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セミナー実績results

2019年08月11日

  • テーマ  動作分析領域 立ち上がり、歩行の動作分析—症例動画を解説しながら—
  • 講師   鈴木俊明先生

参加者の声 1人目

  今回、8月11日に開催されました関西医療大学大学院研究副課長鈴木俊明先生によるセミナー「動作分析領域 立ち上がり、歩行の動作分析—症例動画を解説しながら—」に参加させていただきました。
 現在、私は回復期病棟に勤めており、普段の臨床場面において様々な動作の動作観察を行う場面が多く、特に立ち上がり動作や歩行動作に関しては評価させていただく機会がたくさんあります。しかし、動作観察から評価、問題点の抽出を行うことが苦手でありとても難しく感じております。そこで今回のご講義を受講させていただき、より動作観察への理解を深め、臨床場面での評価・治療に活かしたいと思いました。

  午前の部において、立ち上がり・着座動作に着目してご講義いただきました。立ち上がり動作と着座動作では、足底圧中心の移動と関節運動が大きく異なることを学びました。立ち上がり動作では、股関節屈曲に伴う体幹の前傾が生じ、続いて膝関節伸展することで足底圧中心が前上方へ移動し、股関節伸展が生じ支持基底面から身体重心が逸脱することなく遂行でき、着座動作では、足関節背屈に伴う下腿前傾が生じることで支持基底面から逸脱することなく安定した着座が行えることをご教授いただきました。実際の研究結果も交えてご説明いただいたことで、とてもわかりやすく理解が深まりました。午後の部では、歩行動作についてご講義していただきました。特に立脚初期から中期までに作用する大殿筋の働きについて、大変深くお話いただきとても勉強になりました。大殿筋が作用するタイミングは踵接地から足底接地までであることをご説明いただき、立脚中期から後期における股関節伸展は見せかけの股関節伸展であり、実際には足関節背屈に伴う下腿前傾と腰椎前弯に伴う骨盤前傾により相対的に立脚側下肢は後方へ移動することをご教授いただきました。
 今回、スライドと研究を交えたわかりやすいご講義と様々な症例様の動画を拝見し、実際に動作観察を行い解説していただくことで、動作中に起こっている関節運動や現象から正常動作からの逸脱や必要な筋活動について多く学ぶことができたと思います。本日のご講義で学んだことを明日からの臨床に活かしたいと思います。貴重なご講義ありがとうございました。



理学療法士 Y・S

参加者の声 2人目

 令和元年8月11日に開催されました鈴木俊明先生によるセミナー「動作分析領域 立ち上がり・歩行の動作分析 -症例動画の観察をしながら-」に参加させていただきました。現在、私は患者様を担当させて頂いている中で動作観察・分析し、問題点を導き出すという一連の流れを行う事が苦手であるため、今回の講義を受講させていただきました。
 講義では、立ち上がり、歩行の動作観察・分析に加え、解剖学や運動学の基礎的な知識を細かな部分まで丁寧に教えて頂きました。午前の講義では、立ち上がり・着座動作についてご指導いただきました。まず、立ち上がり動作には足底圧中心を前方に移動させるために股関節屈曲による体幹前傾が重要であり、着座動作には足関節背屈に伴う下腿前傾により相対的に膝関節屈曲が必要である事を解剖学・運動学の基礎的な知識と研究データを用い、分かりやすくご説明していただきました。午後の講義では、歩行時の筋活動についてご指導頂きました。歩行動作の筋活動について運動学的に解説して頂き、自らの間違った解釈を訂正して頂きました。また、内腹斜筋は筋の走行から3つの線維に分けることができ、それぞれ筋活動が異なるということもご説明していただきました。座位の側方移動では非移動側の内腹斜筋斜走線維、立位での側方移動では移動側の内腹斜筋横行下部線維が重要であることを実際の研究データを用いて分かりやすくご説明していただきました。鈴木先生の講義では一方的な講義ではなく、その都度ディスカッションの時間を設けて下さっています。自分がどこまで理解しているのかをアウトプットを通して確認することが出来ました。
 今回の講義で、鈴木先生は「治療方法よりも、運動学や動作分析から考える評価の重要性」について訴えていました。私自身も、解剖学や運動学、トップダウン評価の重要性を再度認識する良い機会となりました。鈴木先生にご教授していただいた動作観察・分析、解剖学や運動学などの知識をもう一度自分なりに積み重ね、次回このような機会があればまた是非参加させていただき、医療人としてより一層精進したいと思います。貴重なご講義ありがとうございました。


理学療法士 S・M


2019年07月28日

  • テーマ  明日から実践!摂食・嚥下障害の評価ポイントと実践的アプローチ
  • 講師   田中智也先生

参加者の声 1人目

 今回7月28日に開催された「摂食・嚥下障害の評価ポイントと実践的アプローチ」に参加させて頂きました。今回セミナーに参加させて頂いた経緯としまして、現在病院で勤務していて、普段の臨床で関わっている患者様以外でも食事で何か問題点がある患者様がいれば評価を依頼されることが多々あります。VFで嚥下評価ができれば確実ですが、普段関わりのない患者様に関しては一度きりの食事場面での評価では不安があります。少しでも情報を得る為に、頸部聴診は有用な手段であり、頸部聴診を重点的に講義して頂けるということで参加するに至りました。頸部聴診は老若男女での違い、嚥下する食材による違いがあり、しかも自身の耳でのみの判断となる為、自身が正常だと感じる嚥下音が果たして本当にそうなのか、また、呼吸音の聴取にも不安がありました。しかし、今回のセミナーにおいては様々な病態での嚥下音を聴かせて頂けたので、正常と異常音の判断がし易かったです。更に参加者同士で嚥下音を聴取する機会もあり男女差の違いも知ることができました。頸部聴診においては聴けば聴くほどより理解が深まっていく為、今回の講義で学んだことを参考に、今後も多くの患者様の嚥下音を聴取していきたいと思います。

 また、理学療法士の田中先生の講義では摂食嚥下障害の捉え方や評価、アプローチについて講義して頂きました。言語聴覚士は嚥下障害と言えば口腔や咽頭の評価を重点的にしがちですが、今回食事座位での運動学的視点について説明して頂き、座位の崩れが頭頸部に影響をもたらすことを学ぶことができた為、今後は姿勢からの評価も行っていきたいと思います。さらに、今回のセミナーでは、講義だけではなく食事場面の動画を見て実用性の評価、問題点の抽出を行っていくというグループワークもあった為、講義して頂いた内容をすぐに実践できる形式が分かりやすかったです。また、同じ動画を見ていても理学療法士と言語聴覚士では動作観察する上での視点が異なり、多職種で評価、連携することの大切さを実感できました。これまでは嚥下評価を行う際に、誤嚥せずに食べられるかどうかという安全性にばかり着目していましたが、今回のセミナーで安定性、耐久性、自立性も合わせた4つの視点から評価していくことを学び、早速今後の臨床において活用していきたいと考えます。



言語聴覚士 E・O

参加者の声 2人目

 今回7月28日に開催されました医療法人寿山会リハビリテーション部、理学療法士の田中智也先生と言語聴覚士の横山有紀子先生によるセミナー「明日から実践!摂食・嚥下障害の評価ポイントと実践的アプローチ」に参加させていただきました。私は今年の4月から言語聴覚士として働いており、急性期から生活期までの様々な嚥下障害を患っている患者様に介入させていただいておりますが、成功体験やアプローチの種類、考え方などの引き出しが少なく、臨床現場において役立つ手技や考え方などのヒントを得たいと思い受講いたしました。田中先生からは「摂食・嚥下障害の捉え方」と「事例から見る現象とその評価・アプローチ」について座学を中心にご教授いただきました。その中でも実用性の考え方について深く考えることが出来ました。安全性、安定性、耐久性、自立性の4つの側面についてそれぞれ評価し問題点を抽出することが重要であり、そこからどの側面にアプローチし、何から改善を目指すのかを決める必要性があるということを学びました。それぞれの問題点に合わせて評価やアプローチ方法は異なる為、多職種連携や情報の共有の重要性も再認識しました。横山先生からは実技を中心とした「頸部聴診法」についてご教授いただきました。

 正常な嚥下音から異常音など様々なパターンを聞かせていただき、嚥下病態の判定方法について学びました。実技では複数人の頸部聴診を行い、水分・食物といった形態による音の違いや、姿勢によって音が異なること、個人差が大きいことを実感することが出来ました。   また実際の臨床現場での体験談として、聴診器を当てる際に頸部伸展位にさせないようにすることや、咳や痰がある患者様の聴診ではそれらがかかってしまう為、横に立って聴診を行うといった注意点もご教授いただきました。
 講義の最後は総復習として理学療法士の方とペアとなり、実際の症例様の食事場面や嚥 下音を評価する機会を設けていただきました。理学療法士と言語聴覚士ならではの視点や考えを共有することで考え方にも幅が出て、とても有意義な時間となりました。  本日学んだことを早速実践したいと思えるような大変貴重な講義でした。今後より一層知識を深め、臨床に活かせるように精進していきたいと思います。ありがとうございました。


言語聴覚士 N・M


2019年06月30日

  • テーマ  介護負担感の軽減に向けたセラピストの考え方−利用者、家族との関わり−
  • 講師   今井庸介先生

参加者の声 1人目

 この研修に参加したのは、前職で患者様の状態では、退院することができるレベルまで回 復したのに、家庭環境の受け入れ準備ができないために、自宅に退院するのに時間がかかる ことがありました。その原因の一つとしては介護負担によるものだと思ったので参加しました。講義の中でも ADL の向上と反する家族の行動の症例では、Zarit介護負担尺度を利用して結果が、介護そのものから生じる負担感は、直接的な介護が必要度が高く、介護によって 社会生活に支障なくとも、全体的な介護負担感が高い状態では、介護することが負担と感じている。直接的な介護による身体的な負担に対しては、介護する時間や回数による物理的な負担がを軽減することで変わってくる。具体的には、患者様が今現在できていることしていることの差や在宅に帰る前の患者様の状態と在宅に帰ってから行えるADL差によつても変 わってくる。また、病院でできていることが、自宅ではできないといった環境面の設定や介 護方法や声かけ方によってま変わってくる。

 介護によって社会生活に支障をきたす程度は、現段階でのパートで働くことでの社会と関わっている状態と仕事量と自分時間のバランスがとれているので精神的な不安度低くなっている。今後の経済的なことでパートの回数を増やすことで介護時間と自分時間のバランスがとれないことによる不安があるため介護全体の数値が高くなっているのだと思います。なので在宅に帰る前に病院での患者様が過ごしている状態を知る機会が必要になってくるのだと思います。実際に見学する機会がなく ても、文字や画像などから介護者との情報共有してより患者様が在宅で過ごして生きやすいする必要があるのだと学びました。今後の患者様や介護者と関わっていく上でも情報共有が大切していく必要があるとともに、介護で何を困っているか知り、ともに解決策を考えていく必要があるのだと今回の講義で学んだことを生かしていきたいと思いました。



作業療法士 Y・K

参加者の声 2人目

 今回、6月30日に開催された医療法人寿山会リハビリテーション部の今井庸介先生による研修会「介護負担感の軽減に向けたセラピストの考え方−利用者、家族との関わり−」に参加させていただきました。私は現在、外来リハビリテーションに従事させていただいており、介護負担という言葉に関わる機会としては大変少ないです。しかし、今回この研修会を受講させていただいた大きな理由としては、医療保険分野から介護保険分野へのリハビリテーションサービスの移行が3年前の2016年から取組まれており、その中で介護保険領域への移行を考えた際に介護負担の軽減につながるヒントを得たい。という思いから参加させていただきました。今回の受講を通して、普段の臨床中に機能障害や予後などを考えているだけではなく、患者様や利用者の家族や介護者にフォーカスを当てた視点の重要性について学ぶことができました。 午前の講義では、Zaritの介護負担尺度を用いた介護負担の可視化と解釈、その結果に基づく対応方法について実際に問題提示していただき、その解決についてディスカッション、わかりやすい解説を行っていただきました。その中で、介護負担とは身体的な負担であるというイメージが一転し、精神的な負担にも関係していることを学ばせていただきました。さらに、抑うつになる可能性を事前にピックアップすることで患者・利用者と介護者間の関係悪化を防ぐことや円滑な日常生活の一助となることも学びました。 午後の講義では、午前の部で学んだZaritの介護負担尺度を用いて実際の事例をいくつか交えてサービス提供の提案やリハビリテーションの提供方針等を中心とした課題に取り組みました。その中ではサービス提供を行うにあたっての確認事項や事前情報の把握を加味した上での判断の必要性について学ぶことができました。普段患者様・利用者様に対する視点で考えていましたが、今回の講義を通じて視点を向けるべきは患者様・利用者様だけでなく、介護者やその周りを取り巻く環境に対する視点を持ち合わせることの重要性について学びました。 また、1日を通じて学ばせていただけたことは、私たちのようなセラピストの視点は未来を見据えることが多い一方、介護職に従事している方々の今現在・現状を見ている視点とは異なっていること。それに伴って、論点やゴールについての相違が生じやすいことを学び、今後の臨床に生かしていくことができると感じました。今回の講義を参考に参加目的でもあった医療保険領域から介護保険領域への移行事例のために必要なことについて改めて考察を深めたいと思います。大変貴重なご講義をいただき、ありがとうございました。


理学療法士 T・K


   

2019年06月23日

  • テーマ  動作分析領域 細かくみよう! 体幹機能の評価 -解剖学、運動学で考える-
  • 講師   鈴木俊明先生

参加者の声 1人目

 令和元年6月23日に開催されました鈴木俊明先生によるセミナー「動作分析領域 細かくみよう! 体幹機能の評価 -解剖学、運動学で考える-」に参加させていただきました。現在、私は理学療法士として急性期病棟に勤めており、普段の臨床場面で体幹機能が問題となる患者様に介入させていただく機会が多くあります。しかし、これまで体幹機能について学ぶ機会は少なく、体幹機能の評価方法や姿勢変化による体幹筋の筋活動についてあまり理解できていませんでした。また、動作分析から体幹機能を問題点として関連づけることが苦手であったため、今回のご講義を受講させていただきました。
 講義では、解剖学や運動学の基礎的な知識に加え、実際の研究データに基づいた体幹機能の評価方法など細かな部分まで丁寧に教えていただきました。午前は、骨盤の前後傾にはL3レベルでの動きが重要であり、L4-S1の多裂筋が最も関与し、上肢挙上には胸郭の伸展に関与する最長筋が重要であることを研究データを用いて、分かりやすくご説明していただきました。午後は、内腹斜筋は筋の走行から3つの線維に分けることができ、それぞれ筋活動が異なるということをご説明していただきました。座位の側方移動では非移動側の内腹斜筋斜走線維、立位での側方移動では移動側の内腹斜筋横行下部線維が重要であることを実技や研究データを用いて分かりやすくご説明していただきました。

 今回の講義で、鈴木先生は「アプローチ方法やテクニックよりも、まずは基礎的な運動学や動作分析から考える評価の重要性」について訴えていました。私自身も、解剖学や運動学トップダウン評価の重要性を再度認識する良い機会となりました。鈴木先生にご教授していただいた体幹機能の評価方法、解剖学や運動学などの知識をもう一度自分なりに積み重ね、次回このような機会があればまた是非参加させていただき、医療人としてより一層精進したいと思います。貴重なご講義ありがとうございました。



理学療法士 H・Y

参加者の声 2人目

 今回の体幹機能の研修会は新たな知識を得ることができ、大変有意義な時間でした。
まず、座位保持に必要な筋についてのお話でした。腹部の筋より腰部にある多裂筋が圧倒的に大事であるという結論で、先にその結論をお話頂けるためその後の話が頭に入りやすかったです。その後、なぜ多裂筋なのか解剖学、運動学から説明してくださいました。
 次に座位や立位においての側方移動や前方移動について内腹斜筋の線維を3つに分け、各々の筋活動を客観的にわかるような図があり、同じ筋肉でも線維により作用が全然違うため触りわけをしっかりしたいと思いました。さらに臨床でどのように筋の促通を行うかわかりやすく説明して頂いたため、すぐ生かすことができると思いました。
 内腹斜筋の一部が今まで触診していた部位の変更があり大変驚きましたが、日本人に合わせた部位であるという理由のため納得しました。 内腹斜筋の横行下部線維を座位で高めるという方法が資料にあり、立位でのみ鍛えられると学生時代勉強しており、そもそも立位をとれない患者に対してはどのようにしてトレーニングすると良いかわからなかったです。今後座位で促通し立位で実際に使えるようにしたいと思いました。 最後に上肢の挙上時の体幹機能についてですが、学生時代この内容はよく勉強したため前鋸筋と外腹斜筋は筋連結しているため上肢挙上の時に外腹斜筋が必要ということはすでに知っていました。驚いたのは外腹斜筋が一般的な日常生活では上肢挙上時しかいらないという事でした。
 すべてにおいて客観的な研究に基づく見解からどのように臨床に生かすかという方法までわかりやすく教えて頂き、さらに近隣にいる受講者と知識や講義内容を整理する時間が設けられており、話してみると自分がいかにわかってないという事がわかりました。またわかっている事でも説明するとなると意外と難しく患者に治療内容を説明できるセラピストになるためよりいっそう勉強に励まないといけないと改めて感じた研修会でした。


理学療法士 K・A


2019年05月19日

  • テーマ  肩関節の関節可動域拡大とADLへのつながり
  • 講師   井尻朋人先生

参加者の声 1人目

 今回、喜馬病院リハビリテーション部の部長でいらっしゃる井尻朋人先生によるセミナー「肩関節の関節可動域拡大とADLへのつながり」に参加させていただきました。
 私は、入職一年目であり外来リハビリテーションで勤務させていただいております。学生時代には臨床実習でリハビリテーションの評価や治療について学んできましたが、肩関節に障害をお持ちの患者様の評価や治療に関しては、関わらせて頂く機会があまり多くありませんでした。しかし、外来リハビリテーションでは肩関節に障害をお持ちの患者様が数多くいらっしゃり、もっと肩関節について深く学びたいという思いから、今回のセミナーに参加させていただきました。
 ご講義の中では、本当の意味で正常の関節可動域はどこまでかを見極めることの大切さについて学びました。見かけ上は肩関節屈曲角度が大きくても、その中には肩甲骨を挙上、体幹を側屈させるなどのいわゆる代償動作が生じていることがあるという内容でした。その真の可動域を見極めるために、他動運動での肩関節屈曲を実施する際には、肩峰と上腕骨頭の間に指を入れ、上腕骨頭が関節窩に対して滑り込んでいくか確認することで肩甲上腕関節の可動域を確認することが大切であるということを学びました。その際に、肩関節を内旋位・外旋位・水平内転位・水平外転位など、様々な角度から動かすことで制限因子を予測することが可能であるということを、実技を通して実感することができました。

 また、肩関節のADLへのつながりに関しても学ぶことができました。高齢者の更衣動作では、腕を下から通すために肩関節伸展・内転の可動域が必要となり、その際に棘上筋は伸張性が求められるということを学びました。棘上筋は僧帽筋上部線維と重なっており、直接触れることが困難でありますが、実技では側臥位で他動的に肩甲骨を前傾させることで棘上筋を直接触れることができました。
 今回の講義では、肩関節の可動域拡大とADLへのつながりを理解するためには肩関節の解剖学を理解し、適切に触診、可動域訓練を行うことが必要であると感じました。今回のセミナーの内容を明日からの臨床に活かし、今後も肩関節に関してより深く学んでいきたいと思います。



理学療法士 N・I

参加者の声 2人目

 今回、5月19日に開催されました喜馬病院リハビリテーション部の井尻朋人先生による「肩関節の関節可動域拡大とADLへのつながり」に参加させていただきました。
 現在、私は介護老人保健施設で勤務しておりますが利用者様の中には主疾患に加え、既往歴に肩関節の疾患を持たれている方も多々いらっしゃいます。そのため、今回この研修会へ参加し、肩関節の可動域制限に対する評価・治療について学び、臨床に活かす機会にできればと考えておりました。
 午前の部では関節可動域制限の評価についてご教授いただきました。私が担当する利用者の中には、可動域制限に対する治療を行い可動域が拡大しても次回のリハビリ時効果が持続していない方がいらっしゃいます。そのような方に対して井尻先生は、リハビリ時に正常な動きを獲得させて、日常生活で使用していくことで自然な身体機能の改善を目指していくとおっしゃっておりました。そこで、正常の動きと代償による動きを見極める方法について実際に実技をふまえながらご教授いただきました。実技では上肢の把持の仕方や動かし方、セラピストの手の位置など本当に丁寧に教えていただきとても参考になりました。さらに、制限因子を詳細に知るための筋の触診部位については解剖学もふまえていることでより理解を深めることができました。
 午後の講義の中では、実際の症例様の動画を用いての内容が印象に残っています。関節可動域制限は日常生活動作を阻害する大きな要因になります。着衣動作で上着を後下方で着脱する際に制限因子となりえる棘上筋に対するアプローチの仕方や結帯動作における肩関節内旋可動域の分析の仕方など生活に密接した動作に対しても分かりやすくご教授いただきました。
 今回の研修会では、肩関節に関しての知識が不足している私でもわかりやすいようにご講義をして頂きました。また、今後臨床で活かすことのできる知識を多々得ることができた研修会でした。今回学んだ知識を生かして明日からの臨床に取り組んでいきたいと思います。


理学療法士 H・I


2019年04月21日

  • テーマ  動画分析の基礎を学ぼう -運動と現象の理解を中心に
  • 講師   鈴木俊明先生

参加者の声 1人目

 今回、4月21日に開催された関西医療大学大学院の研究副課長の鈴木俊明先生によるセミナー「動画分析の基礎を学ぼう -運動と現象の理解を中心に-」 に参加させていただきました。  私は学生時代、柔道整復師を目指し解剖学や運動学といった医療人の基盤となる勉学に励んできました。しかし今年臨床の場に入り、そういった知識を生かすには患者さまの実際の動作から解剖学的な問題点を見つける能力が必要であると実感しました。恥ずかしながら動作分析という学問に触れることが少なかった私にとって、今回のセミナーはとても有意義なものとなり感謝しています。

 講義では、主に理学療法におけるトップダウン評価の重要性、そして運動と現象の違いについて教えていただきました。実際に動いているもの(運動)と、動かされているもの(現象)の違いについて「骨盤前傾」「腰椎前弯」など教科書上の言葉だけでなく、画像や映像など具体例を使って丁寧に教えていただきとても理解が深まりました。具体動作を観察し、その原因をセミナー生同士で話し合い、その後先生に解説していただくという流れはとても身になり、有難かったです。例えば脳血管障害片麻痺における骨盤回旋の場合、回旋が骨盤後傾の左右差により生じていると分析し、後傾の原因についてアプローチすることで回旋が改善される可能性があるといったお話はとても勉強になりました。その他にもL1-L2間右側屈に伴う体幹右傾斜の場合では、非麻痺側である左の多裂筋が傾斜する体幹を支えようと緊張するため、筋緊張の高い非麻痺側を患部と見誤る可能性についても指摘されており、筋が硬い=患部であるといったような安易なアプローチの危険性についても学ぶことができました。
 「動作分析の基礎を学びたい」という動機から参加した今回のセミナーでしたが、講義のなかでは腹斜筋や多裂筋など学生時代に軽視していた体幹筋の働きや重要性についても多く語られており、結果として解剖学や運動学の重要性を再認識する形となりました。また、常に真剣に丁寧に説明して下さる先生からの熱意がとても印象に残っており、僅か半日ではありますが様々な刺激を得ることができました。今回得た動作分析の基礎知識、解剖学や運動学などの知識をもう一度自分なりに積み重ね、次回このような機会があればまた是非参加して医療人として次のステップに進みたいです。



柔道整復師 H・Y

参加者の声 2人目

 平成31年4月21日に、鈴木俊明先生による「動作分析領域 動作分析の基礎を学ぼう―運動と現象の理解を中心に―」というご講義を受けさせていただきました。現在、患者様を担当させて頂いている中で、問題となる動作を分析し現象を導き出すという一連の流れを行うことが困難なため今回のご講義を受講させて頂きました。また、トップダウンでの評価についても、身のまわり動作の実用性が低下している所からみて問題点をできるだけ多く挙げること、検査を必ず行い見つからなければ動作分析に戻るといった基礎的な部分からご教授頂きました。
 午前のご講義では、運動と現象の違いについて具体例を用いながら細かく教えて頂きました。骨盤の前後傾では腰椎が関与する場合と関与しない場合があるというような、間違いやすい部分を特にピックアップして分かりやすくご説明していただきました。多裂筋や最長筋の筋走行から、腰椎はTh11からL3で屈伸が行われるという詳しい部分までご教授頂き、とても理解しやすいご講義となっておりました。

 午後からのご講義では、骨盤の挙上や体幹の傾斜の写真を用いて、写真の姿勢はどのような運動になっているかを考える練習の時間を頂いて、隣の方とディスカッションをする機会も取らせて頂きました。ただご講義を受けるだけではなくアウトプットをする時間を取らせて頂くことでより理解も深めることが出来たと思います。また、体幹の傾斜と側屈の違い、体幹の前傾がどのような運動か、立位での側方移動の運動はどのように表せられるかなど、私が特に苦手な動作の運動を納得できるまで鈴木先生が自ら実技をして頂き何度もご説明頂きました。その場で解決出来るように考慮して頂いたため疑問点を残したまま帰ることなく解消できました。
 今回のご講義を受けさせて頂き、臨床でトップダウン評価をするにあたって必要な考えや、動作分析の際に運動と現象を分けて考えなければいけないことの重要さを学ばせて頂きました。今後、鈴木先生にご教授頂いた知識、技術を臨床で活かせるようにより一層精進したいと思います。貴重なご講義ありがとうございました。

理学療法士 W・K


 

2019年03月31日

  • テーマ  詳細に解説!正常歩行に必要な筋活動とその運動学 ‐脳卒中片麻痺患者の歩行とともに‐
  • 講師   鈴木俊明先生

参加者の声 1人目

 今回、3月31日に開催された関西医療大学大学院の研究副課長の鈴木俊明先生によるセミナー「詳細に解説!正常歩行に必要な筋活動とその運動学 ‐脳卒中片麻痺患者の歩行とともに‐」 に参加させていただきました。
 私は鍼灸師として働いてきて運動学や動作分析について、臨床で重要視する事があまりありませんでした。しかし、臨床に入り患者さんの訴えを聞いていく中で、痛いと言われいてる場所に、ただ鍼灸や手技を行なっていくだけでは良くなっていかないことや、その場限りだけの改善になっていることが見られました。そして、麻痺や拘縮などへの介入が求めれれるようになり、鍼灸師として何ができるかを考えるようになりました。これらのことから、動作を分析し問題点から改善点を考えていくことが必要だと考え、今回のセミナーに参加しました。

 講義では、科学的に計測された筋電図を見ながら、動作の際にどの筋肉が働いているかを細かく見ていきました。午前は歩行の動作で最初に行われる立位での側方移動での足関節の運動パターンの解説に始まり、内腹斜筋が働くメカニズムなどを教えていただきました。今までは注目することが少なかった腹斜筋の重要性を学びました。午後は筋電図を見て、歩行の際にそれぞれの筋が働く理由を細かく教えていただきました。私は特に「動きはあるが、筋活動はない」ということを印象深く覚えています。歩行で前に進むときに大殿筋が下肢の伸展に働いていると考えますが、筋活動を見ると歩行周期の中期から活動が無くなっていました。これは、大殿筋が爪先離地の際に、下肢を後ろに伸展させていないことを表しています。また、下腿三頭筋は地面を蹴るのに使われるようですが、筋電図から読み解くと地面を蹴るのには使われていないことを表しています。このように、筋電図から読み解くとこにより、正確な動作の分析ができるということは私にとって大きな学びになりました。
 今回、置鈴木先生は「テクニックより基礎的な運動学や動作分析の重要性」を訴えていました。基本的な運動学や生理学、解剖学の重要性を再度、認識する非常に良い機会となりました。また、このようなセミナーがあれば、是非とも参加し学んでいきたいです。



鍼灸師 I・F

参加者の声 2人目

 今回の講習を受けて感じたこととして私は普段、鍼灸師として勤務をしており管理職にあたります。鍼灸の世界では臨床技術を高めるには鍼の刺し方やツボの捉え方などがメインであってなかなか評価というところに力を入れた授業カリキュラムや人材育成するシステムは無いような状況にあります。先生がなぜ評価が重要であるかというところを説明してくださりとても感銘を受けました。また、自分自身が部下に指導を行う際に伝える言葉は感覚的なニュアンスで曖昧な伝え方になっていることに改めて気づかされました。私の表現では的確な説明ができないような状況でありましたが先生は足部といったような大きい表現だけではなく細部のところに着目した関節運動で説明をして下さりとてもわかりやすかったです。講義内容は先生の普段の臨床で感じていることを、筋電図を用いて客観データを取り入れて説明してくださり信憑性が高くとても参考になりました。

今日の講義を最後にまとめて患者様の動画を出して説明してくださり明日からの臨床にすぐに活用できるようにしていただき感謝の気持ちでいっぱいです。そして基礎運動学、解剖学、生理学の大切さを改めて感じることができました。難しい技術よりもそういった基礎的な部分をマスターしていくことがとても大切であるということに気づきました。また研究の大事さも感じました。実際の臨床現場では教科書レベルでは解決できないことがあったり、証明されてないことが多いと思います。それを自分で実際に研究して確かめていくというような事はとても重要であると感じていながらもなかなか実践していくことは難しいと思っていました。しかし、先生がすごくエネルギッシュで何年も何十年もこの臨床研究、教育の部分を続けていらっしゃるのを見て自分も難しいで片づけるのではなく努力すればできるという気持ちになりました。先生がすごくエネルギッシュで情熱を持って抗議してくれたおかげだと思います。次回、機会があれば講習に参加したいと思っております。

鍼灸師 M・T


2019年02月10日

  • テーマ  要介助高齢者の排泄障害に対する評価とアプローチ~多職種連携による排泄リハビリテーション~
  • 講師   今西里佳先生

参加者の声 1人目

今回、2月10日に開催されました「要介助高齢者の排泄障害に対する評価とアプローチ~多職種連携による排泄リハビリテーション~」に参加させて頂きました。高齢者の排泄を中心に研究されている新潟医療福祉大学の今西里佳先生にご講義頂きました。
 現在、私は回復期リハビリテーション業務を中心に訪問リハビリテーション業務と兼務しております。入院時たけでなく、在宅生活でも排泄に関しての問題は多く、患者様本人や患者様に関わる家族様、病棟職員からのお話を多く伺うことがありました。その中で介入する方法としては、医師や看護師に薬剤などの相談、栄養士に水分量などの相談を行い、患者様の生活に合わせた環境設定・動作練習を主に行ってきておりました。しかし、私自身、「排泄障害」に対しての知識は浅く、実際に評価・アプローチすることが少なかったため、今回のセミナーを受講しようと考えました。

 講義では、排尿自立指導料の詳細から始まり、排尿に関する基礎知識や解剖・生理、下部尿路機能の評価・リハビリテーションに関しての講演後、要介助高齢者の排尿実態や「排尿日誌」を使用した解析・演習などがありました。一番印象に残ったこととしては、「排尿日誌」の解析、質問票用いた評価の講義や演習でありました。排尿日誌に関しては、排泄量や水分量をこと細かく記載しなければならないものの、患者様の状態や状況を把握し、患者様に合わせたアプローチ手段をみつけることが出来ると実感致しました。質問票に関しては、患者様の状態によっては聞き取りにくい質問などもありますが、他の質問票を用いて聞き取りをし、総合的に解釈することが重要であるとご教授して頂きました。
 今回の講義では、「質問票」や「骨盤底筋訓練法」など、明日から臨床に活用できることが多く、数日間の評価が必要な「排尿日誌」を用いて、他職種と連携をとり、患者様に合わせた評価やアプローチが重要であると実感致しました。



作業療法士 K・H

参加者の声 2人目

 急性期・回復期・老健・訪問といろいろな病期を経験してきましたが、排泄動作の獲得や支援で難渋することが多いと感じていました。急性期では、早期にトイレへ誘導したいですが、介助量の問題などで病棟と揉めてしまうことがあったり、回復期・老健では、排泄動作の獲得が出来ずに、在宅復帰できない方が居たり、訪問では家族様の介護負担で悩んで悔しい思いをしていました。そのため、今回、今西先生の排泄障害に対する評価とアプローチについての研修に参加したいと思いました。トイレ動作についての研修会には参加したことは有りましたが、下部尿路機能について深く知る機会はほとんど無く、今回研修を受けて、トイレ動作への考え方が変わりました。今までトイレ動作は動作ばかりに眼を向けてしまっていましたが、動作訓練だけでは完全自立に至らないことを強く感じました。
 一般高齢者の約半数は夜間に頻尿があり、70歳代以上となれば8~9割の方に当たるとそうです。夜間頻尿がある方は、頻尿がない方と比べて約2倍の転倒リスク・骨折のリスクがあります。睡眠を中断してトイレに行くということはそれだけバランスを崩しやすいということですね。更に、尿意切迫感(速く行かないと漏れる)があると性急な動きになってトイレへ移動するため転倒するリスクが上がります。そういった高齢者の方々が疾病を抱えて入院されるということは、尚更転倒リスクが高まっているということです。排尿について知らなければ、動作練習だけでは転倒リスクを減らすことは出来ないことを知りました。
 また、尿失禁は対象者様・家族様のQOL低下を招きます。「下の世話にはなりたくない」「下の世話はしたくない」と考える方が多いです。そのため、セラピストは適切に評価して、介入を考えていく必要があるなと強く再認識しました。  さまざまな評価方法をご教授頂きましたが、印象に残る評価として、「排尿日記」というものをご教授頂きました。対象者様の2~3日間の排尿量や飲水量を全て記載し、傾向を評価するというものです。傾向を知ることでどのような失禁が問題になっているのかを評価でき、アプローチ方法が明確になります。これには看護師さんやヘルパーさんの協力が必要となります。実際に介助に入って頂く方の協力なしには成り立ちません。しかし、全ての尿量を計測して頂くというのは手間がかかることです。反対もされることが多いかもしれません。そうならないためにも排尿についての知識を付けて、看護師さんやヘルパーさんに理解が得られるようなOTにならないといけないなという気持ちが強くなった研修会でした。


作業療法士 Y・K


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