期にかけて生じるのは内腹斜筋もしくは足部の回内低下によるもので、立脚中期に生じるのが右中殿筋後部線維の筋緊張低下により生じる事を学びました。また立ち上がりの屈曲相でまず初めに体幹の屈曲が生じ、その後股関節の屈曲による体幹の前傾が生じるという正常の立ち上がり動作においての関節運動を学ぶことができました。このことから考えられることとして大臀筋の筋緊張検査や促通は立ち上がりの屈曲層の後半でないと行えないことをご教授頂きました。


 今回の講義を通して、筋緊張検査の意義と痙縮に対しての検査方法の意義を理解する事ができました。今後治療展開をしていくための自分自身の勉学の為に今後も学んでいきたいと感じました。
 また本日ご教授頂けた筋緊張検査や筋活動の内容を今後の臨床において活用していくことで自分自身の治療の質を高めていきたいと思います。
 今後もこのような勉強会が開催される際には、是非参加させて頂きたいです。


参加者 理学療法士 S・N

参加者の声 2人目

今回、関西医療大学の鈴木俊明先生の講義「筋緊張検査の意義とその臨床応用」に参加させていただきました。臨床場面で筋緊張異常に直面する中で、改めて筋緊張についての知識や評価技術を見直し、臨床場面でしっかりと評価していきたいと思い、この講義に参加させていただきました。




 午前中の講義では、筋緊張異常の概要とその基本的なメカニズムについてお話ししていただきました。筋緊張異常の分類を改めて学びなおすことで、普段見ている筋緊張の細かな病態を把握できる知識を身に付けることができました。特に、脳卒中患者に生じる運動障害の表現方法として、筋緊張異常という言葉がいかに重要となってくるかを、実例を通して学ぶことができました。また姿位によって、筋活動がどう変わるかというお話をしていただき、運動障害が単に痙縮によるものか、アライメント異常によるものかを判断する必要性を学びました。
 午後からの講義では、午前中に学んだ筋緊張異常の病態をどう評価していくかをお話ししていただきました。Modified Ashworth Scaleの内容自体は知っていたのですが、その内容が痙縮と筋短縮をどう区別しながら評価していくかということを表していることを学ぶことができ、より深い知識を持って筋緊張検査に臨むことが出来るようになりました。続いて、筋緊張評価として触診についてのお話を、実技を交えながら御講義していただきました。動作分析の知識を基に、筋活動がどのように起こっているかを改めて学習しながら、筋緊張の評価をしていくことで、即座に臨床場面で使用できる知識と技術を学ぶことが出来ました。


 本日の講義では、筋緊張と筋活動について整理しながら学ぶことができ、さらにはその評価方法を学ぶことによって今後の治療方針をどう決定していくかというところまで1日で勉強させていただき、とても充実した時間を過ごすことが出来ました。筋緊張の概念をしっかり持って動作観察をしていくことで、治療方針を即座に決定できるよう今後も勉強に励みたいと思います。貴重な御講義ありがとうございました。


理学療法士 H・Y


2016年09月04日

  • テーマ  認知症のメカニズムと科学的根拠に基づく治療アプローチ~前頭葉・海馬に対するアプローチ法を中心に~
  • 講師   重森健太先生

参加者の声 1人目

 今回、関西福祉科学大学の重森健太先生のセミナーに参加させていただきました。テーマは「認知症のメカニズムと科学的根拠に基づく治療アプローチ~前頭葉・海馬に対するアプローチ法を中心に~」でした。
 今回の講義に参加させていただいた理由として、臨床にて認知リハビリを行っていますが、どの様なアプローチを行えば認知機能が向上するのか分からなかったため、アプローチ方法を知りたく思い、今回参加させていただきました。

 午前中は、認知症には運動が良いとされていることをご講義していただきました。また、午後からは前頭葉や海馬に対するアプローチ法について実技を交えながら教えていただきました。
 認知機能の低下は、長谷川式簡易知能評価スケールやMMSEの検査にて評価することができるが、重要なのは点数ではなくてどの部分で減点されているかを分析することであると教えて下さいました。自発的思考を要する課題で減点されているなら前頭葉の機能の低下であり、見当識に関する課題で減点されているのであれば海馬の機能が低下しているとのことでした。また、前頭葉と海馬の機能は違うため認知リハでは違うことを行うべきであると教わりました。前頭葉の機能が低下している場合は二重課題を行い、海馬の機能が低下しているのであれば有酸素運動が有用であることを学びました。


 今までは想起課題・計算課題や見当識課題を認知リハで行っていましたが、今回のご講義を聞いて、まず初めにどの機能が低下しているか評価を行い、その後その機能向上に適した運動機能+認知機能の課題を行っていくことが大切だと学びました。明日から臨床にて実践しようと思います。最後に、このような充実したセミナーが今後開かれる際には、今後も是非とも参加させていただきたいと思っています。


参加者 理学療法士 A・Y

参加者の声 2人目

 今回、関西福祉科学大学の重森健太先生の講義「認知症のメカニズムと科学的根拠に基づくアプローチ」に参加させていただきました。私は現在、老人保健施設で勤務させていただいているのですが、認知症が日常生活に及ぼす影響は様々なため、現場では日々苦戦しておりました。近年コグニサイズが発表され、認知症に対する治療アプローチが増えていく中で、根拠をしっかり学んで臨床応用したいという気持ちで今回の講義に参加させていただきました。


 午前の講義では、世界における認知症の現状と、認知症のメカニズムについてお話していただき、今後、我々セラピストが認知症の現状に対してどんな行動をしていくべきかを学ばせていただきました。特に、アルツハイマー型認知症の進行状況に合わせた生化学検査やMMSEの得点の関連性のお話は、今後認知症の早期発見・予防に大きな影響を与えうるため、非常に感銘致しました。また、MMSEの項目から認知症の症状を分別し、治療アプローチを考えていくということも、明日からの臨床には非常に有益なお話でした。


 午後の講義では午前中に学んだ認知症の病巣の分別を元に具体的なアプローチ方法を考えていくといった内容でした。全ての治療に科学的根拠が添えられており、ポイントが端的にまとめられていたため、非常にわかりやすい講義でした。また、治療アプローチに関しては実技演習が多々設けられており、課題の難易度や楽しさを自分で経験することができました。私は、臨床場面で集団体操を行っているのですが、課題に飽きたという声や、もっと楽しいことがしたいという意見を頂いていました。本日の講義はどれも明日から使えるものばかりで、尚且つ根拠とノウハウを学ぶことで、自分でプログラムを作成できるようになりました。
 今回の講義を通して認知症に関して詳細な評価・治療の知識を、科学的根拠を持って学ぶことができました。認知症に関する知見は日々新しいものが出てくるため、今後も勉強していきたいと思います。貴重なご講演ありがとうございました。


理学療法士 H・Y



2016年08月28日

  • テーマ  セラピストに必要な動作分析の基礎知識
  • 講師   鈴木俊明先生

参加者の声 1人目

 今回、関西医療大学院の鈴木俊明先生のセミナーに参加させていただきました。テーマは「セラピストに必要な動作分析の基礎知識」でした。
 今回の講義に参加させていただいた理由として、臨床にて動作観察を行っても問題点を上手く導きだせないことに対して悩んでいたため、動作分析の基礎知識についてもう一度学びたいと思い今回参加させていただきました。

 午前中はトップダウン評価の重要性と運動と現象についての内容でした。午後からは、立ち上がり動作、着座動作、歩行動作、上肢挙上、起き上がり動作など実際の動作から運動と現象、実際に働く筋について実技を交えながら教えていただきました。
 動作観察では運動と現象を区別することが大事であることを教えていただきました。現象に対して各関節運動がきちんと理解していないと最終の問題点が上手く導きだせないことを学びました。正常動作と比べてどう違うのか足りない部分はどこなのか、現象で大きく捉えるだけでなく関節運動のレベルで説明する大切さを学びました。


 今回の講義を参加させていただき、自分が臨床では動作観察にて実用性の低下から、大きく現象を捉えており、そこから各関節運動がどうなっているのかが分析できていないことが分りました。そのため、問題点を上手く導きだせないことが分りました。よって、解剖学・運動学の知識は必要であり、もう一度細かく勉強する必要があると感じました。また、多くの症例の動作観察を行い、動作分析する必要があると感じました。
 鈴木先生の講義は、分かり易く説明して下さるので、とても充実した時間を過ごすことができました。最後に、このように充実したセミナーが今後開かれる際には、今後も是非とも参加させていただきたいと思っています。


参加者 理学療法士 Y・A

参加者の声 2人目

 今回、平成28年8月28日に行われました、関西医療大学の鈴木俊明先生の講義「セラピストに必要な動作分析の基礎知識」に参加させて頂きました。臨床において、患者様の問題点などを明確にしていくためや、治療を行っていく上でより動作観察の知識や能力を深め、臨床の場面に活かしていきたいという思いから今回の講義に参加させて頂きました。



 午前の講義では、トップダウンの考え方や動作観察において運動学的に表現していくことなど、動作観察を行っていく上で基礎的な部分をより詳しくお話して頂きました。また、動作観察において現象と関節運動を明確にし、運動により現象が見られる事を深く知ることができました。また座位姿勢と立位姿勢のそれぞれ予想できる問題点を詳しくご教授頂きました。また実際に立ち上がりの関節運動について学ぶ事が出来ました。研究の説明を踏まえながら立ち上がりの屈曲相でまず初めに体幹の屈曲が生じ、その後股関節の屈曲による体幹の前傾が生じるという正常の立ち上がり動作においての関節運動を学ぶことができました。
 午後の講義では、歩行時の筋活動と動作の関係性をご教授頂きました。特にトレンデレンブルグ歩行に関して、立脚初期から中期にかけて生じるのは内腹斜筋もしくは足部の回内低下によるもので、立脚中期に生じるのが右中殿筋後部線維の筋緊張低下により生じる事を学びました。また左右非対称な起き上がりの際の動作において肩甲帯の屈曲が生じることで上部体幹が回旋しているように見えてしまうことを、実技をふまえながらわかりやすく話を展開して頂きご教授頂きました。


 今回の講義を通して、動作観察の基礎知識と、基本動作の正常の関節運動を学ぶことで患者様の動作と本当の問題点の繋がりを理解することができる事が分かりました。今後治療展開をしていくための自分自身の勉学の為に今後も学んでいきたいと感じました。
 また本日ご教授頂けた関節運動と現象を今後の臨床において活用していくことで自分自身の治療の質を高めていきたいと思います。
 今後もこのような勉強会が開催される際には、是非参加させて頂きたいです。


理学療法士 S・N



2016年08月21日

  • テーマ  運動制御のトピックス
  • 講師   平岡浩一先生

参加者の声 1人目

 今回、大阪府立大学総合リハビリテーション学類理学療法学専攻で教授をされている平岡浩一先生による「運動制御のトピックス」についてのご講演に参加させていただきました。
 私は、普段の治療の中で、よく動作練習を行っています。その中で、運動を模範することで、患者様にどのような運動を行って欲しいか伝えており、運動イメージは、脳血管疾患だけでなく、整形疾患においても必要なのではないかと考えていました。今回のご講演の内容を見た際に、脳卒中片麻痺患者様への適応に対してではありましたが、運動イメージトレーニングについてのお話を聞けることを知ったため、今回のご講演に参加させていただきました。

 今回の内容としましては、午前中には運動イメージトレーニングの脳卒中片麻痺患者様への適応について教わり、午後からは歩行動作におけるリズミカル運動制御や歩行開始動作の制御、音刺激と上肢の運動の関係等について教わりました。
 運動イメージは大事であるというお話をよく聞いていましたが、運動イメージだけでいいのかと疑問に思っていました。今回のご講演の中で、平岡先生は運動イメージだけでなく、運動トレーニングを併用することがいいとおっしゃられており、動作練習の重要性を改めて感じました。運動イメージと運動練習の併用が良い理由として、運動イメージだけでは感覚フィードバックがないことが挙げられており、動作練習などによる感覚フィードバックの重要性について考えるいい機会になりました。また、運動制御についてのお話では、CPGや固有感覚、皮膚感覚の影響についてのことを学ばせていただきました。


 今回のご講演を通して、運動イメージの重要性や動作練習の重要性について再確認することができ、大変勉強になりました。また、パーキンソン病のすくみ足についてではありましたが、歩き始めの一歩目についてのお話は、興味深いものであり、今後臨床の中で、踏み出す足は右なのか左なのかといったような、細かいところも見ていきたいと考えています。


参加者 理学療法士 Y・K

参加者の声 2人目

 今回、大阪府立大学の平岡浩一先生に「運動制御のトッピクスについて」というテーマで講演をしていただきました。
 今回の講義では、運動制御以外にも運動イメージや共同筋活動と肢間協調など大変興味深い内容が含まれていました。今回、特に運動イメージに対する講義が印象に残りました。講義を受講するまでは、運動イメージには運動しないにもかかわらず脊髄の興奮を高めることができるという印象でしかありませんでした。


そのため、日々の臨床には活かせていませんでした。しかし今回の講義で、運動イメージは①脳卒中片麻痺の運動学習に有効であること。②運動練習と併用するべきであること。③患者本人の欠落した運動を修正・補完するイメージが有効であることをご教授して頂きました。一つ一つに、理由があり非常にわかりやすい内容でありました。  共同筋活動と肢間協調の内容では、小指を最大筋力で動かすと協調して薬指にも最大筋力の半分も力が入ること。またセラピストが、コントロールパラメーター(速度)を変えることで患者様の動作を変化させることができるなど、臨床に活かせるような内容が多く含まれていました。


 本講義は根拠に基づいた内容であり、全体として臨床などへの応用として取り入れやすい内容でありました。今回平岡先生の講義を受け、非常に充実した一日を過ごすことができました。また、もっと知りたいという自身のモチベーションの向上にもつながりました。
 次回からも、このような講義が開かれるときには、是非とも受講させて頂きたいと思いました。


理学療法士 N・K



2016年08月11日

  • テーマ  肩甲骨の安定性について根拠を持って考える
  • 講師   井尻朋人先生

参加者の声 1人目

 今回、平成28年8月11日に行われました、喜馬病院リハビリテーション部の部長の井尻朋人先生の講義「肩甲骨の安定性について根拠を持って考える」に参加させて頂きました。臨床において、肩関節に何らかの障害や問題点を抱えた患者様を担当することも多く、治療を行っていく上でより解剖学・運動学の知識を深め、臨床の場面に活かしていきたいという思いから今回の講義に参加させて頂きました。

 午前の講義では、筋の起始停止や肩関節の動きに対しての肩甲骨の動きなど基礎的な部分をより詳しくお話して頂きました。触診などの実技を通し、肩甲骨の動きを体験しながら肩関節の運動と肩甲骨の運動の関連性再確認を行うことができ、その動きについて詳しくご教授頂きました。実際に肩関節が運動した際の肩甲骨の運動方向を細かく学ぶ事が出来ました。
 午後の講義では肩関節の運動と肩甲骨の動きの関連性に加え、筋活動がどのように生じているかをご教授頂きました。運動方向と筋の走行を踏まえて自ら考察を行った後に、先生が研究をなされた結果を踏まえて詳しく解説をして頂きました。肩甲骨の「固定」という意味を肩甲骨が胸郭に固定されると捉えるのではなく、より効率よく肩甲骨が動いているかが肩甲骨の安定に繋がっているということを学ばさせて頂きました。また肩関節屈曲時の肩甲骨の外転・上方回旋を促す実技をふまえながらわかりやすく話を展開して頂きました。


 肩関節の動きと肩甲骨の動きに関与する筋活動を細かく学ぶことができ感動を覚えました。また肩関節の動きが障害されている場合の肩甲骨の影響をご教授頂いたことで、肩関節の問題点に対しての考察の幅が広がりました。
 今回の講義を通して、臨床を通して肩関節の動きに関しての評価において肩甲骨の動態を把握し、筋活動を考慮していく重要性を再確認致しました。また今回学ばせていただいた肩甲骨の動態と筋活動を考慮していくことでより質の高い治療を行えるように精進したいと思います。
 今後もこのような勉強会が開催される際には、是非参加させて頂きたいです。


参加者 理学療法士 S・N

参加者の声 2人目

 喜馬病院リハビリテーション部の井尻朋人先生の「肩甲骨の安定性について根拠をもって考える」というセミナーを受講させていただきました。
 セミナーのタイトルを拝見し、肩甲骨の安定性とはなにか、根拠をもって治療できているかについて疑問をもちました。自身が曖昧な知識・根拠で治療を行っていると感じ、セミナー紹介の「明確で論理的な仮説をたてること」「肩甲骨の動きや肩甲骨周囲筋の活動に関する事実を知ること」の文に惹かれ、今回のセミナーを受講しました。


 午前中は、肩甲骨の基礎的な知識や肩甲骨の視診、動きの法則についてお話しくださいました。午後からは、肩甲骨の役割や肩甲骨周囲筋の筋力強化や評価の指標について、井尻先生の研究の結果も交えて講義をしてくださいました。
 「肩甲骨の安定とは何か」「上肢の動きに伴って肩甲骨がどのように動き、どの筋肉が収縮しているのか」講義のなかで何度も、思考し、相談し、実技をする時間をとってくださっておりました。自身で考えることで、理解できていないところを明確にでき、大変参考になりました。筋の収縮については、実際の研究での筋電波形を示してご教授いただきました。イメージや触診では明確にし難い、筋収縮の程度やスピードが視覚的に理解でき、とても興味深かったです。


 今回の講義を通して、曖昧であった基礎的な知識を再学習し、目的とする動作に向けて治療内容を検討することが大切であると再認識することができました。また、新たに、明確で論理的な仮説をたてることについて、肩甲骨の5つの役割と、肩甲骨周囲筋を個別性をもってとらえることが大切であるとご教授いただきました。
 明日からの臨床において、上記を意識して、根拠をもって仮説をたて検証を行い、治療効果を向上させるよう努力していきます。
 ご講義、ありがとうございました。


作業療法士 M・Y



2016年07月31日

  • テーマ  歩行・起居動作時に生じる疼痛の治療展開~解剖学・生理学から臨床症状を再考する~
  • 講師   池澤秀起先生

参加者の声 1人目

 今回、平成28年7月31日に行われました、喜馬病院リハビリテーション部副課長の池澤秀起先生の講義「歩行・起居動作時に生じる疼痛の治療展開~解剖学・生理学から臨床症状を再考する~」に参加させて頂きました。
 日常の業務において、歩行動作時や、起居動作時に疼痛が生じる患者様が多く、その疼痛が動作を阻害している事も多く見られます。そのため、この後、患者様の治療を行っていく際に、疼痛に対 する知識を深め、また、疼痛が起こる原因を、解剖学・生理学・物理学の観点から評価を行えるようになりたいと思い、今回の講義に参加させていただきました。

 午前の講義では、疼痛を理解するための、物理学の床反力など、基礎的な知識についてご講義して頂きました。COPやCOGのお話は、学生のころに習い、今まで、深く考えたことがありませんでした。しかし、患者様の動作観察を行う際に、COPやCOGをきちんと考察する事が出来れば、どこの関節に、どのような負荷がかかり、どのように疼痛を誘発しているかを理解する手掛かりになることを学びました。今まで自分は、基礎的な物理学の知識がないままで、患者様の動作観察を考察していた為、間違った解釈を行っていたときもあったと痛感致しました。今回の講義に参加させていただき、動作観察を行う際の視点が変わりました。自分の苦手な基礎的な物理学の知識を学ぶことができました。
 午後の講義は、午前に学んだCOP・COGを考えながら、各関節にかかるメカニカルストレスと疼痛の関係についてご講義して頂きました。実際に臨床上で遭遇する事のある、変形性膝関節時にどのようなメカニカルストレスがかかり、膝関節のどの組織に炎症などの異常をきたし、このような時に実際にどのように治療展開を行っていくのかを実技でご講義して頂きました。実技の時間も多く、次の日から臨床応用できる講義で実にためになるご講義であったと感じております。そしてその後、筋攣縮と、筋短縮の評価方法についてご講義して頂きました。日常の臨床でも筋攣縮・筋短縮はよく見受けられる症状であると感じております。その明確な判別方法をご講義いただき、大変参考になりました。


 今回のご講義を通じて、動作観察を行う際に運動学・解剖学だけではく、生理学や物理学の知識も大変重要であると再確認することができました。また、COP・COGに着目し、各関節にかかるメカニカルストレスを考えることで、臨床上動作を阻害する事の多い疼痛について考察する手掛かりになる事に気づくことができました。今回のご講義に参加させて頂けたことで、思い込みで行う治療ではなく、確実な根拠のある治療を行うことで、より効果的な治療を行っていけるのではないかと考えております。
 今後、このようなご講義が開催される際は、是非参加させて頂きたいです。


参加者 理学療法士 M・R

参加者の声 2人目

 今回、喜馬病院の池澤先生による「歩行・起居動作時に生じる疼痛の治療展開~解剖学・生理学・物理学から臨床症状を再考する~」というテーマの研修会に参加させて頂きました。
  動作時におこる痛みに関しては、普段の臨床から接する機会が多く自分の中でもどのように考えて治療を行うべきか不安に思っていたので今回の講義に興味があり参加させて頂きました。



 講義の内容といたしましては、解剖学・生理学や普段考えにくい物理学の内容を基礎から丁寧に説明して頂きその基礎があったうえでその考えをもとに歩行動作や起居動作には、解剖学、物理学的にはこのようなストレスがかかっているのではないかと理論づいて説明してくださいました。講義を受け歩行動作や起居動作に関して物理学の考えを取り入れることでよりわかりやすく理論づいた治療が行えるんだとおもいました。解剖学は、人によって身体が違いますのであてはまらないこともありますが物理学に関しましては、必ずその人にあてはまることではないかと思いました。しかし普段から物理学を勉強することは、無意識に遠ざけていました。でも今回の講義に受けてその物理学を勉強することで治療内容にも幅ができ明確に説明できることができるのではないかと思いました。


 私が一番驚いたのが、講義内容が充実していたこともそうですが治療内容は誰でもすぐ行えるものでないと世の中には広まっていかないという考え方です。私が今まで受けてきた講義やセミナーは内容が難しいものやすぐに臨床には使えないものもありました。しかし今回の講義は、すぐにでも臨床に使えるものたくさんありすごく充実した講義内容だったと思います。
 今回の講義をうけて改めて理論づいて説明し治療を行うことの重要性を感じることができました。この内容を明日からの臨床に役立てたいと思いました。 また次回の講義も是非参加させて頂きたいと思っております。


鍼灸師 O・Y



2016年07月24日

  • テーマ  人工膝関節置換術後の理学療法
  • 講師   山田英司先生

参加者の声 1人目

 今回、平成28年7月24日に行われました、総合病院回生病院関節外科センター付属理学療法部の山田英司先生の講義「人工膝関節置換術後の理学療法」に参加させて頂きました。
 日頃の業務において、人工関節や膝関節に問題を抱えておられる利用者様が多く、運動指導を行っていく上で、知識を深め、業務に活かしていきたいと思い、今回の講義に参加させて頂きました。

 午前の講義では、変形性膝関節症や膝関節の痛みの原因など、基礎的なお話をして頂きました。変形性膝関節症は、関節軟骨の退行性疾患であり、荷重関節である膝関節に発生頻度が最も高い疾患です。症状としての関節痛や拘縮、腫張は、高齢者様の日常活動性と生活の質を阻害する最も多い原因のひとつでもあることがわかりました。また、普段は見ることのできない関節鏡動画も見させて頂き、その動画についても詳しくご教授して頂きました。写真ではない、実際の動画を見させて頂き、とてもわかりやすく、理解も深まりました。


 午後の講義では、今回のテーマである人工膝関節置換術や術後の理学療法について実技を踏まえながらご教授頂きました。人工膝関節の種類や利点・欠点、方法など基本的な部分から資料には載っていないことまでご教授頂き、人工膝関節についての理解が深まりました。また、人工膝関節置換術後の理学療法では、実技の時間を多くとって頂き、実際に自分で触って確かめることで今まで知らなかったことを学ばせて頂き、とても貴重な時間となりました。
 今回の講義を通して、膝関節や人工関節について学ばせていただき、知識を深めることができたと同時に自分の知識不足も同時に感じる機会になりました。運動指導を行う上で、疾患の特徴や禁忌があいまいでは、事故に繋がることもあるため、今まで以上に勉強しなくてはいけないと感じました。明日からの業務では、今日ご教授頂いた事を踏まえて、安全性のある効果的な運動指導を行っていきたいと思います。  今後もこのような勉強会が開催される際には、積極的に参加して知識を深めていきたいです。


参加者 健康運動指導士 K・I

参加者の声 2人目

 今回、山田英司先生の「人工膝関節術後の理学療法」についての講義を受講致しました。変形性膝関節症の患者様で、痛みを訴えられながら運動している方がおられますが、どのように対応すればよいのかわからず、自分の知識不足を痛感することが多々あります。膝関節の研究を多くされている山田先生の講義をお聞きすることで、最新の知見も含めて学びたいと考え、今回の受講に至りました。



 講義では、まず変形性膝関節症の基礎についてお話頂きました。実際に関節鏡動画を見ることで、膝関節内の様子を詳細に理解することができました。関節鏡動画を見るのは初めてであり、特に軟骨が再生する様子に感銘を受けました。また、変形性膝関節症の疼痛評価についてご講義いただきました。実技を交えつつ、実際のアプローチ方法に関してご説明頂きました。私は今まで筋力トレーニングを指導する際、筋肉を鍛えることだけを考えてしまいがちでした。しかし、運動を阻害する筋の影響を考え、その筋の緊張を落として 運動を行いやすくする工夫が必要ということがわかりました。


 講義を受ける前は、理学療法士でなければ内容を理解することが難しいのではないか、と考えていました。しかし、私でもすぐに活用できる運動療法を多く学ぶことができ、また先生のご説明もわかりやすく質問も気軽にさせて頂くことができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。今回の受講で、当たり前だと思っていたことがそうではない、ということを知ることが出来ました。今後は思い込みの知識ではなく、確実な根拠のある知識で運動指導を行っていきたいと思います。


健康運動指導士 T・S



2016年06月26日

  • テーマ  脊髄の神経機能と運動適応
  • 講師   嘉戸直樹先生

参加者の声 1人目

 今回、神戸リハビリテーション福祉専門学校で教員をされている嘉戸直樹先生による「脊髄の神経機能と運動適応」についてのご講演に参加させていただきました。
 私は、普段の治療方法において、本当にこの方法でいいのかと考えることがあります。その中で、脳や脊髄の分野でもっと考えることはあるのではないかと考えておりました。また、ADLを改善する上で、効率のいい方法はないかとも考えていたため、苦手分野としていた神経機能についてもっと学ばなければいけないと感じ、今回のご講演に参加させていただきました。

  今回の内容としましては、午前中には反射や感覚刺激、感覚の受容器について教わり、午後からは動作時の脊髄の反応や、運動学習に伴う神経筋機能の変化について教わりました。
 歩行時の脊髄の反応を教わっている時の、Ⅰb線維の興奮が抑制性に働かず、促通性に働くということには大変驚きました。今まで、何気なく当たり前の様に感じていたことが、まだまだ理解できていないということを実感しました。歩行の関節運動や筋活動は理解できていたつもりでしたが、脊髄での反射によって、どの筋が収縮することでどの筋が収縮しやすくなるといった生理学的面での繋がりが理解できておらず、今回のご講演に参加させていただけて本当に良かったと感じております。


 今回のご講演を通して、脊髄の機能を理解した上で治療を行えば、もっと治療内容を明確にできると感じました。また、感覚についても教わり、どの様な感覚刺激を入力すべきなのかというところも考えていくべきなのだということに、改めて気付くことができました。今回のご講演に参加させていただけたことで、より効果的な治療を行っていけるのではないかと考えております。
 今後さらに脊髄の機能を理解し、治療内容を生理学的な面でも、明確に説明できる様に取り組んでいこうと考えております。


参加者 理学療法士 K・Y

参加者の声 2人目

 今回、平成28年6月26日に行われました、神戸リハビリテーション福祉専門学校の嘉戸直樹先生の講義「脊髄の神経機構と運動適応」に参加させて頂きました。臨床において、脊髄の神経機構で知識が曖昧なことがあり、治療を行っていく上でより生理学・運動学の知識を深め、臨床の場面に活かしていきたいという思いから今回の講義に参加させて頂きました。



 午前の講義では、骨格筋と脊髄の連絡についてや脊髄にみられる様々な抑制機構についてなど脊髄の神経機構の生理学的機序について詳しくお話して頂きました。伸張反射や屈曲反射など様々な反射についての神経機構を図を使いながら分かりやすくご説明いただきました。その中でも特に皮膚反射の内容については感動を受けました。触圧刺激や皮膚刺激によって生じる反射であり、随意運動の円滑な遂行や運動修正に重要な役割を果たすとのことでした。触圧刺激によって脊髄レベルの反射で筋活動に変化が認められる事に驚きました。特定の皮膚の位置で特定の筋の活動が制御されることなど、ほとんど知らなかった知識を得ることができました。
 午後の講義では、正常歩行においての関節の動きや筋活動についてのお話や、後方歩行の関節運動や筋活動などを、実技をふまえながらわかりやすくご教授して頂きました。後方歩行を普段の臨床で詳しく考察する機会がなかった為すごく貴重な機会でありました。また動作観察から問題点と各関節への影響を考察していく機会も与えていただき、臨床で必要な動作分析の練習も行うことができました。


 今回の講義を通して、脊椎での神経機構を理解することでストレッチや筋活動の促通をより効率よく行っていくことができると学ぶことができました。また動作を分析し理解していくことの必要性を再確認致しました。今回学ばせていただいた脊髄の神経機構と動作観察・分析の考え方を今後の臨床において活用していきたいと思います。
 今後もこのような勉強会が開催される際には、是非参加させて頂きたいです。


参加者 理学療法士 S・N



2016年06月12日

  • テーマ  セラピストに必要な脳画像の診方~画像所見から考察する臨床症状を神経解剖学から再考する~ 脳梗塞・脳出血編
  • 講師   荒川高光先生

参加者の声 1人目

 今回、神戸大学大学院 保健学研究科 リハビリテーション科学領域 准教授の荒川高光先生のセミナーに参加させていただきました。テーマは、「セラピストに必要な脳画像の診方~画像所見から考察する臨床症状を神経解剖学から再考する~」でした。
 自分の知識不足を痛感すると共に、荒川先生の知識を伺い、今後の臨床に向けて努力していこうというモチベーションが高まる内容でした。
 私は、脳血管疾患の患者様を担当させて頂く機会が増え、病態の理解や治療において悩むことが多くなりました。画像情報から、患者様の病態を推察することは評価の基本です。しかし、私は画像の診方に自信がもてずにいました。知識をつけることで、治療の質を高めていきたいと考え、本講義を受講いたしました。

 今回の講義を受けて、まず、自身が勉強していたことが、解剖学における局所のごく一部でしかなかったということを強く感じました。今までに中大脳動脈の分岐や被殻・視床について、教科書を読んで学ぼうとしたことがあったのですが、不勉強で得られた知識は曖昧なものでした。
 講義では、局所についてだけでなく、受傷からどのように影響が波及するかが大切であるとご教授頂きました。まず、症例提示がありました。そこから図を用いて、局所解剖学、連携・中枢神経全体とのつながりについて、反復して症例を確認し、進めて下さいました。講義を受けるなかで、イメージが立体的になり、教科書を読んでも理解できていなかった部分が明確になっていき、とても楽しい講義でした。特に、被殻出血においては、どの血管が出血に至ったと推察されるのか、その出血はどの方向へ影響が波及しやすいのかについて学ぶことができました。


 好発部位を中心に脳画像から症状を推察すること、症状から脳画像を推察することの二方向でのアプローチがあり、講義の中でより知識を深めていくことができました。実際の症例について、直接、荒川先生から推察を伺うことができ、非常に充実しておりました。
 臨床において良い経験を積んで、患者様への治療につなげていけるよう、努力していきます。貴重な御講義、本当にありがとうございました。


参加者 理学療法士 Y・M

参加者の声 2人目

 今回、神戸大学大学院保健学研究科リハビリテーション科学領域准教授の荒川高光先生のセミナーに参加させていただきました。テーマは「セラピストに必要な脳画像の診方~画像所見から考察する臨床症状を神経解剖学から再考する~脳梗塞・脳出血編」でした。
 今回の講義に参加させていただいた理由としまして、脳画像の勉強をした際に画像をみてどの部位が障害されているかの確認までで終わっており、それを臨床に活かせていないと思い今回参加させていただきました。

 今回の講義の内容としまして、午前中は脳梗塞の画像所見をみて、この患者様がどういった症状であるのかを推測するという内容でした。午後からは、被殻出血・視床出血の画像所見をみて、この患者様がどういった症状であるのかを推測するという内容でした。
 まず、脳梗塞の画像所見では梗塞している血管はどの血管であるのか、大脳新皮質の機能について分かり易く丁寧に教えていただきました。脳の血管は大まかな血管しか知らず、細かい血管のことを勉強できていなかったので知ること・理解することができ、大変勉強になりました。また、ウィリスの動脈輪は繋がっているのに、1つの血管が梗塞してしまうと、なぜその細胞に栄養ができなくなってしまうのかという疑問を持っていました。今回の講義で、実際は交通している血管が細く側副路環路として有効ではないことを教えていただきました。このような疑問の数々を分かり易く説明していただいたので、大変有意義な時間となりました。今まで画像所見をみてもどの血管が梗塞しているのか、またその栄養していた細胞がどのような機能を果たしているのか、梗塞したことによってどのような機能が失ってしまうのか理解できていなかったのですが、午前中の講義が終了するころには理解が深まりました。

 次に、被殻出血・視床出血について講義をしていただき、被殻・視床の機能の説明をしていただきました。視床の機能は勉強していて難しく、今までほかの部位との繋がりがよく分かっていなかったのですが、今回の講義で理解が深まりました。
 今回の講義を参加させていただき、臨床にて脳の画像所見からどういった症状になるのか、またその逆であるこういう症状があったら脳の画像所見はどうなっているのかを予測しながらリハビリをしたいと思いました。また、解剖学が重要であることを再確認しました。
 最後に、このように充実したセミナーが今後開かれる際には、是非とも参加させていただきたいと思っています。


参加者 理学療法士 Y・A



2016年05月29日

  • テーマ  脳血管・運動器疾患の歩行治療の再考〜起居動作と歩行動作の共通要素分析と治療展開〜
  • 講師   森憲一先生

参加者の声 1人目

 今回、互恵会大阪回生病院のリハビリテーションセンター技師長をされている森憲一先生による「脳血管・運動器疾患の歩行治療の再考〜起居動作と歩行動作の共通要素分析と治療展開〜」についてのご講演に参加させていただきました。
私は、普段治療の中での動作観察から現象に着目しており、そのことは治療に活かしていけると考えておりました。治療方法でも、実際の運動をイメージしながら、同じ関節運動でのトレーニングを行うことを意識しており、その中でもどのような運動を行えばより効率的に促通したい部位を促通できるかを考えていました。そのため、自分の知らない治療方法等を知りたいと思い、今回のご講演に参加させていただきました。

 今回の内容として、初めには、学ぶことは真似るというだけでなく、学んだことに対するバリエーションを増やしていくことだということを教わりました。その後は実技を多く取り入れていただき、午前には体幹前傾に伴い、腹圧を上昇させる手技やbear standingでの手技を、午後からはそれらを取り入れ、歩行動作につなげていくような手技を学ばせていただきました。
 学ぶという本当の意味を教わったことで、この治療方法でこんな患者様にはどのような介助が必要なのか、どのようにしたら促通しやすいのか、治療肢位をこうしてみたらどうなのかといったことを考えさせていただきました。考える時間を十分に与えていただいたり、アドバイスをいただいたりしたことで、これまで以上に治療方法での考えの幅を広げることができたと感じています。

 今回のご講演を通して、床上動作練習が歩行動作に繋がるといったことを実感させていただき、今後の治療方法を考える上での考えの幅を広げることができました。セラピストができないと決めつけてしまっていることが、実は患者様は行えることがあるといったことも、今後、評価していく上でじっくり評価していかなければいけないと感じています。評価時にも治療時にも、今まで以上に考えなければいけないことがあるということが分かり、明日からの臨床では、今まで以上に様々なことを考えながら取り組んでいこうと考えています。


参加者 理学療法士 Y・K

参加者の声 2人目

 今回、大阪回生病院の森憲一先生に「脳血管・運動器疾患の歩行治療の再考~起居動作と歩行動作の共通要素分析と治療展開」というテーマで講演していただきました。
 これまで私は、自身の未熟さから起居動作と歩行動作に共通する問題点を治療する際に動的場面の中で治療を展開せず、静的場面で例えば可動域など増やしてどのように動作が変わるか効果判定を行っていました。特に脳血管の患者様の場合に連合反応が出現し動作場面での治療の効果が得られず、動作の改善に難渋する場面がありました。しかし今回の講義で、臥位から座位などの姿勢の切り替わりや歩行中、言い換えるとposture to postureの問題を治療しない限り、どんな治療も効果を積み上げ機能回復できないことをご教授していただきました。その中の工夫として、動作の自由度が高いと自身の習慣のパターンを使いやすいため動作の自由度を制限することで、狙っている動作を促しやすくなることをご教授いただきました。

 午前のご講義では運動の自由度を考えながら、背臥位からの起き上がり、座位から下方へのリーチ、Bear standingの実技を中心に行いました。ご教授して頂いたことを実際に体験し、与えられたことを真似するだけでなく、個々の問題に対して自分が思い浮かべる動作をしてもらうためにどのような工夫をすればよいのか考え、バリエーションを増やしていくことが大切であると学びました。午後のご講義では歩行のロッカー機能をBear standing、床へのリーチ動作の中で作る実技を中心に行いました。実際に体験し互いにフィードバックすることで、どのような工夫を行うことで恐怖心を抱きにくいなど学ぶことが出来ました。また実際に体験することで、今まで自身の「危なそう」という勝手な思い込みで行わなかった動作もただの思い込みであり、実際に体験してもらうことで治療の手段として使えるのではないかと思いました。

 今回のご講義では実技が多く含まれており、体験することで非常にイメージしやすく考え方もふまえ、臨床に応用していきやすい内容でした。森先生のご講義は、大変興味深く自身のモチベーションの向上にも繋がりました。また、たくさんの貴重なお話を聞く機会があり、非常に充実した一日を過ごすことができました。
 次回からも、このようなご講義が開かれる際には、是非とも参加させていただきたいと思いました。


参加者 理学療法士 N・K



2016年05月22日

  • テーマ  根拠ある疼痛・可動域制限に対する治療展開
  • 講師   池澤先生

参加者の声 1人目

 今回、喜馬病院の池澤先生による「根拠ある疼痛・可動域制限に対する治療展開」というテーマの研修会に参加させていただきました。
 臨床において、疼痛や可動域制限がある患者様を治療させて頂く機会が多いこと、また改善が得られないことがあり、今回の講義に興味を持ち参加させていただきました。
 今回の内容として、午前中は疼痛の発生機序と炎症の役割・アイシングの効果や利点と欠点に分けて分かりやすく丁寧に教えて下さいました。午後からは、その知識を踏まえたうえで実技演習を交えながら講義をしていただきました。

 疼痛について患者様から聞かれた時に不十分な知識で応答していましたが、今回の講義を参加したことによって、以前より分かりやすく丁寧に応答できるのではないかと感じました。また、今まで可動域制限に対してスタティックストレッチングを多く行っていましたが、筋の走行など考えるとそのストレッチング方法では伸張が不十分であることが分りました。よって、これからの臨床では筋の走行をきちんと理解した上で、対応していく必要があると感じました。


また、急性期でアイシングは欠かせないと思っていましたが、炎症反応を抑えることが予後を変化させ、末梢では筋肥大に影響が出てしまう可能性があることを教わりました。今回の講義では、私の今までの知識を覆すものばかりでとても勉強になりました。
 実技演習では疼痛や可動域制限の評価を教えていただきましたので、明日から臨床にて実践しようと思いました。非常に充実した一日を過ごすことができました。次回からもこのようなセミナーが開かれる際には、是非とも受講させていただきたいと思っております。


参加者 理学療法士 A・Y

参加者の声 2人目

 今回、喜馬病院の池澤秀起先生による「根拠ある疼痛・可動域制限に対する治療展開」の講義を受講させていただきました。
 私は臨床において、疼痛のある患者様に対して、評価・治療に難渋することが多くあります。患者様の疼痛を治療できるようになりたいと考え、本講義を受講致しました。
 講義を受け、まず、疼痛治療に関して、沢山の固定概念にとらわれていたことがわかり、衝撃を受けました。特に鎮痛薬やアイシングによる効果、影響についてのお話が興味深かったです。生理学・解剖学から、エビデンスに基づいた治療展開はどのようなものであるかについてご教授頂きました。


 また、疼痛治療について、患者様との関係性や情動が大切であることも、何度もお話ししてくださったのが印象的でした。自身の評価治療に関する知識不足を認識するとともに、今回の講義を踏まえて、明日からの臨床おける自身の態度も見直し、より励んでいきたいと強く感じました。
 本講義は、受講生同士で相談・説明しあうことや、実技を行うことができる時間が多くありました。そのため、知識に乏しい私でも、その場で理解を深め、翌日からの臨床に応用できる内容を学ぶことができました。
 貴重なご講義、本当にありがとうございました。臨床場面で知識を活用するとともに、根拠に基づく治療とは何かを考え、より良い治療を提供できるように努力したいと考えています。また次回の講義も是非参加させていただきたいと思っております。

参加者 理学療法士 M・Y



2016年04月24日

  • テーマ  解剖学とバイオメカニクスの理学療法への応用~股関節編~
  • 講師   工藤慎太郎先生

参加者の声 1人目

 今回、森ノ宮医療大学の工藤慎太郎先生の「解剖学とバイオメカニクスの理学療法への応用~股関節編~」というテーマの講習会に参加させて頂きました。
 まず初めに、運動器系理学療法の3STEPということで、①力学的ストレスの明確化②解剖学的評価③運動学的評価それぞれの重要性について講義頂きました。力学的ストレスの明確化では、まず症例が訴える主訴(痛み)に対して詳細に問診を行い、どういった動作の時に痛みが出るのかを評価することの重要性を学びました。そこから、解剖学的評価でどこが損傷し、障害されているのかを触診や整形外科テストにより評価すること、さらに運動学的評価においてなぜ損傷・障害去れているのか、またなぜそのような動作になってしまうのかということを評価することを詳細に丁寧に講義頂きました。

  また、「鼠蹊部の疼痛」、「股関節前方の疼痛」、「股関節外側の疼痛」に対して、力学的ストレスの明確化、解剖学的評価、運動学的評価の方法について触診や筋促通など実技を交えて非常に理解しやすく丁寧に講義頂きました。
 今回の講義では、解剖学の重要性や股関節疾患に対する評価方法を学ぶことができました。特に自分自身に足りないと感じていた、解剖学的な評価から運動学的評価へどうつなげていくのかということを学ばせて頂きました。また講義の中で話される工藤慎太郎先生の理学療法に対する考え方や臨床事例を用いたお話など非常に興味深く、明日からの臨床に役立つ内容をお話し頂きました。

 今回の講習会に参加させて頂き、解剖学や運動学の大切さを学ばせて頂きました。またそれと同時に自分自身の解剖学についての知識不足や、触診や運動療法を行う上での技術不足を痛感致しました。今回の講習会を機に解剖学、運動学を改めて学習し自己研鑽に務めなければならないと感じました。
 最後に、今回このような貴重な講義を行って頂きました工藤慎太郎先生をはじめ、運営に携わって頂きましたスタッフの方々に心より御礼申し上げます。

参加者 理学療法士 H・S

参加者の声 2人目

 今回、平成28年4月24日に行われました、森ノ宮医療大学の工藤慎太郎先生の講義「解剖学とバイオメカニクスの理学療法への応用~股関節編~」に参加させて頂きました。臨床において、股関節に何らかの障害や問題点を抱えた患者様を担当することも多く、治療を行っていく上でより解剖学・運動学の知識を深め、臨床の場面に活かしていきたいという思いから今回の講義に参加させて頂きました。

 午前の講義では、股関節の構造と触診によるランドマークの取り方という、基礎的な部分をより詳しくお話して頂きました。筋の走行や骨や筋にかかる力学的なストレスが関節の肢位にとってどのように変化していくかなど、目では見る事ができない組織の関係性を深く知ることができました。また腸腰筋の収縮方向を超音波によって動画として見せていただき、その動きについて詳しくご教授頂きました。実際に筋が収縮した際の方向、厚さなどを視覚的に捉え学ぶ事が出来ました。解剖学的に筋の走行を考え収縮方向を予測することとは、また違った筋の収縮の捉え方ができるという貴重な体験をすることができました。

 午後の講義では、大殿筋や小殿筋、外旋六筋など股関節周囲の筋の走行や超音波による筋の動きをご教授頂きました。また超音波で捉えることができた筋の動きを、実技をふまえながらわかりやすく話を展開して頂きました。
 筋の動きを視覚的に捉えることがすごく新鮮で感動を覚えました。また患者様の筋力トレーニングを行う際に超音波による視覚的フィードバックを用いる方法論には興味がすごく湧き、超音波による筋の動態を学んでいきたいと感じました。
 今回の講義を通して、臨床において力学的なストレスをしっかりと確認し、それに基づく解剖学的評価、運動学的評価の必要性を再確認致しました。また今回学ばせていただいた股関節周囲筋の動態を今後の臨床において活用していきたいと思います。
 今後もこのような勉強会が開催される際には、是非参加させて頂きたいです。

参加者 理学療法士 N・S



2016年04月10日

  • テーマ  体幹の評価とアプローチ
  • 講師   鈴木俊明先生

参加者の声 1人目

 今回、関西医療大学院の鈴木俊明先生による「体幹機能評価とそのアプローチ」についての講義に参加させていただきました。私はこれまで体幹について深く勉強する機会が乏しく、知識も不十分でありました。そのため、体幹を診る知識・技術をしっかり学びたいと思い今回の講義に参加させていただきました。
 午前中は骨盤に付着する筋肉の機能解剖を教えていただきました。午後はその知識を踏まえて座位・立位・上肢運動中にどの筋肉がどのような作用を行っているかについて、実技演習を交えながらお話しいただきました。

 機能解剖の講義では、内・外腹斜筋をそれぞれ筋線維の走行によって分類しました。それらの役割を力学的な説明に加えて筋電図のデータを示した解説もあったので非常に理解しやすい講義でした。また、その知識を基にその他の骨盤に付着する筋肉の機能の説明があり、姿勢の差異による筋活動の違いについての説明もありました。座位・立位中の体幹筋の活動については、先生が臨床場面でどのように治療に生かしていたかを織り交ぜながらお話があったので、知識と臨床場面を繋げながら学ぶことができました。

 今回の講義を通して、骨盤の動きと各々の筋肉の活動量やその役割が明確に理解できました。体幹だけではなく筋肉の細かな役割の知識の有無によって動作分析がどれほど詳細にできるかが決まってくるのかを痛感しました。これからも解剖学の知識を深め、動作の種類・タイミングを一つ一つ丁寧に考えて治療に携わっていこうと思います。

参加者 理学療法士 H・Y

参加者の声 2人目

 今回、鈴木俊明先生の「体幹機能評価とそのアプローチ」についての講義を受講致しました。鈴木先生の講義は、今までに何度か拝聴しておりました。しかし、実際に患者様の体幹を評価した際、その難しさを実感することがありました。同時に、体幹機能について理解し、知識として頭に入れておく必要性を感じました。そこで実際の評価を経験した上で、再度鈴木先生のお話を伺いたいと思い、今回の受講に至りました。

 講義を通して、体幹には多数の筋が存在し、その一つ一つに役割があるということをご教授いただきました。例えば内腹斜筋と外腹斜筋においては、同じ筋でも筋線維の走行によって違う作用がある、とのことでした。私はこれまで、内・外腹斜筋は「腹斜筋」という一つの筋として認識しておりました。しかし、座位や立位などの運動する姿勢によっても、働く筋に違いがあるということがわかりました。そのため運動指導をする際は、内・外どちらの腹斜筋の、どの方向の線維が働くのか、というようなことを考慮することが重要だと感じました。また、上肢へアプローチする際は、上肢に存在する筋と、そこに筋線維で連結している体幹筋を評価することが重要であるとお話いただきました。このことから、体幹筋が正常に機能するようにしておくことで、他の関節運動も行いやすくなることがわかりました。しかし、全ての体幹筋を鍛えれば良いというわけではなく、動作によって使用する筋とそうでない筋がある、ということもご教授いただきました。今後トレーニングを指導する際は、獲得したい動作に向けて、どの筋が必要なのかを正しく認識し、動作の獲得に近づくことができるような運動を考えたいと思います。

 鈴木先生の講義は毎回新しい発見があり、とても楽しく学ばせていただいております。教科書などを読むだけでは理解し難い内容も、分かりやすく説明して下さり、充実した時間を過ごすことができました。今後の自己学習においても、今回得た内容をもとに知識を深めていきたいと思います。

参加者 健康運動指導士 S・T



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