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セミナー実績results

2018年10月12日

  • テーマ  セラピストの手の使い方とハンドリング技術 -実技を交えて-
  • 講師   鈴木俊明先生

参加者の声 1人目

  10月7日に開催されました関西医療大学大学院保健医療学研究科の鈴木俊明先生による「セラピストの手の使い方とハンドリング技術-実技を交えて-」についてのご講義に参加させて頂きました。  私は病院の回復リハビリテーション病棟で勤務をしておりますが、自身のハンドリングや介助がうまくできず、患者さんが「歩きにくい」「立ち上がりにくい」と感じているだろうと思うことがあります。もし、私がうまくハンドリングや介助ができれば、目の前の患者さんがもっと早くに退院ができる、退院後の生活がもっと楽に過ごせるのにと思っていました。そして、少しでもハンドリングや介助の技術が身に付けばと思い今回の講義に参加をさせて頂きました。

 講義では、ハンドリングの基礎となる触れ方から丁寧に教えて頂くことができました。実技の中では、実際に鈴木先生のハンドリングを体験させて頂き、改めて触れ方の違いを感じることができました。触れ方や誘導の仕方をうまく行うと、患者さんが自分自身で動いていると感じることができ、無意識下での感覚入力にもつながるという話を聞いて、触り方の大切さを再認識しました。また、講義の中で正常な基本動作を理解することの重要性についても教えて頂きました。立ち上がりや着座では、どのような順序で関節運動が生じるのか、またその時にどの筋肉がなぜ必要かなどついてもお話して頂きました。患者さんがなぜ立ち上がれないのか、なぜ着座がうまくいかないのかを解釈する際には、正常な動きとは何が違うのか、なぜ違うのかを理解する必要があると感じました。その為には運動学的にどの順序で関節運動が生じているのかを見極める動作観察の観点が重要と感じました。
 今回の講義に参加させて頂き、改めてハンドリングで患者さんの動作が変わることを実感しました。そして患者さんへの触れ方や誘導の仕方だけでなく、何が正常な動作とは違うのかについて解釈する為に、基礎となる運動学・解剖学の知識が大切と思いました。今後もハンドリングや介助について一つ一つこだわっていきたいと感じることができる講義であり、とても充実した時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。



理学療法士 S・Y

参加者の声 2人目

 今回関西医療大学大学院の保健医療学研究科の鈴木先生の[セラピストの手の使い方とハンドリング技術~実技を交えて]の講義に参加させていただきました。日々の臨床の評価と治療場面などで手の使い方やハンドリングを求められることが多いことを感じておりました。例えば、同じ患者様を評価、治療していてもセラピストによって手から評価できている内容、その後の治療にも差が出ている場面を経験します。知識の差もあるとは思いますが、やはりそこには手の使い方やハンドリング技術の差があると感じておりました。そのため今回の講義・実技を通して日々の臨床の一助になればと思い参加させていただきました。
 午前の講義では手の使い方、臨床動作促通法の紹介をしていただきました。臨床動作促通法とは治療者の手の圧を変化させて正常動作を導き出す方法で治療者は患者の異常動作をできるだけ正常動作に誘導するものであると学びました。手の圧の使い方を実際にペアでの実技練習を行いました。上手く誘導できず難しさを感じる部分もありましたが、実際に鈴木先生からフィードバックを受けながら繰り返し練習を行うことで理解も深まりました。今回の講義では実技練習に多く時間をとっていただいたので、より理解も深まりやすくとてもよかったです。
 午後の講義では椅子からの立ち上がり、着座、歩行動作、立位でのウエイトシフトなどの正常動作をご講義いただきました。どのような関節運動が先に生じるか、その時に重要な筋が何なのかなどをご教授して頂きました。私の知識になかった内容が多くあり、改めて勉強になりました。さらにその動作の誘導の仕方、筋活動の誘導の仕方を実技していただいたのでより臨床に役立つご講義となっておりました。実際に鈴木先生にご講義して頂いた後、ペアで理解できているかインプットしたものをアウトプットできるお時間を頂いたのも、より良かったです。
 今回のご講義では実技も多く含まれており、実際に体験すること、机上で学んだことがより理解することができました。非常に臨床に応用していきやすい内容でした。鈴木先生のご講義は、大変興味深く自身のモチベーションの向上にも繋がりました。たくさんの貴重なお話を聞く機会があり、非常に充実した一日を過ごすことができました。  次回からも、このようなご講義が開かれる際には、是非とも参加させていただきたいと思いました。

理学療法士 K・N

2018年09月16日

  • テーマ  認知症患者さまへの退院支援で知っておくべきこと、やるべきこと
  • 講師   千賀恵先生

参加者の声 1人目

  今回、喜馬病院リハビリテーション部の千賀恵先生による「認知症患者さまへの退院支援で知っておくべきこと、やるべきこと」というテーマの研修会に参加させて頂きました。 現在、勤務している病棟でも認知症を患っている患者さまは多く、退院先の決定やサービス利用の検討などに携わる機会は多いため、退院支援についてきちんと学んでおくべきだという思いから今回参加させて頂きました。
 午前の部では、「認知症患者さまの在宅復帰支援の理想と現実」「認知症ケア・リハビリテーション導入までのアセスメント」をテーマに講義して頂きました。在宅復帰を目指す理由や、認知症患者さまにみられる症状の大きな分け方についてご講義して頂きました。その中でも、認知症の重症度の捉え方について実際のカンファレンスを例に用いて説明して頂き、とてもわかりやすく身近に感じることが出来、大変勉強になりました。認知症の重症度の捉え方は、職種や立場によって様々であるということ、今後は認知症の重症度は「中核症状と周辺症状の2軸」で捉えること、家族やスタッフの負担感は「2軸+空間」で捉えることという内容が大変印象に残っています。特に、家族やスタッフの負担感を2軸+空間で捉えることについては、千賀先生のご家族のお話しを交えて説明してくださりとてもわかりやすかったです。

 午後の部では「根拠に基づく認知症ケアとリハビリテーション」「在宅復帰を円滑に行う環境設定の工夫ポイント」「安心して退院するためのサービス調整のポイント」「当院での認知症サポートチームの退院支援活動」をテーマに講義して頂きました。午後には、ワークショップも多く組み込まれており、楽しく講義を受けることが出来ました。また、食事介助のポイントや、それぞれの認知症の特徴なども説明して頂きました。千賀先生のお話しを聞いていると、私自身臨床の場面で不適切な質問や対応をしてしまっていたことに気付くことが出来ました。 今回学ばせて頂いた内容は、臨床に結びつきが大変強く、大変興味深い内容でした。今回学ばせていただいたことを明日以降の臨床にすぐに活かし、認知症患者さま・ご家族様に携わっていきたいと思います。貴重なご講義ありがとうございました。



理学療法士 T・M

参加者の声 2人目

 今回、私は千賀恵先生の研修会「認知症患者さまへの退院支援で知っておくこと、やるべきこと」に参加させて頂きました。
 私は現在、回復期病棟で認知症の患者様を担当させて頂いています。しかし退院後、本人様にどのようなサービスを利用して頂けたら本人様・家族様共に安心して生活して頂けるのか悩んでおりました。そんな時、千賀先生のこの研修会が開催されるとのことで、参加させて頂きました。千賀先生の講義は講義内容を聞くだけではなく、ディスカッションやグループワークもたくさんあったため、積極的に抗議に参加することができました。よって、とても充実した半日を過ごすことが出来ました。また、今回の講義のタイトルから退院支援後の話の内容が中心だと思っていたのですが、患者様が病院へ入院された時の対応の仕方や認知症の患者様に対してどんなリハビリテーションが必要になるのかといった退院前の内容もしっかり講義して頂き嬉しかったです。改めて自分の患者様への対応を再確認させて頂くことができました。


 今、世間一般的には認知症の患者様は認知が重度であると退院先を施設にすると考えられがちです。私も実際そう考えていました。しかし、本当に認知が重度であるのか評価し、見極める必要があるとご講義頂きました。またその見極め方は、認知の中核症状と周辺症状の二軸性で捉える必要性があり、さらにそれだけではなく、家族やスタッフの負担感は認知度+家族の受け止めれる量で捉えることが重要であることを学びました。これらを評価した上で自宅か施設かを検討する必要があることを学びました。
 また、患者様の自宅復帰に必要な要因は移動能力と食事が重要であることをご講義頂きました。私は始めトイレや移動が重要であると思っていました。しかし、重度の認知症高齢者は食事に問題を持っており、死亡率が高いという報告がされているそうです。今後、認知症の患者様を担当する際は食事面にも注意を配っていきたいと考えております。 本日の講義を活かして明日からの臨床に少しでも活かせるようにしたいと思います。またこのようなセミナーが開催されるのであれば、次回も是非参加してみたいと思います。


理学療法士 M・N


2018年08月19日

  • テーマ  「肩甲骨の安定性」を根拠をもって考える~研究データや筋電図データからの検討~
  • 講師   井尻朋人先生

参加者の声 1人目

 今回、喜馬病院の井尻朋人先生の研修会に参加させて頂きました。「肩甲骨の安定性」を根拠をもって考える~研究データや筋電図データからの検討~というテーマで、普段言語化すると曖昧になってしまう肩甲骨の安定性という概念について学びました。講義の始めの「肩甲骨が不安定とはどういうことですか」、との問いかけに対して私は動的な場面での肩甲胸郭関節と他の関節との協調的な動きができるかどうかということではないかと考えていましたが、動的場面では動くべき方向に動くべき方向、動くべきタイミングで動くこと、静的場面では正常な位置で肩甲骨が止まっていることであるという考え方を教えて頂きました。このことから、肩甲骨の安定性について聞かれているのに肩甲骨と他の関節の関連性を考えすぎているために肩甲胸郭関節の動きを曖昧に捉えてしまっていると実感しました。

 今回新たに学んだことは、肩甲骨の棘三角が肩関節屈曲時・外転時にどのような軌跡を描くのかということや、描く軌跡を知っていることで治療手技が正しいものになること、そして肩甲骨は上腕骨の受け皿となり骨性支持をしたほうが良い場合もあること、肩関節の筋力は肩甲上腕関節と肩甲胸郭関節の筋力の複合であるということでした。実際に他の先生の肩甲骨の動きを触診させて頂いたことで、理解が深まりました。 肩甲骨は胸郭と隣り合っているため、自由度が低いイメージがあり、肩甲帯が固定されてから上肢などの末梢関節が動くのではないかと考えていましたが、実際は肩甲上腕関節と肩甲胸郭関節は同じ作用をもっており、肩甲胸郭関節から遠位はとても自由度が高いというところが一番面白かったです。

 今後臨床において肩甲骨や体幹のアライメントと肩甲上腕関節を関連付けて考えた際、どのような肩甲骨の動きが一番その方にとって効率的であるかということを考えるのが難しく、課題となるだろうと考えます。しかし、体幹と肩甲骨を別の働きをもつと分けて考えられるようになったことで、問題点を捉えやすくなるのではないかと思っています。 今回学んだことを明日からの臨床で最大限に活かしていきたいと考えています。 ありがとうございました。

参加者 理学療法士 R・U

参加者の声 2人目

 8月19日に開催されました井尻朋人先生による「肩甲骨の安定性」を根拠に基づいて考える〜研究データや筋電図データからの検討〜についてのご講義に参加させて頂きました。私自身、普段肩関節に問題を抱えている患者様を担当させて頂く事が多い中で、肩関節疾患に対する評価や治療をどのように展開するべきか悩む事が日々あるため今回の講義に参加させて頂きました。  講義内容としては、午前の講義では今回のテーマとなる肩甲骨の安定性について講義頂きました。午後は午前中に学んだ肩甲骨の役割にちなんだ肩甲骨周囲筋の筋力強化方法や可動域改善方法について、井尻先生の研究結果を交えて実技を中心にご講義頂きました。

 午前中の内容としましては、肩甲骨の役割と視診、動作中での肩甲骨の役割についてご教授頂きました。また、肩甲骨の視診と動作中での肩甲骨の役割とはどのようなものなのかを実技を行い、一人一人に丁寧に触診方法や注意点を教えて頂いたため、より理解する事ができたと感じました。私自身印象に残っていることは前腕肢位の違いでADL場面の中で関わる筋肉が変化することです。肩関節疾患の患者様の多くは「棚上の物をとれない」や「洗濯物を干すのに苦労する」といった訴えが多い印象を受けます。それぞれの動作を行うときの違いは前腕肢位であり、回外・回内で肩関節周囲筋の筋活動について筋電図波形を用いて講義頂いたため、内容を理解することができました。
 今回のセミナーでは、「肩甲骨の安定性」について学ぶ事が出来ました。動的場面での肩甲骨の運動については触診を通して正常方向に肩甲骨が動いているか、また、静的場面では適切な位置に肩甲骨が位置しているかどうかを確認することが必要であり、肩関節疾患であるからといって肩関節のみに着目するのではなく、肩甲骨にも着目し評価・治療する必要があると感じました。

 電気療法などによって人工的に筋の収縮をさせる方法はよく使用することもありますが、田口先生によると青色の光線を当てることで筋の収縮を促す研究もされており、ラットが青 肩関節運動の際に肩甲骨はどのように動くのかを隣の人と話し合う時間を設けて頂き、お互いに理解出来ているか確認しあい、それでも分からない場合は丁寧に説明して頂いたため、自分で内容を整理する事が出来ました。  今回のセミナーで学んだことは明日からの臨床に役立つ内容ばかりでございましたから、次回もこのようなご講義がありましたら、次回もぜひ参加させて頂ければと思います。ありがとうございました。

参加者 理学療法士 T・Y



2018年07月08日

  • テーマ  体幹機能評価−解剖学、運動学で考える−
  • 講師   鈴木俊明先生

参加者の声 1人目

  7月8日に開催されました関西医療大学大学院で保健医療学研究科の鈴木俊明先生による「体幹機能評価−解剖学、運動学で考える−」についてのご講義に参加させて頂きました。理学療法士として臨床の場面で立ち上がり動作・歩行動作といった基本動作での実用性低下を認める患者様は多く、特に脳血管障害片麻痺患者様では体幹が問題となることが多い印象があります。
 しかし、評価をする上で体幹筋は内腹斜筋・外腹斜筋といった腹斜筋群や多裂筋・最長筋を背筋群といった複数の筋をまとめて考える傾向があり、患者様に効率的かつ効果的な治療を提供できていないと日々痛感しています。効率的かつ効果的な治療を展開するには体幹機能を理解した上で評価・治療しなければならない。その為、基本となる解剖学・運動学の知識が必要となるが、私は基礎知識が不十分であるため、今回鈴木先生のご講義に参加させて頂きました。  講義内容としては、午前中は体幹機能に関する解剖学・運動学を中心に触診などの実技を交えご講義頂きました。午後は午前中の解剖学・運動学に基づいて、座位姿勢・立位姿勢での重心移動時に必要となる関節運動と筋活動に加え、上肢挙上時での体幹筋活動について鈴木先生の研究内容とともにご講義頂きました。

  解剖学の内容としましては、それぞれの筋に個別の作用がありその中でも私が特に印象に残っている筋は内腹斜筋であり、内腹斜筋でも筋線維走行の違いで座位・立位姿勢において、側方移動で働く筋線維が違う事が今回の講義で学びました。そのため、同じ筋でも筋線維を分けて考える必要があることから、単に腹筋群・腹斜筋群・背筋群といった様に複数の筋を一つの筋として評価、治療をしてはいけないと学びました。また、姿勢・動作観察よりなぜこのような姿勢・動作を呈するのかを鈴木先生の研究データに基づいて、関節運動による現象・筋活動を丁寧かつ分かり易くご講義頂きました。
 今回のセミナーでは、分からないところがあれば隣の人とディスカッションして分かっているかお互い確認しあい、それでも分からない場合は分かるまで丁寧に説明して下さったため、自分で整理する事が出来ました。本日、ご講義頂いた内容は明日からの臨床に活かす事が出来るので、体幹筋でも細かく分類し、触診・評価する必要があると学びました。
 今後、このようなご講義がありましたら、ぜひ次回も参加させて頂ければと思います。ありがとうございました。



理学療法士 T・Y

参加者の声 2人目

今回、2018年7月8日に行われました、関西医療大学大学院の保健医療学研究科の鈴木俊明先生の「体幹機能評価―解剖学、運動学で考える―」に参加させていただきました。 今回の講義に参加させていただいた理由としましては、私は鍼灸師として日々臨床に出る中でわからない事が多く、基礎を学び、今後の臨床に少しでも活かしていきたいと思い、この講義に参加させていただきました。
 初めに、座位保持に必要な体幹機能の基礎で脊柱起立筋の中でも働きが異なることや、触診が可能な位置、それぞれの筋へのアプローチの仕方などをご教授頂きました。続いて、座位・立位での側方移動で必要な体幹機能の基礎に加え、実際にペアになり実技を行いました。
講義中に、鈴木先生が周りの方とのディスカッションの時間を設けてくださるので、分からなかった所をもう一度確認する事も出来ましたし、間違って解釈している所があってもその場ですぐ正すことが出来ました。また、その中でも学んだ事を一度アウトプットする事で、よりしっかり知識として身に付くと感じました。


 ペアになっての実技や、実際に自分自身が同じように体を動かし体感することで、関節の動きや、筋肉の活動の仕方がとても分かりやすかったです。実技においても、違った方向に動かしてしまうと全く違う筋肉へのアプローチになってしまったり、目的の筋肉に正しくアプローチ出来なかったり、細かく基礎から指導してくださったので理解した上で、考えて行う事が出来ました。
 今回の講義を通じて、基本的な筋肉の作用・走行に加えて一つの動作においての関連性などを理解する事で、動作観察、評価をし本当の問題点を見つけることが出来るということを学びました。その為に、今回学んだ事を臨床で活かし、更に今後も基礎となる知識を身に着けていきたいです。
 一つ一つ丁寧に、鍼灸師の私にもわかりやすくご教授頂いた鈴木先生、及び今回の講演会を開いて頂いたスタッフの方々、本当にありがとうございました。 次回からも、このようなご講義が開かれる際には、是非参加させていただきたいと思いました。


鍼灸師 S・B


2018年06月24日

  • テーマ  病院・施設での転倒予防~セラピストができること~
  • 講師   福田圭志先生

参加者の声 1人目

 今回、6月24日に開催されました、喜馬病院リハビリテーション部の福田圭志先生による研修会「病院・施設での転倒予防 ~セラピストができること~」に参加させて頂きました。私は現在、入職1年目で介護老人保健施設に勤務しており、入所されている利用者様のリハビリを担当させて頂いております。ある日、リハビリでの歩行練習中、担当利用者様が膝折れにより転倒し膝を打撲されるということがありました。それ以降、臨床でも転倒に対する恐怖心が芽生え、動きのあるリハビリを行うことに躊躇いを覚える時がありました。このような経験から、今回の研修会に参加することで機能面や環境面での転倒リスクを学び視野を広げることで、臨床での自身の立ち位置や環境設定の検討、再発防止や予防に繋げたいと考えました。
 午前の講義では、地域在住高齢者と施設入居者で、それぞれどのような要因で転倒が起きやすいのか、また転倒の方向ごとに伴いやすい骨折を、統計による健常者との比較を交えてご教授いただきました。老健勤務の中で実際に経験した転倒のケースを振り返りながら拝聴させていただいておりました。要因の上位として挙がっていた筋力低下や歩行補助具の使用といった点で一致しているところが多く見られ、なぜこれらの要因が上位に挙がってくるのか、改めて理解を深めることができました。

 午後からの講義では、パーキンソン病や脊髄小脳変性症、認知症といった疾患別での転倒の要因、またADLの自立レベルごとや日常生活上の環境での転倒リスクについて、実際に考える時間を設けていただきながらご教授いただきました。私は介護老人保健施設に勤務しているため、認知症やADLの自立レベルがB判定である方と接する機会が多いです。実際そのような方は転倒リスクが高いということで、老健に勤務する身としてより転倒に対する認識を深めることができました。また、実際に画像を用いて転倒に至りやすい環境を考える機会もあり、同時に他の参加者の方の意見も聞くことができたので視野を広げるという点ではとても有意義な時間を過ごさせていただきました。
 今回の研修会では、常に隣り合わせである転倒に関する知識や転倒リスクの考え方が乏しい私自身にも非常に理解がしやすいようなご講義をしていただきました。この研修会で得たことを糧に、臨床の場面で転倒予防や再発防止に繋がるようなリハビリの展開や環境設定を行っていけたらと思います。



理学療法士 K・H

参加者の声 2人目

 今回、喜馬病院リハビリテーション部の福田圭志先生による「病院・施設での転倒予防~セラピストができること~」というテーマの研修会に参加させて頂きました。
 現在、急性期病棟に勤務しており、臨床場面において転倒リスクのある患者様に接する機会も多いため、転倒予防を身につけておくべきだという思いから今回参加させて頂きました。
 午前の部では、「地域在住高齢者と入院・入所中高齢者の転倒について」「転倒方向別の骨折について」をテーマに講義して頂きました。今まで調べたこともなかった転倒の定義から、地域在住高齢者と施設入居高齢者それぞれの転倒リスクなどについて詳しく教えていただきました。転倒リスクについて、福田先生が臨床で経験したことや実際に注意している点をわかりやすく教えて下さったので、明日からでもすぐに臨床に活かしていくことができる内容でした。また、薬剤と転倒リスクの関係や、夜間頻尿のある方の転倒リスクなど臨床で経験することの多い場面について、研究の結果を基にお話ししていただき大変わかりやすかったです。転倒予防の取り組みの1つとして、転倒予防川柳を紹介して頂きました。これは実際に患者様や利用者様に記入していただいたもので、面白くとても良い転倒予防への注意の呼び掛けだと思いました。転倒方向別の骨折については、それぞれの方向別にリスクを評価するテストや、実際の患者様の映像をみて転倒方向を予測するなど大変興味深い内容でした。


 午後の部では「パーキンソン病、進行性核上性麻痺について」「認知症について」「小脳の機能について」「主なADL自立の目安について」「病院・施設で転倒を減らすために」をテーマに講義して頂きました。それぞれの疾患の病態から、疾患別の転倒予防法、評価法など教えていただき、勉強になりました。また、ADL自立の目安については私が臨床でとても悩んでいることの1つでありました。福田先生自身が、ADL自立の目安のために行う評価や、カットオフ値について教えていただき、これからADL自立を検討する際の指標を理解することが出来ました。最後に病院・施設での転倒を減らすために、実際に病室の写真を見ながら自分が思う転倒リスクのある点などを話し合いました。
 今回学ばせて頂いた内容は、臨床に結びつきが強く、転倒のインシデントを減らすためにもとても大切なことばかりでした。今回学ばせていただいたことを活かし、転倒リスクを常に意識しながら臨床に関わっていきたいと思います。貴重なご講義ありがとうございました。


理学療法士 M・T


2018年06月17日

  • テーマ  立ち上がり動作、歩行動作の動作分析
  • 講師   鈴木俊明先生

参加者の声 1人目

 今回、私は鈴木俊明先生の研修会「立ち上がり動作、歩行動作の動作分析」に参加させて頂きました。
 私は鈴木俊明先生の授業や講義を受講する機会が多くありました。鈴木先生は講義を丁寧にかつ分かりやすく説明してくださるので、動作観察が得意でない私でも、講義の内容を理解することが出来ます。また、講義中に先生がおっしゃった内容をまとめたり、隣の人とディスカッションする時間を下さるため、自分が講義の内容をどこまで理解出来ていてどこが出来ていないのかが確認できます。よって受け身にならず積極的に講義の内容に参加出来るのを魅力に感じ、今回参加させて頂きました。
 今回の講義の内容は、立ち上がり・歩行動作の基本的な動作についての復習や筋の触診、簡単な実技、さらにたくさんの患者様の立ち上がりや着座の動作のビデオを観て、動作のどこが問題となっているか周りの人とディスカッションをするといった内容でした。さらに今回は先生が研究されている新たな内容もご講義頂き、大変充実した内容でした。

 午前の講義は主に立ち上がりについての講義でした。正常な立ち上がりは初めに股関節屈曲が生じる前に胸腰椎移行部移行部での屈曲が生じることや座位で腰椎後弯・骨盤後傾が強い患者様に立ち上がり時に股関節屈曲を誘導するのではなく、初めに腰椎前弯・骨盤前傾を作ることが大切であることを学びました。
 午後の講義では内腹斜筋の触診や促通の方法、歩行時の筋活動についてご講義頂きました。内腹斜筋には横行下部線維と横行上部線維、斜行線維の3種類あり、斜行線維線維は上前腸骨棘の直上で斜めに触れるということや、立脚初期から中期では股関節伸展する際大殿筋が働くだけではなく、腸骨筋も同時に働くことを新しく学ぶことが出来ました。
 本日の講義を活かして明日からの臨床に少しでも活かせるようにしたいと思います。 またこのようなセミナーが開催されるとのことなので、次回も是非参加してみたいと思います。



理学療法士 M・M

参加者の声 2人目

 今回、関西医療大学の鈴木俊明先生による「立ち上がり動作、歩行動作の動作分析」についてのご講義に参加させて頂きました。臨床の場面において、動作観察から現象と運動を捉え動作分析を行い、問題点を見つけ治療するという、トップダウンの流れがとても大切だと感じています。そのため、今回、基本的動作である立ち上がり、歩行の動作分析について、知識を深めたいと思い、参加しました。
 午前中は、座位、立ち上がり、午後は立位、歩行時の関節運動、筋活動について研究結果、ディスカッションを交えながらご教授頂きました。
 立ち上がり動作に関しては屈曲相を作って行くために、腸骨筋による骨盤の前傾に伴う股関節の屈曲が重要で、足関節の背屈は積極的には必要でないと教えて頂きました。また屈曲相を作って行く前には骨盤後傾し、胸腰椎移行部の屈曲が股関屈曲に先行して起きる事を学びました。着座動作に関しては立ち上がり動作の逆パターンではなく、足関節の背屈による下腿前傾がとても重要になることを再確認しました。


 立位姿勢、歩行動作では同じ現象に見えることでも、どの相で起きているかによって原因は、全然違うということを学びました。また、実際に現象が起きている瞬間よりも、前の相に問題点があることが多く、動作観察をする上で、全ての相から問題点を統合する力が必要だと改めて感じました。
 鈴木先生の講義では、一方的な講義ではなく、その都度ディスカッションの時間を設けてくださっています。理解が追いついていない場合も、周りと共有することで、自分がどこまで理解しているかを確認することができました。また講義内、講義後、お忙しいところを質問の時間を長くとってくださるので、疑問点を解決することができました。
 今回学ばせて頂いた内容を日々の臨床に活かし、より良い理学療法を提供できればと考えています。また動作観察の講義は、継続して参加し、理解を深めることや、見る目を養って行くことが大切だと思っています。今後もこのような講義が開催されれば、必ず参加したいと思います。今回は貴重な講義をありがとうございました。


理学療法士 T・N


2018年04月08日

  • テーマ  セラピストに必要な摂食嚥下障害の基礎知識と実践
  • 講師   西川正一郎先生

参加者の声 1人目

  私は言語聴覚士として摂食嚥下リハビリに携わらせていただいています。 理学療法士である西川先生の「セラピストに必要な摂食嚥下障害の基礎知識と実践」のご講義に参加させていただきました。 ご講義の内容として、言語聴覚士の養成校では学べない事も多くありました。 頭頸部のストレッチングや食事時の姿勢について学ぶことができました。わからない事や疑問に思った事、また、ストレッチングの方法を西川先生が参加者の横に来てくださってご丁寧にご指導いただきました。そのため、すぐに臨床で役立てることができ、治療効果を実感することができました。 また、基礎知識を再学習する事もでき、有意義な時間となりました。それと同時に理学療法士の先生方も言語聴覚士と同じ領域に立たれていると考え、私の治療をより質の高いものにしていき、専門性を高めるべきであると改めて考えることもできました。午前中は座学と実際に参加者も水を飲み、姿勢を変えて飲んだ際の変化を実体験しました。その際は健常な私でも飲み込みやすさや飲みにくさを感じることができました。その際も西川先生の解剖学を交えたご説明で理解により繋がることができました。

  摂食嚥下機能の低下された患者様や利用者様はもっと飲み込みにくさを感じながらご飯を食べ、水分を摂取されていることを実体験し、苦痛なく食べられることの重要さや、食べられることの幸せは大きい事であると痛感致しました。私達の仕事はその幸せや喜びを継いでいけるとても素晴らしい仕事であると思っています。  この度、西川先生のご講義で強く感じたことは、嚥下に対して病院や施設、訪問リハビリ等の各方面で摂食嚥下に対して治療を行っているセラピストは多く存在すると思います。言語聴覚士のみでならず、理学療法士や他のコメディカルが連携を図ることで、食べる喜びをより長く続けていけることができると強く感じました。西川先生のような理学療法士さんも摂食嚥下に興味を持たれている方は多くいらっしゃると思います。私も言語聴覚士として、嚥下リハビリの質を向上させ、一人でも多くの方の幸せを繋いでいきたいと考えられるご講義でした。西川先生この度は貴重なご講義ありがとうございました



言語聴覚士 S・T

参加者の声 2人目

 今日の高齢者の死亡要因として、肺炎は悪性新生物・心疾患に次ぐ要因となっております。90歳代では、さらに多くの数を占めます。免疫機能の問題だけでなく、摂食・嚥下機能の低下により誤嚥し、肺炎を起こす高齢者の方は多いとされております。  私が働いている老人保健施設でも、昨年度に誤嚥性肺炎で入院された利用者が10数人も居てました。私も参加しているNST委員会では、今年度の目標が誤嚥性肺炎での入院数の軽減としているため、今回の「セラピストに必要な摂食嚥下障害の基礎知識と実践」に参加させて頂き、理学療法士としてできることを学びたいと思いました。 午前中の講義では、学生のときにはそこまで勉強もしておらず、記憶にも曖昧にしか残っていなかった摂食・嚥下に関しての解剖学・生理学を中心にわかりやすくご講義をして頂きました。座学だけでなく、実際に嚥下をしながらの講義であったため、何故嚥下が行いにくいのか・何故誤嚥してしまうのかについてより一層理解を深めることができました。 また歯や歯肉、唾液、加齢による変化についての説明もして頂き、これらが摂食・嚥下に関わることについても理解することができました。


  午後からの講義では、 午前の解剖学・生理学の内容を踏まえた上で実技中心にご講義をして頂きました。動画を見ながらの説明や、評価方法については実演しながらの説明であり、頭の中でイメージしやすく、とても記憶に残るご講義でした。午前の講義で基礎的な話をして頂いたおかけで、午後からの講義内容はとてもわかりやすく、明日からの臨床に活かせると感じました。  今回の研修会では、摂食・嚥下機能に関しては、言語聴覚士がメインの範囲であると考えていた私でもわかりやすいように基礎的な内容から、評価方法・アプローチ方法までご講義をして頂きました。今回の研修会で得た内容は、今後臨床で活かすことのできる内容であり、理学療法士としても、摂食・嚥下機能に関してできることはたくさんあると痛感できました。今回の研修会を経て、摂食・嚥下機能の評価・アプローチに目を向け、患者様のQOL向上のために今回得た知識を臨床に活かせるようにしていきたいと思います。


理学療法士 S・M


2018年04月22日

  • テーマ  動作分析の基礎 ‐運動と現象の理解を中心に‐
  • 講師   鈴木俊明先生

参加者の声 1人目

 現在、病院の回復期病棟で勤めており、臨床現場でなぜ患者様がその動作をできないのか・何が問題点なのかを評価することに難渋することがあり今回参加させて頂きました。 研修会はトップダウン過程の評価で動作分析をしていくことで患者様の運動の分析、問題点の分析をするという内容でした。動作分析では体幹傾斜と骨盤挙上の違いやその現象の原因がどの筋のどの線維なのか、また体幹ではなく足部が原因なのかなど細かな評価の方法までご教授頂きました。実際に動画や写真を提示して頂き、動作分析することで理解を深めることができました。

 今まで細かな評価、例えばトレンデレンブルグ徴候とトレンデレンブルグ様の歩行の精査などできておらず、本来の問題点を把握できていないことがあったと感じました。また、今回の研修会の中で鈴木先生のお話の後に参加者の方と確認する時間を取ってその場で理解を深めながら進行して頂けたので、疑問点を解消しながら次のお話を聞くことができました。 今後、臨床の場で患者様の動作分析を行う際にその原因が何なのかを解剖学的に捉えて精査し、ピンポイントでアプローチを行っていきたいです。また、回復期病棟勤務ということでアプローチする時間の長さに甘えていた部分もありましたが、今後はアプローチ後の即時効果を意識したいと感じました。貴重なご講義ありがとうございました。



作業療法士 S・Y

参加者の声 2人目

 平成30年4月23日に、関西医療大学大学院で保健医療学研究科の鈴木俊明先生による「動作分析の基礎~運動と現象の理解を中心に~」というご講義を受けさせて頂きました。参加に至った動機と致しまして、正確な動作観察から導き出される動作分析の精度を向上させたかったからです。動作分析は臨床において必要不可欠でありますが、関節運動ではない現象を正確に観察することが出来なければ誤った治療展開になる、と痛感しておりました。そのため、本講義を受けることで、動作観察で惑わされてはいけない現象について、運動学的な観点からご教授して頂けると考えて参加させて頂きました。
 午前中のご講義は理学療法評価におけるトップダウン評価の重要性についてでした。どのような身の回り動作や生活関連動作においても、治療展開にトップダウン評価を用いることができる。そのため、理学療法を行うにはこの評価法を高い水準で会得する必要性があるとご教授して頂きました。また、リハビリテーションを開始する急性期はとくにトップダウン評価を応用して治療展開を行う必要性があると学ばせて頂きました。さらにご講義を進められる中で、鈴木俊明先生自ら実技をして頂けたため、とても理解しやすくいご講義となっていました。


 午後からのご講義は運動と現象について、実際に沢山の症例様を通して分かりやすくご説明して頂けました。この中で、見極める力を養うためにディスカッションや考える時間、触診実技等をご教授して頂き、動作観察と動作分析をより深めることが出来ました。また、さまざまな運動と現象について、なぜこのそれが生じるのかを運動学的見解でご教授して頂けたため、臨床の場面で即戦力となる知識を増やすことができました。
 今回のご講義を受けさせて頂き、私は本当に適切なトップダウン評価を行えているかどうか、見直す機会を頂けたと感じております。今後、沢山の頂いた知識を臨床の場面で活かせるように、より一層、運動と現象を見極める観察力を磨いて行こうと思います。


理学療法士 A・Y


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