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セミナー実績results

 

2017年11月05日

  • テーマ  歩行の特徴から考える変形性膝関節症へのアプローチ
  • 講師   光田尚代先生

参加者の声 1人目

  11月5日に開催されました光田 尚代先生の「歩行の特徴から考える変形性膝関節症へのアプローチ」のご講義に参加させて頂きました。
 私は、病院の回復期で勤務しており、変形性膝関節症を疾患で入院されている患者様や、既往に変形性膝関節症を抱える患者様を担当することがあるため、今回の講義を今後の臨床に活かすことができれば良いなと思い受講させて頂きました。

講義について午前は主に座学で知識を学びました。内容としては、膝関節について・変形性膝関節症について・変形性膝関節症の歩行の特徴についてご講義して頂きました。
 膝関節については、構造的には「不安定」であるが、機能的には「安定性」と「運動性」が要求される関節で、股関節と足関節の機能が関節運動に影響を及ぼす中間関節であるといった構造についての知識や、膝関節を見る上での注意点などの臨床に繋がる内容を主にご講義して頂きました。
 変形性膝関節症については、病態の定義や病期分類・疫学などの基本的な内容から、膝関節と固有受容感覚の関係性や炎症の発症機序とその影響について、様々な論文を用いてご講義をして頂き、日々臨床で疑問に感じていた疑問の解決と新たな知見を得ることができました。


  変形性膝関節症の歩行の特徴については、共通してよく観られる動作と歩行時の各関節運動について、グラフ等を用いて細かくご講義して頂きました。その為、内容を理解しながら講義に望むことができました。
 午後からは主に実技を主体とした講義となっておりました。外部膝関節内反モーメント(KAM)というキーワードを元に、KAMを最小限にするために必要な身体の動きや、その動きを獲得していくための治療介入方法についてご講義頂きました。触診方法や、固有の筋に対して筋力増強訓練を実施する方法等を文献・実技訓練を通して指導してくださったため、翌日からすぐに臨床で使用することができる様な内容となっておりました。
 今回の研修会では、膝関節について知識が不足していた私でも内容が入りやすく、かつすぐに臨床で応用できる内容がたくさん盛り込まれておりました。今回の講義を元に、更に自己研鑽に励み、日々の臨床に活かせていければ良いと思います。ご講義頂きありがとうございました。


理学療法士 K・Y

参加者の声 2人目

 11月5日に開催されました介護老人保健施設ヴァンベールの光田尚代先生による「歩行の特徴から考える変形性膝関節症へのアプローチ」の研修会について参加させて頂きました。現在私は回復期病棟で勤務しており、変形性膝関節症の治療について難渋することが多く、また既往歴に変形性膝関節症を持っておられる患者様も多いことから、今回この研修会に参加し、評価とその治療法についての知識を深める機会にしたいと考えておりました。


 この講義の前半では、「変形性膝関節症の病態と歩行の特徴、またその治療法の考え方」についてご教授頂きました。私たちが見る変形性膝関節症患者様の歩行は、すでに膝関節に疼痛が生じ、患者様が疼痛の生じない歩行方法を模索し、代償動作として学習した状態での歩行である事が多いと伺いました。そのため、歩行時には歩幅の減少や体幹の側屈が生じており、歩行の実用性が低下していることもあると伺いました。私は普段動作観察する時は、実用性の低下につながる現象がすべて問題と考えてしまう事が多く、その代償動作を治療にて直すと、膝関節に再度疼痛が生じ、歩行時の疼痛が増大すると伺い、改めて動作観察時の現象が本当に問題なのかについて考えたいと思いました。
講義の後半では、「膝蓋骨の評価とその周囲の軟部組織の治療、膝関節のROM訓練方法」について実技を通して学ばせて頂きました。ご教授頂いた治療を実際に行うと、健常者同士でも効果がよく表れており、また治療方法でわからない所については常に質問できる状態であったため、疑問を解決しながら学ぶことができ大変勉強になりました。
 今後はより後期高齢化社会が進み、加齢によっても生じる変形性膝関節症の患者様も増える事が予想されるため、今回の講義で病態と治療方法の考え方についてご教授頂き、大変勉強になりました。今回ご教授頂いたことについて、今後の臨床で活かしたいと思います。今後もこのような研修会があれば、是非参加したいと考えております。ありがとうございました。


理学療法士 M・A


2017年10月29日

  • テーマ  美味しく安全に食べる支援を目指して~包括的食支援スキル~
  • 講師   竹市美加先生

参加者の声 1人目

  10月29日に開催されましたNPO法人「口から食べる幸せを守る会」の副理事長である竹市美加先生の研修会に参加させて頂きました。私が勤務先で所属しているNSTでは竹市先生が開発に携わられたKTバランスチャートを患者様の評価に用いており、今回の講義を受ける機会を楽しみにしておりました。「美味しく安全に食べる支援を目指して~包括的食支援スキル~」をテーマに摂食嚥下障害の基礎知識や誤嚥への対応、KTバランスチャートについてご教授頂きました。

 午前の講義で特に印象深かったのが、KTバランスチャートの各項目についての具体的な評価方法と問題があった場合の対応についてです。大変わかりやすく、具体的に説明して下さったため、今後自身がKTバランスチャートを評価として活用し、臨床により活かしていける知識を得ることが出来ました。
 午後からの講義は車椅子、ベッドギャッジアップでのポジショニング、食事介助方法などの実技中心であり、臨床に応用していきやすい内容でした。歯を食いしばり、開口して下さらない患者様への対応方法などをご経験に基づき、具体的に説明して下さったため、大変参考になりました。実技は普段の自分の臨床を振り返る良い機会となりました。学んだ知識を明日からの臨床場面で早速活用していきたいと思います。また、竹市先生が訪問看護師として実際に関わられた症例様について、KTバランスチャートを用いてのグループワークを他職種で行ったのも大変良い経験となりました。「美味しく安全に食べる支援」を行っていくためには他職種連携が必須であり、その共通言語としてKTバランスチャートは使いやすいということを改めて実感致しました。


 今後、高齢化社会はますます進んでいき、摂食嚥下障害を抱える患者様も増えていくことが予想されます。本日得た知識を活用し、STとして少しでも「食べる幸せ」を支えていけるよう努力していきたいと思います。






言語聴覚士 Y・Y

参加者の声 2人目

 今回発表頂きました講義は講座と実技が半々となっていたので、前半で得た知識をすぐに実践でき大変勉強になりました。
 食事を評価する際にどうしてもVFやVE検査の結果を重視してしまい、食べることを諦めることも多く経験しましたが、今回の講義で発表されたように個別で評価することと、嚥下機能だけではなく包括的に姿勢や全体機能も評価することが重要であると学べました。特に姿勢毎に経口摂取できる形態を考え、その時出来るパフォーマンスや患者様が持っている強みと残存機能をしっかりと活かしてアプローチしていけば結果として、KTチャートで低下している様々な部分に効果が波及していくことも事例報告を通して確認できたので、今後の臨床に活かせていけることが多いと感じました。


 KTチャートに関しては当院でも使用して評価を始めていましたが、点数が低くなっている項目にどのようにアプローチしていくのか、どう解釈するのかもご講義いただき、日々の疑問も解消できることが多かったです。 食事を改善できれば栄養状態が改善し、その時抱えている疾患にも好影響を与えるのでチームとしてしっかりとアプローチしていくことの重要性と、コメディカルが早期に動き出すことで急性期の入院患者でも早期に経口摂取ができる可能性が高まることを学べたのですぐに動き出していくようにしたいと思いました。


 今後はKTチャートの使用が事例報告に用いることが多いとお聞きしましたので、病院で症例数を重ねながら経時的な変化を追いアウトカムを出す取り組みもしたいと思います。 実技の演習では、普段行っている介助よりも先生にしていただく介助で食べる方が負担無くスムーズに食べることができたので、視覚で確認しその人の環境に合わせた食事介助をする大切さも確認できました。
 使用している食器の形状や正しいシーティングの方法なども簡単に実践できることが多く物品も複雑なものは使用する必要がなかったのですぐに実践していきたいと思います。


理学療法士 K・Y


2017年10月15日

  • テーマ  がんのリハビリテーション~臨床と研究の実際~
  • 講師   井上順一郎先生

参加者の声 1人目

 10月15日に行われました神戸大学医学部付属病院の 井上 順一郎 先生による「がんのリハビリテーション~臨床と研究の実際~」のご講義に参加させて頂きました。 現在私は訪問リハビリ部署で勤務していますが、がんの治療中や治療後でも在宅で生活をされている患者様がいらっしゃいます。がんの治療法、副作用についての理解が及ばないために、患者様に対するリハビリに関して悩むことが多いことから、数多くあるがんの病態や治療、それに合わせた実際のリハビリについての知識を深めたいと考え、今回井上先生のご講義を受講させて頂きました。
 ご講義は、がんのリハビリテーションの総論から治療法や緩和ケアを含む各論、臨床研究ととても幅広く充実した内容となっておりました。総論では、がんに関する基本的な知識や様々な治療法および副作用に関する概論を講義していただきました。がん患者様はがん自体の影響や治療の副作用など、複合的な要因でADLが低下するため、治療の進行度や時期に合わせた対応が必要であると再認識しました。その具体的な内容も、グラフや文献を示して分かりやすく解説して頂きました。

 各論では、特に治療法に関して、それぞれの利点や副作用についてより専門的な内容となっており、抗がん剤治療後の骨髄抑制はその後リハビリを行ううえでリスク管理が大変重要であると認識できました。血液検査の各項目のリスク要因の基準値なども知ることができたので、明日からの臨床に役立てたいと思いました。また、井上先生が勤務されている神戸大学医学部付属病院での治療や副作用に対する対応方法、手術症例の紹介など、井上先生の講義でなければ拝見できないような貴重な写真や動画が多くあり、とても参考になりました。
 井上先生のご講義では、治療効果のエビデンスを示す参考文献を多く提示されており、最新のトピックスでは初めて知る内容もあり新しい知識を取り入れられました。また、TENSを使った臨床研究もとても参考になったので、今後は物理療法の活用を視野に入れて臨床に取り組もうと思いました。 今回の講義を通し、がんに関する基礎知識や評価・治療内容およびリスク管理など、多くのことを学ぶことができ、大変充実した一日となりました。患者様個々人でがんの症状に差はありますが、今回学んだ知識を生かして明日からの臨床に取り組んでいきたいと思います。またこのようなご講義が開かれる際には、是非とも参加させて頂きたいと思います。



理学療法士 K・Y

参加者の声 2人目

 今回、神戸大学医学部付属病院リハビリテーション部 井上順一朗先生の『がんのリハビリテーション~臨床と研究の実際~』のセミナーに参加させていただきました。日本人の2人に1人はがんに罹患する現状であり、既往歴にがんをお持ちの患者様やがんサバイバーの患者様がリハビリを行う機会も多くあります。がん治療中の方や終末期の方のQOL向上ためがんリハビリテーションを臨床に生かしたいと考え、今回の研修に参加させていただきました。
 今回の講義ではがんのリハビリテーションの総論から、化学療法や放射線療法、造血幹細胞移植の治療や食道がんや転移性骨腫瘍等の各論、最近の臨床研究についてご講義していただきました。がん治療の3本柱は外科手術・化学療法・放射線療法ですが、がんリハビリテーションががん治療に与える役割についてご講義いただきました。また、身体活動ががんの予防に役立つこともご教授していただきました。


 がん治療に関して、化学療法・放射線療法・造血幹細胞移植の副作用と治療に関連する身体・精神症状が運動機能・身体活動量に影響していることが多いことを講義していただきました。治療の副作用等を適格にとらえリスク管理することやリハビリテーション・身体活動の必要性・重要性についてご講義いただきました。また、多職種連携を行うことでより効果的に患者様のADL、QOLの向上につなげられることを講義していただき、リハビリテーションの有用性について知識を深めることができました。
 また、発症場所別のがんリハビリテーションについて、目的や効果についての講義もあり、発症場所別のがんリハビリテーションや多職種連携の重要性を知ることができました。 がんのリハビリテーションの最新トピックスや臨床研究の講義もあり、大変参考になりました。
今回、得た知識を今後の臨床に少しでも繁栄し、患者様に理学療法を提供できるようにしていきたいと感じました。貴重なご講義をしていただき、ありがとうございました。


理学療法士 Y・A


2017年09月10日

  • テーマ  立ち上がり・立位・歩行の評価及び治療とそのハンドリング技術
  • 講師   鈴木俊明先生

参加者の声 1人目

 今回、関西医療大学の鈴木俊明先生による「立ち上がり・立位・歩行の評価及び治療とそのハンドリング技術」についてのご講義に参加させて頂きました。臨床の場面において、動作分析を行った上で原因を評価し、治療を進めていくことが大事だと日々感じております。そのため、今回の講義で自分の知識を深めたいと思い、参加させて頂きました。
 午前の講義では、座位・立ち上がりの評価と治療について、午後からは立位・歩行の評価と治療について、実技を交えながらご講義して頂きました。

 座位姿勢には骨盤の前後傾が重要になってくるとお話して頂きました。また、骨盤の前後傾も胸腰椎の動きによるものなのか、股関節の動きによるものなのかによって、問題となる筋が違うため、原因がどこからくるものかを見極める必要があると再認識しました。立ち上がりは、殿部離床までの股関節屈曲が一番重要であると話しして頂きました。関節運動では股関節・膝関節が中心となって運動しており、足関節は積極的に運動しないが、足関節背屈があまりにもみられないのも問題であると、動画も交えながら教えて頂きました。


 立位姿勢や歩行動作では、同じ現象にみえても原因が全然違うということを解説して頂きました。骨盤の動きから体幹・股関節が原因と決めつけるのはよくない、特に立位では足関節が原因の場合もあると教えて頂き、動作分析の際は一部をみるだけでなく全体をみることが大事であると再認識しました。 鈴木先生の講義ではディスカッションが多いため、自分が講義内容をどこまで理解しているのかすぐに確認することができました。また、いつでも質問できるスタイルを取って下さっているため、自分の中で整理をつけやすかったです。
 今回、学ばせて頂いた内容を日々の臨床に繋げ、よりよい理学療法を提供していきたいと思います。まだまだ学ばないといけないことが多いなと感じたので、今後このようなご講義がありましたら、また是非とも参加させて頂ければと思います。ありがとうございました。


理学療法士 H・H

参加者の声 2人目

 9月10日に開催されました関西医療大学 大学院 研究副課長である鈴木俊明先生による「立ち上がり・立位・歩行の評価および治療とそのハンドリング技術」についてのご講義に参加させて頂きました。
 理学療法士として臨床の場面で、立位・立ち上がり・歩行の実用性の低下を呈している患者様は多くいらっしゃいます。しかし私は各動作に対する理解は不十分であり、より知識を深め、患者様への質の高いリハビリテーションを行いたいと考えておりました。そこで今回、鈴木俊明先生の研修会に参加させて頂きました。


 講義内容は、午前に「座位姿勢・立ち上がり・着座動作に対する評価・治療と、ハンドリング」を実技にてご講義頂きました。座位姿勢と立位姿勢の両方で骨盤や腰椎に対する評価を行うことで、より詳細に機能障害を特定することが可能となることなど治療前の評価が理学療法士にとっていかに重要であることを学びました。午後からは、「立位や歩行動作に対する評価・治療と、ハンドリング」を実技にてご講義頂きました。鈴木俊明先生らの研究の結果を基にした評価方法や治療方法を学ぶことができ、新たな知見を多く身につけることができたと思います。


 鈴木俊明先生のご講義はディスカッションを多く行うことで理解を進める形でした。中途半端な解釈で講義が進むことがなく、一つ一つの知識を正しく記憶することが可能であったと考えます。
 今回の研修会では、休憩時間や講義終了後に鈴木俊明先生へ1対1でご質問をさせて頂く機会がありました。講義内容で理解できなかった事や疑問など多くの質問をさせて頂きましたが全て私が理解できるまで丁寧にご指導頂くことが出来ました。そのため今回の講義内容について理解を深めることが可能となり、他の講義では得られない充実感がありました。
 臨床の場で今回学んだ知識を活用し、自分のものとできるように自己研鑽を続けたいと思います。そして患者様に対して質の高いリハビリテーションを提供していきたいと思います。貴重なご講義を頂きまして有難うございました。


理学療法士 S・H


2017年08月20日

  • テーマ  チームで結果を出す!認知症チームアプローチの進め方
  • 講師   千賀恵先生

参加者の声 1人目

 今回、千賀恵先生の「チームで結果を出す!認知症チームアプローチの進め方」についての研修会に参加させて頂きました。現在は、介護老人保健施設で勤務しております。回復期病棟で勤務していた頃から整形疾患、脳血管疾患で入院している患者様ですが、認知症を伴っている方が多いことを日ごろから感じていました。老健であれば尚更、認知症の方も多くリハビリ介入に難渋することもあります。リハビリ場面だけでなく、生活場面から認知症の影響は出ていることが多く、一人ではなかなか解決できないと思っていました。今回、認知症に対してチームでアプローチする点に興味を持ち受講することを決めました。

 午前中は、認知症の基礎知識として、認知症に関するデータやどのように施策が変わってきたのか、認知症のタイプについて、講義を中心に行いました。認知症は病名でないことや認知症になる原因はさまざまであることなど、基礎的な内容でした。しかし、漠然としか理解していなかったので、わかりやすく丁寧に説明して下さったので理解することができました。認知症には種類があり、4大認知症の特徴をそれぞれ説明して頂きました。それぞれのタイプによって対応する方法も違う為、どのタイプの認知症であるか見極めることが大事であると学びました。


 午後からは、チームアプローチのポイントとして、どのようにチームを立ち上げていくか、その為のツールとしてチームビルディングがあることを学びました。その要素に①活動の枠組み ②構成メンバー ③場(環境) ④関係性があり、それぞれの内容について詳しく説明して頂きました。チームを成功させるプロセスとしてタックマンモデルがあり、いかに混乱期をスムーズに抜けるかがポイントで、目標設定は漠然としたものではなく「SMART」の原則に伴って具体的なものでないとつまずいてしまうと教えて頂きました。認知症の方によくみられるBPSDとして、興奮・繰り返し尋ねる・易怒性・転倒転落につながる危険行動があります。私もそのような症状は何度もみていますが、認知症だからと安易に考えており、その深層部分を考えたことがありませんでした。今回の研修会で、興奮の背景にあるのは「せん妄」と「混乱」、繰り返し尋ねるの背景にあるのは「記憶障害」と「不安」、易怒性の背景にあるのは「脳の機能」と「薬剤」であると学びました。背景がわかることでどのように対応すればいいのか理解できました。  認知症に対しては、個人での対応は限界があるということも知ることができました。その方の日常生活をすべて把握することは個人では限界があり、それぞれの専門職の得意分野があるので、チームとしてアプローチしていくことが大事であることを学ぶことができました。
 これから認知症の方は増えていきますので、その方に合わせたケアをチームでできるようにしていければと思います。また、このような研修会あがれば、是非、参加したいと思います。


理学療法士 H・M

参加者の声 2人目

  「チームで結果を出す!認知症チームアプローチの進め方」をテーマに認知症のタイプをどのようにして判断していくか、また理学療法としては何が出来るのかを教えて頂きました。
 内容の中で特に感銘を受けたのがテーマにもあるチームで結果を出すためにファシリテーターとしてどの様に環境設定やチームの方針を組み立てていくのかという内容でした。認知症をチームとしてケアしていくためには個人の認知症に対する知識や対応の仕方の向上も重要ですそれだけでは不十分であり、チームとしてどれだけ力が発揮できるかが大事であり、そのためには会議でどのような形で座るか、チームとして活動していく中でどのような経過を辿ってチームが活動していくかなどチームとして活動するために重要なことを多く学びました。


 また最初には認知症が日本ではどのように捉えられてきたのか、認知症に対して日本がどのように対策してきたのかをご教授いただきました。その内容をご教授頂いたことでチームで認知症に対応するうえでの各個人、各年代で認知症の捉え方が違い、そのためチーム内での活動としても各個人の捉え方を考慮した中でチームとして活動していかなければいけないと感じました。認知症の中でも4つの種類があり、前頭側頭型、レビー小体型、アルツハイマー型、脳血管疾患型に分けられ、その4つの認知症の特徴を分かりやすく教えて頂きました。また認知症に対する検査も教えて頂き、臨床現場でも実践できるような内容であり、明日からの臨床で実践していきたいと感じました。


 最後には認知症のチームとしてどのように活動して、どのような結果になったのかを千賀先生の経験した実例を紹介して頂きながらご教授頂き、その中で千賀先生が気付いたことなども伝えて頂きました。今回の研修会で自分の知識向上だけでなく、チームとして活動することでより良い結果が得られることが分かり、私自身も今回学んだことを参考にチームとしての活動をより良いものとすると同時に認知症にもしっかり対応していきたいと感じました。


理学療法士 T・M


2017年08月06日

  • テーマ  基礎から学ぶ体幹機能と治療展開
  • 講師   井尻朋人先生

参加者の声 1人目

 8月6日に行われました井尻朋人先生の研修会に参加させて頂きました。「肩甲骨の安定性を根拠に基づいて考える」をテーマに肩関節の解剖学や運動学、肩関節疾患の評価の仕方などをご教授いただきました。私自身、普段の臨床においても肩関節疾患の患者様の評価や治療をどのように展開していったら良いか悩むことが多々あったため、今回の研修会は非常に興味深いものでありました。

 午前の部では、肩関節の解剖学・運動学を中心にご講義して頂きました。研修会に参加していた方の肩関節の動きを触診しながら、正常動作の確認を行いました。実際にやってみると触診が難しく、肩甲骨・鎖骨がどのように動いているかを理解するのに苦労しました。また、正常の肩関節屈曲時の肩甲骨上方回旋は、肩甲骨上角が下がりますが、不良姿勢によって肩甲挙筋や僧帽筋上部線維の筋緊張が亢進している場合、肩甲骨上角が下がりにくいとのことでした。このことにより正常の肩甲骨上方回旋運動が生じず、肩関節屈曲運動が阻害されてしまうという内容が印象に残りました。さらに、歩行動作や立ち上がり動作と同じように肩関節の動作においても、正常の運動を知ることと細かく動作観察を行うことが評価や治療につながるという重要さを知ることが出来ました。
 午後の部では、井尻先生のこれまでの研究内容を交えていただきながら、「肩甲骨の役割」についてご教授いただきました。肩甲骨の役割として、上腕骨との密接な関係を担っている、肩甲骨が肩甲上腕関節に可動性・固定性をもたらしているということを学びました。実際に肩関節疾患の患者様の動画を見て、肩甲胸郭関節と肩甲上腕関節のどちらに問題があるかやその見分け方・評価・治療法についてもご教授いただき、大変勉強になりました。


 今回のテーマであった「肩甲骨の安定性」については、動的場面においては正常方向に肩甲骨が動いているか、静的場面においては適切な位置に肩甲骨が位置しているかどうかを確認することが重要であるということでした。今回の講義は実技も交えながら学ばせて頂いたため、肩甲骨についての理解をより深めることができました。また、非常に興味深い内容であったため、自身のモチベーション向上にも繋がりました。今回ご教授いただいたことを今後の臨床場面においても役立てていきたいと思います。
 最後に、またこのような充実したセミナーが開かれる際には是非とも参加させて頂きたいと思います。


理学療法士 Y・N

参加者の声 2人目

  今回、井尻朋人先生に「肩甲骨の安定性」を根拠に基づいて考えるというテーマの研修会に参加させていただきました。
 私は肩関節に対して大変興味があり、肩関節に関連した研究を行っていきたいと考えております。しかし、まだまだ勉強も不十分であり、臨床において肩関節疾患で難渋することも多くあります。そこで、肩関節に対して多くの研究をされている井尻先生の研修会に参加させていただき、臨床や研究活動に活用できればと思い、参加致しました。


 今回の研修会では、「肩甲骨の安定性」に関する曖昧な仮説検証をしないようになることを目的に話していただけました。研修会内容は、肩甲骨に対しての基礎知識や役割について中心に話していただきました。そして、それらを踏まえた上で関節可動域拡大や筋活動増加について、井尻先生の研究からわかったことや最新の知見までたくさん話していただきました。研修会内容の中で、特に姿勢と肩甲骨の関係性についての話が印象に残りました。これは立位や座位のアライメントに対して、肩甲骨周囲筋は姿勢保持筋として参加してしまうと、関節運動が生じにくいのではないかという話でありました。このことから、肩関節で困っているからと言って、肩関節の評価・治療ばかりするのではなく、座位や立位アライメントもしっかりと評価・治療していく重要性について再認識できました。また、今回の研修会では、実技も多く行っていただけました。実技では、一人一人に触診方法や着目点、注意点など細かいところまで教えていただき、かなり理解することが出来ました。さらに、井尻先生と話せる機会も多くあり、研修会内容におくれをとらず一つ一つ理解することができました。


 今回の研修会によって、「肩甲骨の安定性」について、多く学ぶことが出来ました。また、臨床に活用できることをたくさん教えて頂き、大変充実した一日となりました。明日からの臨床では、肩甲骨に対しての評価や肩甲骨の役割を明確に意識してリハビリテーションに取り組みたいと感じました。今後も井尻先生の研修会がある際には、積極的に参加したいと思います。


理学療法士 S・T


2017年07月16日

  • テーマ  基礎から学ぶ体幹機能と治療展開
  • 講師   鈴木俊明先生

参加者の声 1人目

 今回、関西医療大学 大学院 研究副課長である鈴木俊明先生による「基礎から学ぶ体幹機能と治療展開」についてのご講義に参加させて頂きました。
 以前より体幹について正しい評価が行なうことが出来ず、基本姿勢や基本動作において十分に治療によって改善が出来ないことが多々ありました。特に触診や動作時の体幹筋活動において不明な点や、理解できていない内容が多くありました。その為、今回は基礎から体幹について学びたく、鈴木先生のご講義に参加させて頂きました。

 講義内容としては、午前中に体幹においての解剖学、運動学に中心に触診などの実技を交えてご講義頂きました。午後は、午前中の解剖学、運動学に基づいて、座位姿勢、立位姿勢においての重心移動時の筋活動、歩行動作の筋活動を鈴木先生の研究内容と共に分かりやすくご講義頂けました。
 解剖学の内容としましては、それぞれの筋に個別の作用があり腹筋群、背筋群と言った様に複数の筋を一つの筋として評価、治療をしてはいけないと学びました。内腹斜筋においても筋の走行が複数に分かれており、それぞれ走行の違った筋線維は、姿勢や肢位によって筋活動が変化するとおっしゃっておりました。姿勢・歩行動作についての体幹の評価については、姿勢観察、動作観察よりなぜこのような姿勢を呈するのかを鈴木先生の研究データと共に筋活動や、動作時の関節運動・現象を分かり易くご講義頂きました。


今回のご講義に参加させて頂き、腹斜筋や脊柱起立筋をさらに細かく分類し、触診・評価する必要があると学びました。座位・立位姿勢の筋活動やリーチ動作の際の関節運動、どのような現象が生じれば、どのような筋緊張の低下や代償運動を疑うことが出来るのか理解しました。そして、実際に筋を促通するためのハンドリングや運動方向についても以前と違った意識が持てるようになりました。
 今回、学ばせて頂いた内容を患者様に活かし、日々の臨床に繋げていきたいと思います。今後、このようなご講義がありましたら、また是非とも参加させて頂ければと思います。ありがとうございました。


理学療法士 T・S

参加者の声 2人目

  現在、訪問リハにて理学療法をさせて頂いている中で、体幹機能に問題がある方が大勢いるものの、治療効果に悩むことがあります。本当にきちんと体幹機能を理解したうえで評価し治療しなければならない、そして体幹の機能を改めて学びたいと思い、関西医療大学の鈴木俊明先生の「基礎から学ぶ体幹の評価と治療展開」のセミナーに参加させて頂きました。


 前半の講義では体幹機能のなかでも腹筋について詳しく教えて頂きました。日ごろの臨床では腹筋群とまとめて評価してしまうことが往々にてあるが、それは絶対に良くないことを改めて教えていただきました。腹筋は筋だけでなく、筋の繊維によっても働きがことなるため、しっかり分けて評価する必要があります。腹直筋は左右および上中下で分けるべきであり、外腹斜筋は斜走線維・縦線維に、内腹斜筋は上部・斜走線維・横線維に分けて考え、それぞれの活動につて詳しく教えて頂きました。とくにウエイトシフトにおいては、座位と立位では筋活動が全く違っており、立位が不安定であるからと言って、座位でウエイトシフトの練習をしても効果を得られないことをご教授頂きました。臨床のなかでタスクを下げる際には、肢位によっての筋活動をしっかり考えたうえで練習しなくては意味がないものになってしまうと再認識致しました。後半の講義では、臨床中よく使用してしまう抗重力伸展活動についても正しい理解が必要であり、安易に用いるべきでないことを学びました。


 また、骨盤の動きは現象であり、股関節と腰椎の動きで変わる事や、歩行時の骨盤の動きと多裂筋や最長筋の活動について詳しく教えて頂きました。さらに立位でのウエイトシフトの際の足部の動きを詳細に教えて頂き、体幹筋の活動と足部活動をふまえ、実技で治療方法も教えて頂きました。今回のセミナーでは、分からない事があれば、分かるまで丁寧に説明して下さったため、講義が終わった後でもしっかり自分で整理することが出来ました。また、実際に今回学んだことを明日から充分に活かすことができる講義内容であり、日々の臨床では体幹筋の活動をもっと詳細に分けて考え治療することが必要であると感じました。そして、本日学んだことを活かし、ご利用者の方々に質の良い理学療法を提供できるよう努力していきたいと思います。ありがとうございました。


理学療法士 A・R


2017年07月02日

  • テーマ  神経疾患患者を診るための基礎知識としびれに対する対処法
  • 講師   建部陽嗣先生

参加者の声 1人目

 本日は京都府立医科大学特任助教授の建部陽嗣先生の研修会に参加させていただきました。
テーマは『神経疾患患者を診るための基礎知識としびれに対する対処法』でした。
私は鍼灸師として、普段の臨床では慢性疼痛や痺れの症状に対して実際治療に展開していく術を学びたいと考え今回の研修会に参加させていただきました。

 研修会の午前の序盤では、日本の超高齢社会という背景で、我々鍼灸師や理学療法士の在り方についてお話しをしていただきました。
 さらに神経病変の評価の方法をご教授いただき、評価する際の注意点などを実際に先生が経験された症例をグループセッションによって予測評価を行いました。そこで、特に見逃しがちな部分である末梢神経の障害の鑑別方法をご教授いただきました。病変の緊急性の有無などを主訴や観察出来る症状から予測する方法の一例をご教授いただきました。緊急性の有無を判断して迅速な対応が必要なもの、緊急性はないが精査が必要なものを分類することの重要性が理解出来ました。
 午後からは神経診察の方法をお話しいただきました。1つ1つの検査に対してわかりやすく細かい説明していただきながら実技が出来たために理解を深めることが出来ました。


終盤では、実際の神経病変に対する鍼治療の方法、効果の機序を説明いただきました。鍼治療に関しても顔面神経への鍼でのアプローチについても説明いただきました。
 現在、私は臨床で顔面神経への鍼治療について難渋している部分があり、講義終了後に建部先生に直接質問させていただいたのですが、非常に分かりやすく答えていただきました。
 今回の講義の中では、慢性痛、痺れについて感覚の要素と前頭前野の情動によるものが複合されている場合が多いというお話しは非常に興味深かったです。 一日を通して本当に興味深い講義内容ばかりで、有意義な時間を過ごさせていただきました。 早く本日ご教授いただきました内容を患者様に還元できるようにしたいと思いました。 本日は貴重なご講義ありがとうございました。


理学療法士 T・T

参加者の声 2人目

  本日は、神経内科学を専門にパーキンソン病など難治性疾患の研究をされている建部陽嗣先生に「神経疾患患者を診るための基礎知識としびれに対する対処法」のテーマで実際の臨床現場で疾患の鑑別に重要な検査方法や特に頻度が高い疾患についてご講演頂きました。
 「しびれ」は患者様の主観的な訴えであり、個人により独自の表現をされることも少なくないため、その意味を理解することが難しい症状でもあります。麻痺をしびれと訴えたり、巧緻運動障害をしびれと表現したりする場合もあります。また、自発的なしびれもあれば、触ると違和感や、感覚の低下をしびれと表現したりもします。


神経疾患患者へのアプローチでは、しびれに限らず運動麻痺や痛みなども伴うことがあるため、臨床的問題点を解剖学・生理学的視野で考察する必要があります。
 講義の中では実際の症例を通して、問診や化学データの情報を元にしびれや疼痛、麻痺の症状の原因の特定をグループごとにdiscussion形式で行いました。臨床現場では化学データや症状に注目しがちになりますが、患者様の訴えの中に多くの情報が隠れていて、日々の生活の状況や経過などからも原因の特定が可能となる情報が多く存在していました。
今回の講義では脳神経検査の実技も盛り込まれており、最短の時間で患者様に負担の少ない正確な検査のデモンストレーションが行え、誤認していた検査方法も正しく理解することができました。
 今回の講義の中で習得したことを臨床で実践を積み、さらに精度を高めていきたいと思います。


理学療法士 Y・K


2017年06月18日

  • テーマ  基礎から学ぶ膝関節のリハビリテーションの評価と治療
  • 講師   光田尚代先生

参加者の声 1人目

 6月18日に行われました光田尚代先生の研修会に参加しました。『基礎から学ぶ膝関節のリハビリテーションの評価と治療』をテーマに膝関節の解剖、膝関節疾患に対するアプローチ方法などをご教授いただきました。
 膝関節疾患はスポーツ選手だけでなく、高齢者にも多く見られます。また、同じ半月板損傷や靭帯損傷でも受傷機転は大きく異なり、患者さまの生活環境によって術式も異なります。普段の臨床のなかで評価や治療方針の決定に悩むことが多いため、少しでも膝関節疾患に対する知識の幅を広げたいと思い研修会に参加しました。

 前半は膝関節の構造を理解するために関節面、膝蓋骨、関節包など膝関節周囲の解剖と屈曲、伸展など基本的な関節運動に加えてscrew home movementや回旋不安定性についてお話していただきました。膝関節の構造を理解したうえで関節運動を考えることは、より的確で効果的な術後の評価やアプローチ方法の決定につながるのだと感じました。
 後半は膝関節周囲筋の役割と変形性膝関節症の歩行の特徴についてお話していただきました。また、実技を多く交えながら膝関節の評価と膝関節の可動域や筋力を改善する運動療法の実技練習を行いました。健常者同士でもスポーツ歴や既往歴によって個体差が顕著で、同一筋へのアプローチでも方法が違えば治療効果が大きく異なることを実感しました。


 今回の研修会に参加して、学校の授業や教科書だけでは理解が難しかった膝関節の解剖や運動学を学ぶことができました。研修会で得た知識を深めることで臨床力を高め、的確な評価、治療アプローチを自信をもって展開できるセラピストを目指したいです。


鍼灸師 A・E

参加者の声 2人目

 本日は、光田尚代先生による「基礎から学ぶ膝関節リハビリテーションの評価と治療」というテーマの講演会に参加させて頂きました。
 私は鍼灸師として、治療院で働いていますが、主に高齢者の方がよく来院されます。そして、膝関節疾患の方が多く、変形性膝関節症や術後のリハビリ、慢性期の方などもおられます。私自身、膝関節疾患の患者様を治療する上でリハビリに関してや評価測定など悩むことが多く、アプローチに難渋しておりました。
 そのため、今回は、基礎から学ぶということで復習も兼ねて新しい知識をインプットするため参加させて頂きました。


 午前の講義から各論や実技もあり、一人一人丁寧に指導して頂きました。基礎解剖や運動学、触診などを学びました。実際に私は、患者様にトレーニングなどを提供する上で正しく動作に繋がらなかったり、働いて欲しい筋活動を促せなかったり、代償が生じたりしていました。今回、この講演会で一番印象に残っているのは、評価がとても重要視され、アプローチする部位を特定した上で触診、トレーニング指導が大切だということです。そして、アプローチする上では口頭指示や声かけ、意識付けによって患者様の動きや筋活動に影響が生じるのでさまざまなキューイングが大切だと痛感しました。私の治療院で、高齢者の方をトレーニング指導する上でなかなか上手く伝わらなかったり、口頭指示に悩んでおりました。そして、膝関節疾患の評価のバリエーションやアプローチ方法など新しい知識、技術などを学べて大変充実した時間を過ごせました。


 今回のご講義では実技も多く含まれており、実際に体験し触診なども学べて非常に臨床に応用していきやすい内容でした。光田先生のご講義は、とても分かりやすく、また研究にも非常に興味がありました。
 明日からの臨床においても、今回学んだことを発揮できるよう頑張って行きたいと思います。


鍼灸師 Y・S


2017年05月28日

  • テーマ  動作分析に必要な基礎知識と臨床応用~歩行・起居動作を中心に~
  • 講師   鈴木俊明先生

参加者の声 1人目

 今回、関西医療大学大学院研究副課長である鈴木俊明先生のセミナーに参加させていただきました。テーマは「動作分析に必要な基礎知識と臨床応用~歩行・起居動作を中心に~」でした。 臨床の現場において患者様の動作を見ることができなければ、間違った治療や運動実践になってしまうため、動作を見る上で重要となることはどういったところなのか、またどういう流れで考えていくべきなのかを学びたく、今回は受講させていただきました。

 午前中は、動作分析のポイント、運動と現象について、午後からは着座、歩行について教えていただきました。
 まず、骨盤の前後傾においても腰椎が関与する場合と関与しない場合があり、その場合問題となる筋も違ってくるため、問題となる現象がどこの運動によるものなのかを理解した上で、本当に問題があるのはどこなのかを見極める必要があると学びました。
 次に、立ち上がり動作においては股関節屈曲に伴う体幹の前傾、着座動作においては足関節背屈に伴う下腿の前傾が重要で、一見反対の動作にみえて全く別の重要な運動に伴う現象であるということを教わり、それぞれ別の動作として問題となるべきところはどこなのかを見つけることが重要だと学びました。歩行については、立脚期における蹴り出し動作で重要となるのは大臀筋の働きによる股関節伸展ではなく、脊柱起立筋の働きによる腰椎前弯に伴う骨盤の前傾であると教わり、蹴り出し時に骨盤の前傾を出してあげることが重要だと学びました。


 今回のセミナーを通して、動作分析をするうえで必要な正常動作をまだ理解できていないこと、また、本当に問題として取り上げるべき関節運動および現象は何なのかを見極めれていないことを感じました。今後はもっと患者様の動作を細かくみていく必要があると実感致しました。
 鈴木先生の講義では、他の方とディスカッションをしながらという形式だったので、自身の解釈が間違っていないかなどの確認もできて、すごく充実した時間を過ごすことができました。最後に、今後このような充実したセミナーがあれば、是非、参加させて頂きたいと思います。


理学療法士 Y・T

参加者の声 2人目

 今回、関西医療大学院の鈴木俊明先生の研修会に参加させて頂きました。 テーマは「動作分析に必要な基礎知識と臨床応用 〜歩行・起居動作を中心に〜」でした。 日々臨床に臨む中で動作分析は必須の項目であり、ここで問題点の把握を行うことができるかできないかで理学療法の質に大きな差が生まれると考えおり、私にはまだその力が欠けていると感じているため、このような機会があるという事を伺いこの度参加させて頂きました。
 今回の研修会では、①理学療法評価-トップダウン評価-、②運動と現象、③立ち上がり動作・着座動作④歩行動作の大きく4つの内容についてご講義頂きました。


 トップダウンでの評価について、まず問診や情報収集の段階で動作観察する基本動作を設定することや、その動作についての実用性の要素を明確にしておくことが大切であるということを学びました。動作分析では、患者様の動作に対してストーリーを立て、問題点を予想し検査することで問題点を抽出することが大切であり、ストーリーが間違いであっても再び動作観察に戻り新たなストーリー立てていくことで問題点を的確に把握することができるという事を学びました。また、1点狙いの治療を実施する事で主要な問題点を抽出でき、短時間で効率的な治療を提供できるという事も学びました。
 次に、運動と現象については、定義から教えて頂き患者様の画像や図などを用いて運動と現象の見方を学ばせて頂きました。隣の席の人と話し合う時間があり、そこで自分の考えを表出する事により理解を深めることができました。


 立ち上がり動作・着座動作では、2つの動作は全く違う動作であるため動作を見る上で着目する項目が異なるという事を学びました。
 最後に歩行動作については、歩行時の足部の関節の動きや筋活動について文献や筋電図を用いて教えて頂きました。
 今回の講義に参加した事で、トップダウン評価の重要性や、動作観察においては各関節の動きをまだまだ観察することができていないことや、患者様の動作を運動と現象で的確に説明できる能力が大切であることなどたくさんのことを学ぶ事ができました。臨床の場で今回学んだ知識を活用し、自分のものにできるよう自己研鑽を続けたいと思います。 貴重なご講義ありがとうございました。


理学療法士 K・Y


2017年05月21日

  • テーマ  高齢者の転倒予防 ~セラピストとして関われること~
  • 講師   福田圭志先生

参加者の声 1人目

 今回、福田圭志先生による「高齢者の転倒予防 ~セラピストとして関われること~」についての研修会に参加させて頂きました。 研修会では転倒の危険性のある高齢者、転倒してしまった高齢者に対して、転倒予防に役立つ内容を丁寧にご講義いただきました。
 私自身、患者様の大半は高齢者の方であり、身体機能の向上を目指すうえで転倒予防は重要であることから、今回の研修会は非常に興味深い内容でした。 具体的な内容として、転倒リスクを把握するための評価項目や認知機能、環境設定に関してわかりやすく説明していただきました。

 転倒の評価項目では論文などのエビデンスに基づく内容をお話ししていただきました。臨床ですぐに活用できる内容であり、不十分であった知識を学ぶ機会となりました。 認知機能に関しては、転倒と認知症の関係性を学んだうえで認知症の方に対する転倒予防のアプローチを説明していただきました。
 有酸素運動を行いながら二重課題を行うなど、実際にデイサービスで行われている取り組みを聞くことが出来、私自身の職場でもすぐに役立てたいと感じました。 環境設定に関しては、自宅や病棟それぞれで配慮しておくべき点を説明していただきました。
 自宅内では寝室や廊下、居間やトイレ、ベランダや階段など場所別に評価すべき点をご講義いただくことで整理しやすく、今後の評価として新たな視点を得ることが出来ました。 今回の研修会に参加することで、曖昧であった転倒予防の評価項目や認知機能、環境設定へのアプローチを学ぶことが出来ました。 改めて、施設での取り組みやリハビリ内容に役立てるところを活かし、転倒予防に努めていきたいと感じました。


理学療法士 U・R

参加者の声 2人目

 今回、福田圭志先生による「高齢者の転倒予防~セラピストとして関われること~」の研修会に参加致しました。
 私は今まで病院や介護老人保健施設で勤務した経験があります。そこで、転倒により入院や入所に至ったという方々と多くかかわってきました。また、私自身が担当していた利用者様が転倒し、入院してしまったことなどと苦い経験をしたこともあります。そのため、転倒予防の重要性を強く感じております。そこで、本日の研修会で転倒予防をするにあたって、何かヒントが得られればと思い参加致しました。


 研修会では、自宅内で転倒する場所や時間帯、投薬、認知症患者様の転倒などについてお話しいただきました。特に自宅内で転倒する場所についてのお話では、私自身の家屋調査訪問について見直す機会となりました。今まで実施していた家屋調査では、危険性が高い場所だけに着目していました。しかし、今回の研修会から、それだけでは転倒を予防するには不十分であると感じました。そのため、今後は患者様や利用者様が実際に行うと考えられる動作方法や良く過ごされる場所などを踏まえつつ、家屋調査を実施していきたいと感じました。  また、福田先生の症例発表も興味深いものでありました。内容としては目標を細分化させて、1つ1つ達成させていくことで良い結果が得られたというものでありました。私自身、患者様や利用者様の目標設定に悩む場面があります。今回の研修会で話していただいた長期目標や短期目標をさらに詳しく細分化することや目標共有する方法などを参考にし、目標達成が着実にできるようにしていきたいと感じました。
 今回の研修会によって、転倒に対しての評価や環境設定、アプローチ方法について学ぶことができました。今回得られたものは、現在働いている介護老人保健施設にも活かしていきたいと思います。今後、福田先生の研修会がある際には、積極的に参加していきたいと思います。


理学療法士 S・T


2017年05月03日

  • テーマ  筋緊張検査の意義とその臨床応用
  • 講師   鈴木俊明先生

参加者の声 1人目

 今回、関西医療大学大学院研究副課長である鈴木俊明先生に「筋緊張検査の意義とその臨床応用」というテーマで講演していただきました。筋緊張検査を臨床で用いる場合はありましたが、その意義というのは深く理解できておりませんでした。また、運動器疾患の方に対してもMMTではなく筋緊張で表記していることがあり疑問に感じていることがありました。そのため、ぜひ筋緊張の意義というのは何なのか学ばせていただきたいと思い参加させていただきました。

 午前の講義では、筋緊張異常の要因についてご講義していただきました。急性期でない限り、脳血管疾患などによる一次的障害と廃用症候群などによる二次的障害は混在するため分けることは困難であると学びました。また、触診での筋緊張は筋だけでなく皮膚や脂肪も含まれるため、皮膚に触れる程度の圧で皮膚緊張を検査し、徐々に圧を加え筋緊張を検査する大切さも学びました。臨床でも皮膚は短縮しているが、腹直筋自体は筋緊張が低下し体幹が屈曲してしまう人がいるので、筋緊張を感じる技術は必要であると感じました。
 午後の講義では、一次的障害と二次的障害に対する筋緊張検査、さらにその治療展開についてわかりやすくご講義いただきました。今まで評価方法としては知っていても本当の意義というのは理解していなかったが、理解することができました。側方移動時の体幹筋の活動については、実際のデーターも用いていたため非常に理解しやすかったです。また、講義して頂いたことに対して一回一回席が近い人とディスカッションを交えながら本当に理解しているか確認し合う時間があったため、より理解を含めることができました。また運動器で筋緊張検査を用いる場合はMMTの運動方向と問題となる動作が異なっている場合ということも理解できました。


 今回のご講義では実技も多く含まれており、実際に体験することで机上で学んだことがより理解することができました。非常に臨床に応用していきやすい内容でした。鈴木先生のご講義は、大変興味深く自身のモチベーションの向上にも繋がりました。たくさんの貴重なお話を聞く機会があり、非常に充実した一日を過ごすことができました。
 次回からも、このようなご講義が開かれる際には、是非とも参加させていただきたいと思いました。


理学療法士 N.K

参加者の声 2人目

 今回、関西医療大学大学院の鈴木俊明先生の「筋緊張検査の意義とその臨床応用」のセミナーを受講させて頂きました。学生時代から筋緊張という言葉をよく耳にしており、臨床現場でも使用しております。しかし、本当に自分自身が理解できているか自問自答した際に疑問が残り、今回、受講することを決めました。




 午前の講義では、筋緊張異常の要因には、一次障害と二次障害があり、臨床では2つは混合していることが多いことを教えて頂きました。また、痙縮や筋強剛、筋短縮について生理学の観点からわかりやすく説明して頂きました。なぜ、痙縮がある方はジャックナイフ現象が起きるのか(動的γ運動ニューロンが関わっている)など。今まで、痙縮と筋短縮の違いが理解できておらず、何を持って判断すればいいのか曖昧のまま臨床に携わっておりました。今回の講義で、痙縮と筋短縮の違いについて判別する評価方法を教えて頂きました。例えば、深部腱反射が痙縮に対して有効な評価方法で、正常域や減弱とどう判断すべきか、亢進にも大まかに3種類に分類しており、それぞれに細かな判断方法があると教えて頂きました。アシュワール・スケール(変法)では、通常の速さ(1秒程度)とそれ以上の速さの2通り行うことで、痙縮と筋短縮が混合している場合に、どちらがより要素が強いのか判断が可能であるとのことでした。


 午後の講義では、内腹斜筋は斜走線維と横線維に分類することができ、立位と端座位で働く場所が違うことを教えて頂きました。また、実際に立位で働く内腹斜筋(斜走線維)に対し治療を少ししただけで歩容が変化したことを確認でき、筋の働きが分かれるものに関しては、明確にその筋に対して治療しなければならないことを改めて学びました。静止時筋緊張検査の実技を行いましたが、受講者内での判定に意見が分かれることがあり、今後は多くの患者様や利用者様に触れさせて頂き、もっと経験を積まなければならないと思いました。
 最後に、明日から実際に今回学んだことを充分に活かすことができる講義内容でした。日々の臨床に繋げていけるように努力していきたいと思います。また、このようなセミナーがあれば、是非、参加させて頂きたいと思います。


理学療法士 H.M


2017年04月23日

  • テーマ  生活動作改善のための肩関節の診かた~動作の特徴をつかむ~
  • 講師   井尻朋人先生

参加者の声 1人目

 今回、井尻朋人先生の「生活動作改善のための肩関節の診かた~動作の特徴をつかむ~」のセミナーを受講させて頂きました。患者さまの主訴である生活動作の動作分析では、基本動作に落とし込んで分析し、問題点を考える方法を多く行っていましたが、今回のセミナーでは「その生活動作じたいの特徴をつかむ」、「正常の生活動作の構成を理解する」というところに魅力を感じ、受講させて頂きました。

 セミナーでは、上衣更衣動作、下衣更衣動作、靴下着脱動作、結帯動作、食事動作、洗濯物を干す動作、高い物をとる動作と7つの動作について井尻先生の知見と筋電図のデータをもとに受講生全員で理解し、共有しながら進めて頂き、さらには実技を通して評価や治療展開を学ぶことができ、より深く理解できるセミナーでした。
 正常動作には、バリエーションが多くあることが前提ではありますが、その中でも特徴として捉えられることを学ばせて頂き、今後の動作分析に対する肩関節の診かたや知見が増えました。また、根拠のあるデータとして筋電図を提示して頂き、理解しやすかったことに加え、そのデータからあらたな発見をされていることもお話して頂き、筋電図データの用い方に対しても勉強になりました。


 冒頭のセミナーの目的でお話されていた①正常の生活道の構成について理解する、②動作分析をする習慣をつける、③動作ができなくなっている理由を予測することができるようになる=機能障害の予測ができることは、セラピストの専門性としても重要な能力ですので、今後も引き続きこれらのことを踏まえて臨床にあたっていきたいと思いました。 また、本セミナーで得たことを日々の臨床に活かし、より短期で効果のある治療ができるようにしていきたいと思います。


理学療法士 M・H

参加者の声 2人目

 4月23日に行われました井尻朋人先生の研修会に参加させていただきました。今回は「生活動作のための肩関節の診かた~動作の特徴をつかむ」というテーマのもと、上肢運動に着目して普段何気なく行っている日常生活動作を詳細に解説していただきました。ご飯を食べる、服を着るなど上肢を使う動作は多く、肩関節の負傷によって日常生活を送ることが困難になるケースを経験することがありますが、整形外科疾患と脳血管疾患で上肢の機能低下の原因は大きく異なってきます。さらに、同じ上着を脱ぐという動作でも個々で方法が異なるため、問題となっている機能障害を見つけることができず、患者様のニーズに合った治療展開ができず悩むことが多くありました。


 今回の研修では、上下更衣動作、食事動作、洗濯物を干す動作など日常生活を送るうえで欠かせない生活動作の構成について学びました。また、健常者でも正常動作に様々なパターンがあるため、実際に個人個人の動作を分析しながら、共通して必要な筋活動や可動域は何かをディスカッションしました。実技では、肩関節周囲筋の触診や生活動作に関連付けた効果的なアプローチ方法を教えていただきました。


 研修会を通して、正常の生活動作がどのような運動要素で構成されているのかを理解することができました。正常動作を理解したうえで、肩関節を負傷している患者様にとって、過度な筋緊張や正常と異なった動作パターンは何を意味しているのかを考えることで、動作ができなくなっている理由を予測することができるようになりました。今回学んだことを生かして、患者様のニーズを満たし満足度の高いリハビリテーションを提供していきたいです。


鍼灸師 A・E


2017年03月19日

  • テーマ  認知症患者さまへ退院支援で知っておくべきこと、やるべきこと
  • 講師   千賀恵先生

参加者の声 1人目

 今回、喜馬病院リハビリテーション部の千賀恵先生のセミナーに参加させていただきました。テーマは「認知症患者さまへ退院支援で知っておくべきこと、やるべきこと」でした。
 今回の講義に参加させていただいた理由として、認知症患者さまが在宅復帰する際に、独居・服薬管理等で悩んだことがあったため、参加させていただきました。  午前中は、認知症の捉え方について、午後からは認知症患者さまへの環境設定やサービス調整について教えていただきました。

 認知症の捉え方については、中核症状と周辺症状の2軸で考えることが重要であることを学びました。また2軸でとらえた上で、医師・看護師・ケアマネジャー・介護職等と話し合うことが重要であると再認識致しました。模擬症例を提示していただき、2軸で捉えたため分かり易くとても勉強になりました。
環境設定では、聴覚・視覚・嗅覚・空間的環境を整えることが重要であると学びました。サービス調整では、詳しく知らなかった施設の説明や最新の福祉用具や地域活動の紹介がありました。
 今回の講義に参加させていただき、認知症をきちんと捉えることができていなかったと思いました。また病院でチーム一丸となって支援することが大切であることを学びました よって、これから認知症をきちんと捉え、チーム一丸となって支援していきたいと思いました。また、在宅復帰が困難であると考えていた患者さまも、退院後のサービス調整や福祉用具の導入により、在宅復帰が可能であるのではないかと考えることができました。


 千賀先生の講義は、模擬症例やワークショップがあるため、分かり易いという点と、各自で考える時間・他の方と一緒に考える時間、また考えを共有する時間がありますので、職種の違う方の考え方や病院だけではなく施設の方の考え方など、たくさんの考えを聞くことができ、大変勉強になりました。
最後にこのように充実したセミナーが今後開かれる際には、今後も是非とも参加させていただきたいと思っています。


理学療法士 A・Y

参加者の声 2人目

 今回、千賀恵先生の「認知症患者さまへの退院支援で知っておくべきこと、やるべきこと」というテーマの勉強会に参加させて頂きました。今回の勉強会では認知症患者様の在宅復帰は困難ではないかという概念を覆された講義内容でありました。
 実際の病院でのカンファレンスでも、「重度の認知」や「独居」、「介護負担感」などの理由で在宅復帰が困難であった症例も多々経験しました。


 その中でも、今回の研修会では認知症患者様への接し方や在宅での環境設定、家族指導なども含めてどの時期に、どのように介入すべきかについて熱く語って頂きました。こちらからの言葉がけや触れ方などの誘導によっても反応が異なることも実技を交えて体験させて頂きました。




さらに、研修会参加者と一緒にグループワークとして、身の周り動作である更衣、トイレ、入浴、整容に関しての問診評価表を各々の意見を出しながら表出することでより詳細な項目が完成し、今までは深く掘り下げて聴取できなかった部分が、グループワークを通してより詳細に評価できるものになったのではないかと思いました。
 今後の臨床場面においても問診評価表として使用することができると思い、非常に有意義な時間を過ごす事ができました。


理学療法士 N・F


2017年03月05日

  • テーマ  病態を考慮した痛みの評価と治療展開-解剖学・生理学・組織学から臨床症状を再考する-
  • 講師   池澤秀起先生

参加者の声 1人目

 今回、喜馬病院リハビリテーション部の池澤秀起先生によりますご講義「病態を考慮した痛みの評価と治療展開-解剖学・生理学・組織学から臨床症状を再考する-」に参加させて頂きました。
 私は痛みについては分からないことが多く、患者様の痛みの訴えに対し十分に対応できておりませんでした。その為、今回、解剖学、生理学など基礎的な内容から学ぼうと思い研修会に参加させて頂きました。

 午前中のご講義では、解剖学、生理学を中心に痛みの種類、どのようにして身体で痛みを感じるのか、急性疼痛と慢性疼痛の違いなどを、細胞レベルまで落とし込み、細かくご講義して頂きました。午後からは、午前中の講義内容を踏まえ、筋や靭帯、関節包などの組織学を中心に、痛みが生じた際にどのような身体的変化が生じるのかをご講義頂き、実技を用いてアプローチ方法を学ばせて頂きました。痛みの閾値に関与する因子はメカニカルストレスだけではなく、循環障害、代謝障害、軟部組織の硬度の変化なども大きく関与しているとおっしゃっておりました。その為、アプローチ方法も、どの組織にどのような変化が生じているかを考慮して、患者様にとって無理なく必要な方法を選択するかが重要だと学びました。


 今回のご講義を受講させて頂いたことにより、ただ漠然とマッサージをするのではなく、何を目的に患者様に対しリラクゼーションやストレッチ、運動を促すのか理解できたと思います。今後は、ご教授頂いた内容を活用していき痛みを訴える患者様と接していきたいと思います。次回も、このようなご講義が開催される際には、是非とも参加させて頂きたいと思います。貴重なご講義有難うございました。


理学療法士 T・S

参加者の声 2人目

 今回、池澤先生の「病態を考慮した痛みの評価と治療展開~解剖学・生理学・組織学から臨床症状を再考する~」というテーマの勉強会に参加させて頂きました。今回の勉強会では痛みという普段、臨床上でよく患者様から聞く訴えに対してどのように評価し、考え、治療を行っていくかを池澤先生の普段臨床でどのように考えて、どのように治療しているのかを伝えていただき、わかりやすく学ぶことが出来ました。さらに痛みというものに対して解剖学や生理学、組織学の視点からどのように捉えるかを聞くことが出来ました。


 今回の勉強会で今まで痛みという私自身ぼんやりとしか捉えられていなかったものを学術的な視点で捉えるきっかけになったのではないかと思います。加えて臨床的な判断や治療展開なども聞くことが出来たので、今回の勉強会で得たものをしっかりと自分の臨床場面に生かしていきたいと思いました。
 特に疼痛に対する組織学の視点での考え方に関しては、私自身の知識が乏しい部分もあり、池澤先生の講義を聴くことによって、臨床上の疼痛に対する視点や考え方、治療の仕方に関して視野が広がり、今後の臨床に入る際の自分が患者様を捉える風景が少し変わって見えるのではないかと思いました。


 今回は座学中心に基礎的な学問の視点から勉強することもできましたが、実技においてもセルフストレッチングの方法や実際の治療などを体験させていただきました。そのことから自分の臨床場面に落とし込んで考えることが出来、より深く学習できたのではないかと思います。またストレッチの方法を学ぶことが出来たため、自分の臨床上で生かすことが出来る知識を得ることが出来、今後はその知識を生かして臨床に臨みたいと思いました。
 今回の勉強会で自分の疼痛に対する考え方や捉え方の視野がいかに狭いかを痛感しました。それと同時に見方や捉え方が変われば、こんなにも深く考えられるものなのだと思いました。そのため今回の勉強会で得た基礎知識、疼痛の捉え方、考え方、治療展開、セルフストレッチングの方法などをしっかりと臨床に活用し、疼痛というものをより深く考察することで、今回の勉強会で得たものをしっかりと自分の臨床場面に生かしていきたいと思います。今後も池澤先生の勉強会があれば是非とも参加したいと思いました。


理学療法士 M・T


2017年02月26日

  • テーマ  脳血管疾患 ~上肢の評価と治療~
  • 講師   森憲一先生

参加者の声 1人目

 今回、大阪回生病院の森憲一先生より「脳血管疾患 —上肢の評価と治療—」といったテーマを基にご講義頂きました。現在、外来で勤務しておりますが、急性期・回復期病棟から自宅退院後に外来を利用する患者様の中で上肢に問題を残したまま退院を迎える患者様が多い印象です。退院後の初回介入時には「腕が使いにくい」などの訴えを聴くことも多く、ADL上で麻痺側上肢の不使用が生じている患者様も少なくありません。そのような患者様の治療に難渋することが多かったことが今回受講を決めた契機です。

 講義内容は、実技を中心にReach、Grasp、Finger—functionと多岐にわたって展開され、解剖学や神経生理学的な知識も交えながら非常に分かりやすくご講義頂きました。上肢操作時の姿勢変化過程を捉えるために試行錯誤しながらの実技でしたが、真似るだけでなく「考えながら、感じる」ことができていたのではないかと思います。それほど内容の濃い実技であり、日々の臨床で必要なものを数多く学ぶことができました。Hemi—CDを再生させないためには、セラピストの徒手や環境作りが重要とのことでありましたが、あえて普段のパターンから入っていくin to patternも1つの手段として有効とのことで良し悪しの判断に固執する頭でっかちな理学療法士にはなってはいけないと痛感しました。また、上肢操作に限ったことではありませんが、Hand onでは「方向」「強さ」「ポジション」「タイミング」の4要素を患者様の反応をみながら創意工夫していくことが重要とのことでした。これを意識するだけでも普段何気なく行っているコミュニケーションや口頭指示、触り方を改めて考えなければいけないと感じました。患者様の潜在能力を引き出す、身体図式を更新させていくことの2点を考えるだけでも理学療法の幅は広がり、その1つ1つを裏付けしていくことで患者様も自分自身も良い結果に繋がるのではないかと思います。


 最後にADL上で上肢操作を規定することは難しいですが、24時間アプローチかつ体幹・下肢とのトータルアプローチもしっかりと行い、ADLを診る・変えることができるセラピストを目指していきます。セラピストとしての在り方まで考えることができた貴重な講義でした。ありがとうございました。


理学療法士 N・Y

参加者の声 2人目

 今回、「脳血管障害上肢の評価と治療」というテーマで、大阪回生病院の森先生から貴重なご講義を頂きました。私は以前にも森先生の勉強会に参加させて頂いたことがあり、解剖学や生理学といった基礎知識に加えて実技指導も頂けた為、すぐに普段の臨床で活用できたことが印象に残っていました。その為、本日の講義も楽しみに受講させて頂きました。


 今回も森先生から基礎知識を学んだ上で実技の時間をたくさん設けて頂けた為、非常に有意義な時間を過ごすことができました。私は現在回復期病棟に勤務し、脳血管障害の症例さんを担当させて頂く機会が増えていました。しかし、今回のテーマでもある上肢のアプローチ方法や、身体誘導のハンドリングについて難渋することが多々ありました。講義を通じて、脳の機能局在や神経経路の復習と整理ができ改めて、自分の治療が患者さんの動作、さらには今後の生活に影響を与えているのか痛感しました。


 また、実技では身体の触れ方や筋促通などについて直接アドバイスも頂け、その違いについて身をもって体験させて頂くことができました。是非、今回学ばせて頂いた内容を、明日からの臨床のヒントとして、自分の考えや治療に結び付けて患者さんとのリハビリを行っていきたいと思いました。有意義な時間を頂きありがとうございました。


理学療法士 Y・S


2017年02月12日

  • テーマ  いまさら聞けない解剖学~膝・下腿・足部編~
  • 講師   町田志樹先生

参加者の声 1人目

 今回、いまさら聞けない解剖学~膝・下腿・足部編~というテーマで、臨床福祉専門学校理学療法学科の町田志樹先生のご講義を聴講させて頂きました。日々の臨床の中で解剖学に不安がある時があることや、臨床家としては最新の研究内容を自分の目で見て知る機会は少ないためこのような機会にぜひ学ばせて頂きたいと思ったことから参加させて頂きたいと思いました。
 ご講義では、膝・下腿・足部を網羅することができ、勘違いしていた知識や今まで自分が考えたこともなかったような新しい解剖学的知識を学ばせて頂きました。 組織の構造や機能、走行をしっかりと頭に入れておくことで、根拠のある理学療法につながったり、迅速な治療効果を発揮できたりするのではないかということを改めて感じました。

 具体的には、膝関節の靭帯の特徴、膝関節関節包後面の組織、膝周囲の筋について、かしの脈管系について、TKAについて、下腿筋膜について、下腿の区画について、触診を交えながらご講義頂きました。
 中でも印象に残ったものが、膝関節関節包後面を補強する靭帯である斜膝窩靭帯が半腱様筋の停止腱の一部が肥厚して形成されたものであり、半回して腓腹筋外側等の起始部に向かって走行していることです。関節包そのものに対してアプローチすることは難しいですが、関節包の正しい構造を少しでも多く知っておくことで、膝関節屈曲拘縮の予防という観点で臨床に活かしていけると考えました。


 また、下腿前面の触診において、前脛骨筋、長指伸筋、長・短腓骨筋の触り分けをご教授頂いたことも印象に残っております。一度覚えたことで満足せず、日々知識をブラッシュアップし、本当に正しい触診ができているか確認していくことが必要であると感じました。
 講義全体を通し、解剖の基礎に立ち返る楽しさを再認識させて頂くことができ、臨床へ落とし込みたいという明日からの臨床への希望を持つことができました。大変有意義なセミナーに参加させて頂くことができ、非常に嬉しく思います。ありがとうございました。


理学療法士 U・R

参加者の声 2人目

 今回町田志樹先生に「いまさら聞けない解剖学〜膝・下腿・足部編〜」というテーマでご講義いただきました。
膝関節の形態学的特徴や下肢の脈管系、下腿三頭筋や足部構造について町田先生の研究や見識に加えて国内外の研究データを織り交ぜて解説していただき正確に理解することができました。


 また、普段関わる機会の多い膝関節の手術侵襲による影響等も解剖と関連付けて理解を深めることができました。
 自分自身が正確に理解出来ていなかったことも多く、解剖学の大切さを感じました。 講義全体を通し、普段の臨床に反映できる内容でお話ししていただけたため、大変充実した1日を過ごすことができました。


 また、解剖学と臨床を繋げることの大切さを改めて感じました。明日からの臨床に活かし、今後も解剖学についてさらに知識を深めていきたいと思います。


理学療法士 K・Y


2017年02月11日

  • テーマ  いまさら聞けない解剖学~骨盤帯・股関節・大腿編~
  • 講師   町田志樹先生

参加者の声 1人目

 今回、臨床福祉専門学校理学療法学科、順天堂大学解剖学・生体構造科講座の協力をされている町田志樹先生の研修会に参加させて頂きました。 「いまさら聞けない解剖学 下肢集中学習コース ~骨盤帯・股関節・大腿編~」というテーマでご講義して頂きました。
 私は回復期に勤務しており、股関節疾患の患者様に介入させて頂く機会が多くあります。そこで、評価や治療を行うのに機能解剖学が重要であると考え今回のご講義に参加させて頂きました。今回の内容として、午前中は下肢の発生を魚類の運動装置から二足歩行の特徴や股関節の骨・仙腸関節ついて説明して頂きました。午後は、骨盤帯・大腿・内転筋・深層外旋六筋・ハムストリングスなど、臨床上重要な運動器や神経について細かくお話して頂きました。

 自分で解剖学書などを見て勉強しましたが、解剖学的構造や筋の走行、筋膜と周囲の関係性を読み解くことが容易ではありませんでした。実際に触診のデモを行って頂き、深層外旋六筋、大腰筋、ハムストリングスの走行など、とても分かりやすく参考になりました。特に深層外旋六筋において書籍などでは、梨状筋が大きく描かれているものが多いが実際には内閉鎖筋が大きいことが印象に残りました。また、THAの術式の特徴についてご講義頂きました。最近は術式として減ってきている後方侵入について、梨状筋が縫合されていない症例が多いことを知りました。


 今回は骨盤帯・大腿の解剖学でしたが、ほかの部位はどのような構造になっているかを知り評価方法を増やしていけたらなと思いました。今回学んだことを考えながら臨床に活かしていきたいと思います。貴重なご講義ありがとうございました。


理学療法士 M・K

参加者の声 2人目

 今回、臨床福祉専門学校理学療法学科の教員であり、順天堂大学解剖学・生体構造科学講座協力研究員でもある町田志樹先生による「いまさら聞けない解剖学~骨盤帯・大腿骨~」についてのご講演に参加させて頂きました。
 一般的に、解剖学や生理学、運動学が基礎となっていると言われています。検査や治療技術も理学療法を行う上では重要であると感じておりますが、全て基礎には解剖学があり、私は解剖学の勉強をもっとしていかなければいけないと日々感じておりました。解剖学を勉強する際には、文章だけでなく絵を見ることで、自分の中でイメージできるよう心がけておりましたが、暗記することに力を入れてしまいがちになっておりました。そのため、解剖学を専門分野とされている町田先生のご講演に参加させてもらうことで、自分が知らない基礎的な部分を学ぶことができ、解剖学の勉強の仕方の参考にさせて頂けるものがあるのではないかと考え、今回のご講演に参加させて頂きました。


 今回の内容と致しましては、下肢の発生や骨盤帯の解剖、股関節の手術、腸脛靱帯について、デモンストレーションも行って頂き、教えて頂きました。
 今回特に印象に残ったのは、講義の初めに教わった下肢の発生にてついてでした。生物の進化を考える重要性を感じました。魚類では、体幹での動きが重要となっており、進化に伴い、爬虫類では上肢や下肢が体幹から側方へ、そして哺乳類では下肢が内旋しながら身体を支える四肢構造へと変化していったと知り、発達を学ぶことが重要であると感じました。また、股関節の手術において、後方アプローチが多く、前方アプローチが少ない原因も解剖学から知ることができました。その中で、外側大腿皮神経に着目する必要があることも学ばせて頂きました。さらに股関節の術後に脱臼リスクを考える上で、筋が縫合されているかを触診にて確認しなければいけないということを再認識することができました。また、筋の起始停止を再確認し、構造を理解することが治療技術の向上につながると感じました。


 今回のご講演を通して、解剖学を勉強する際には、解剖だけでなく進化の過程も考えることで、筋の役割や構造の理解ができるのではないかということに気付くことができました。関節の構造や筋の起始停止を再確認することで、臨床の場面において、よりよい方法での治療が可能になることが考えられ、解剖学の重要性を改めて感じることができました。今回は、骨盤帯・大腿についてのご講演でありましたが、今後、その他の部位の解剖学の勉強も続けていかなければいけないと感じました。


理学療法士 Y・K


2017年01月29日

  • テーマ  体幹下部の骨格筋と横隔膜の解剖学的特徴から、体幹機能と呼吸機能を再考する
  • 講師   荒川高光先生

参加者の声 1人目

 神戸大学大学院、保健学研究科、リハビリテーション科学領域、准教授荒川高光先生による研修会に参加させていただきました。「体幹下部の骨格筋と横隔膜の解剖学的特徴から、体幹機能と呼吸機能を再考する」をテーマにご講義していただきました。
 訪問リハビリの理学療法士として勤務する中で、呼吸器疾患や廃用症候群など呼吸器に問題のある利用者様と関わる機会が多々あります。また、禁煙化が進む社会となっておりますが、過去に喫煙歴のある方と関わる機会が多々あります。呼吸器疾患のある方はもちろんの事、呼吸器に診断がついていない方でも呼吸器に問題のある方は多くおられます。日々、呼吸器関連の勉強を進める上で、手技的な研修会が多い中、解剖学に基づいた体幹と呼吸の関係性についての研修会があるとの情報を掴み、本研修会に参加させて頂きました。

 今回の講義では、体幹下部の筋群の解剖学の再検討、横隔膜など呼吸筋群の解剖学的特徴の再検討、呼吸補助筋群の解剖学的特徴の再検討から呼吸機能に与える影響を再検討について、丁寧に解説して頂きました。普段勉強していく中で、腹圧を高める理論は自分なりに持っているつもりでしたが、解剖学的なところから浅く、実際に検体から得られた情報など詳しくご講義頂き、より理解を深めることができました。体腔の特徴を知り、胸腔、腹腔、骨盤腔に分けて考え、動くところと動かないところを理解し、動くところにアプローチを行うことで、腹圧を高められることが理解できました。また、呼吸器への影響だけでなく、泌尿器などの繊細な問題にも対応できる内容でした。


 横隔膜と姿勢により、食道裂孔ヘルニアにも関連があるとご講義を頂きました。この影響については、ほとんど考えたこともなかったので、とても新鮮な情報でした。今回の研修会で学んだことを、さっそく日々の臨床に生かしていきたいと思いました。


理学療法士 H・T

参加者の声 2人目

 今回、神戸大学の荒川高光先生より「体幹下部の骨格筋と横隔膜の解剖学的特徴から、体幹機能と呼吸機能を再考する」というテーマでご講義いただきました。
 普段の臨床では、患者様の姿勢改善に対する腹圧トレーニングを行ってもなかなか効果が得にくかったり、トレーニングを正しく行えているのか疑問に感じる部分があったため受講を決めました。



 午前の講義では、腹腔や骨盤腔を構成する骨格や筋などの構成や機能についてわかりやすく講義いただけました。腹直筋鞘や腹筋群の筋膜のつながり、骨盤底にある筋群についても分かりやすくご説明いただき、普段自分が疑問に感じる部分を解決できる内容でした。これからの患者様に対するトレーニングも見直すことができ、とてもありがたいお話を頂け嬉しく思います。



 午後の講義でも、主な呼吸筋や呼吸補助筋について荒川先生の研究も踏まえて講義を頂きました。自分の知らないことも多く、解剖学の大切さを感じました。 講義全体を通し、普段の臨床に直結できる内容でお話ししていただけたため、大変充実した1日を過ごすことができました。また、解剖学と臨床を繋げることの大切さを改めて感じました。明日からの臨床に活かし、解剖学についてさらに知識を深めていきたいと思います。


理学療法士 K・F


2017年01月15日

  • テーマ  エビデンスに基づく膝関節の運動療法 ~変形性膝関節症を中心に~
  • 講師   光田尚代先生

参加者の声 1人目

 本日は、喜馬病院リハビリテーション部の光田尚代先生による研修会に参加させていただきました。「エビデンスに基づく膝関節の運動療法 ~変形性膝関節症を中心に~」をテーマにご講義していただきました。
 高齢化が進むなかで、変形性関節症をはじめとする膝関節疾患患者は年々増加しています。それだけに、私の勤める鍼灸院にも多くの変形性膝関節症の患者様が来院されます。しかし、術式や治療方法、痛みの訴えなど症状は多種多様であり、評価やアプローチ方法に悩むことが多くあったため研修会に参加させていただきました。

 今回の講義では、膝関節周囲の筋や膝関節の運動など基礎的な分野から一つ一つ丁寧に解説していただきました。また、変形性膝関節症の病態や術式を踏まえた評価やアプローチ方法についても教えていただきました。教科書上の内容は理解できていても、実技で実際に評価を行ってみると、健常者同士でも膝関節の内外旋可動域やScrew home movementでは個人差がかなりありました。


 また一つの筋に対しても、膝のアラインメントや術後の状態によってアプローチ方法は異なり、同じ疾患だからといって同じ評価、同じ治療をしても効果は得られないと改めて痛感しました。1人1人に合った評価・治療展開をしていくためには、やはり解剖学や運動学など基礎的な知識は必要であると感じました。今回の研修会で学んだこと、感じたことを大切にしながら今後の臨床に取り組んでいきたいと思いました。


鍼灸師 A・E

参加者の声 2人目

 今回、光田尚代先生の「エビデンスに基づく膝関節の運動療法~変形性膝関節症を中心に~」というテーマでセミナーに参加させて頂きました。臨床場面で膝関節疾患に携わる機会は非常に多く経験します。なかでも、今回のセミナーでは、膝関節の機能解剖や運動学のみならず変形性膝関節症のTKA術式などに関しても詳しくご講義して頂きました。



 侵入方法によってもそれぞれのメリットやデメリットがあることや、術式を理解していることでの治療の展開方法なども異なる点で認識しておくことは非常に重要であると感じました。今後、変形性膝関節症の患者様に関してTKAを施行された場合も、術式などにも着目してROM訓練や動作指導など行う必要性があると感じました。また、膝関節周囲筋の筋活動に関して、解剖学的知識だけでなく隣接関節の運動連鎖なども考慮しながら運動療法を行うことの重要性も再認識しました。


 実際に実技を交えて膝関節周囲筋の運動療法や、回旋不安定性テスト、膝蓋骨の可動性など評価するうえで必要となってくる項目に関しても熱心にご教示して頂きました。単に、関節を動かし痛みを訴えている部分をほぐすのではなく、自身の接触している部分から感じとれる情報であったり、なぜそのような動作を呈するのかを視覚から得られる情報をもとに仮説しながら実際に評価を行い問題点を抽出することが大切であると改めて感じました。OKCのみならずCKCでの評価方法や、動作場面での関節の動きの違いに関しても丁寧に説明して頂き非常に分かりやすい講義内容でした。貴重なご講義ありがとうございました。


理学療法士 H・N


2017年01月08日

  • テーマ  痛みの成因と治効機序〜トリガーポイントの成因から治効機序を考える〜
  • 講師   伊藤和憲先生

参加者の声 1人目

 今回、伊藤和憲先生の「痛みの成因と治効機序〜トリガーポイントの成因から治効機序を考える〜」というテーマでセミナーに参加させて頂きました。私は、臨床7年目になりますが、学生時代から慢性の痛みに関して悩む事が多く、知識が少ないながらいつも伊藤先生の執筆された書籍を参考にさせて頂いていた事もあり、大変興味深く拝聴させて頂きました。

 まず午前中には、慢性的な痛みの解釈やトリガーポイントの基礎的な知識を中心にご講義頂きました。特に、私も疼痛を有する患者様に対して鍼を刺入するうえで悩みことが多い深度に関して『筋膜』への刺激をキーワードに先生自身のデータと先行研究を提示しながらわかりやすく解説して頂き知識が深まりました。また、患者様ごとに応じた刺激強度の調整として、患者様の鍼灸に対する経験値や受け入れ、また脈診や舌診を用いることで全身状態を把握し筋膜刺激に留めるのか。また、刺激強度を上げて筋レベルまで刺入し、響きを得るような刺激をおこなうのかを判断されているとアドバイス頂き、すぐに臨床に応用できるものでした。


 また、慢性疼痛の解釈として、末梢の要因が強く、末梢のみの対応で改善される症状なのか。脊髄や脳レベルで問題が起き、情動やストレスなどの改善、また体性内蔵反射まで踏まえて全身状態を改善する必要があるのかなど、症例の例題も提示して頂きわかりやすく解説頂きました。この評価に関しては、自分自身日頃の臨床でもっと考えて対応しなければ、本当に患者様を理解して介入できていることにならないと感じました。
 さらに、後半では実技を踏まえて罹患筋を絞る評価や実際のアプローチについてご指導頂けました。今回の実技では、先生の触診方法に関して、個人個人時間をかけてご指導して頂き、トリガーポイントを把握し、実際に鍼を刺入するために細かく場所を絞っていくプロセス。また、場所を特定した後にどの角度で刺激するとトリガーポイント、関連痛など症状の再現を得られるかなどわかりやすく解説して頂けたので、明日からの臨床に直接活かせる研修会になりました。


鍼灸師 H・I

参加者の声 2人目

 今回、明治国際医療大学 鍼灸学部 臨床鍼灸学教室の教授であります伊藤和憲先生による「痛みの成因と治療機序-トリガーポイントの成因から治療機序を考える-」についてのご講義に参加させて頂きました。
 私は現在、デイサービスで勤務させて頂いているのですが、痛みの訴えのある利用者様と接する機会が多くあります。しかし、自分の知識では十分に対応できず、なぜ痛みが生じてしまっているのか、アプローチ効果がなぜ持続しないのかなど、分からない点や、治療に難渋している場合が多くありました。そのため今回、伊藤和憲先生による「痛みの成因と治効機序-トリガーポイントの成因から治療機序を考える-」のご講義に参加させて頂きました。


 私は理学療法士であり、鍼灸の先生がご教授して下さるご講義は初めて参加させて頂きました。しかし、伊藤先生のご講義は理学療法士の立場でも分かるように説明して頂き、大変楽しくご講義に参加させて頂きました。
 午前中のご講義は、痛みとはどのように発生するのか、どうして疼痛が慢性化してしまうのかと言った痛みについてご講義をして頂きました。あわせて、トリガーポイントで身体について分かる事、どのような反応が生じるのか、という内容をご教授頂きました。午後は、午前中のご講義内容に沿ってどのように評価するのか、治療を行うのか、という内容を実技を交えてご講義して頂きました。


 今回の内容を通して、痛みへの治療を行うには、痛みの訴え方や範囲、全身状態を確認し整理する必要があり、そこから治療方法や患者指導、セルフケアの重要性について学習することができました。今後は、ご教授頂いた内容を活用していき痛みを訴える利用者様と接していきたいと思います。
 次回も、このようなご講義が開催される際には、是非とも参加させて頂きたいと思います。貴重なご講義有難うございました。


理学療法士 T・S


バナースペース

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