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セミナー実績results

2017年06月18日

  • テーマ  基礎から学ぶ膝関節のリハビリテーションの評価と治療
  • 講師   光田尚代先生

参加者の声 1人目

 6月18日に行われました光田尚代先生の研修会に参加しました。『基礎から学ぶ膝関節のリハビリテーションの評価と治療』をテーマに膝関節の解剖、膝関節疾患に対するアプローチ方法などをご教授いただきました。
 膝関節疾患はスポーツ選手だけでなく、高齢者にも多く見られます。また、同じ半月板損傷や靭帯損傷でも受傷機転は大きく異なり、患者さまの生活環境によって術式も異なります。普段の臨床のなかで評価や治療方針の決定に悩むことが多いため、少しでも膝関節疾患に対する知識の幅を広げたいと思い研修会に参加しました。

 前半は膝関節の構造を理解するために関節面、膝蓋骨、関節包など膝関節周囲の解剖と屈曲、伸展など基本的な関節運動に加えてscrew home movementや回旋不安定性についてお話していただきました。膝関節の構造を理解したうえで関節運動を考えることは、より的確で効果的な術後の評価やアプローチ方法の決定につながるのだと感じました。
 後半は膝関節周囲筋の役割と変形性膝関節症の歩行の特徴についてお話していただきました。また、実技を多く交えながら膝関節の評価と膝関節の可動域や筋力を改善する運動療法の実技練習を行いました。健常者同士でもスポーツ歴や既往歴によって個体差が顕著で、同一筋へのアプローチでも方法が違えば治療効果が大きく異なることを実感しました。


 今回の研修会に参加して、学校の授業や教科書だけでは理解が難しかった膝関節の解剖や運動学を学ぶことができました。研修会で得た知識を深めることで臨床力を高め、的確な評価、治療アプローチを自信をもって展開できるセラピストを目指したいです。


鍼灸師 A・E

参加者の声 2人目

 本日は、光田尚代先生による「基礎から学ぶ膝関節リハビリテーションの評価と治療」というテーマの講演会に参加させて頂きました。
 私は鍼灸師として、治療院で働いていますが、主に高齢者の方がよく来院されます。そして、膝関節疾患の方が多く、変形性膝関節症や術後のリハビリ、慢性期の方などもおられます。私自身、膝関節疾患の患者様を治療する上でリハビリに関してや評価測定など悩むことが多く、アプローチに難渋しておりました。
 そのため、今回は、基礎から学ぶということで復習も兼ねて新しい知識をインプットするため参加させて頂きました。


 午前の講義から各論や実技もあり、一人一人丁寧に指導して頂きました。基礎解剖や運動学、触診などを学びました。実際に私は、患者様にトレーニングなどを提供する上で正しく動作に繋がらなかったり、働いて欲しい筋活動を促せなかったり、代償が生じたりしていました。今回、この講演会で一番印象に残っているのは、評価がとても重要視され、アプローチする部位を特定した上で触診、トレーニング指導が大切だということです。そして、アプローチする上では口頭指示や声かけ、意識付けによって患者様の動きや筋活動に影響が生じるのでさまざまなキューイングが大切だと痛感しました。私の治療院で、高齢者の方をトレーニング指導する上でなかなか上手く伝わらなかったり、口頭指示に悩んでおりました。そして、膝関節疾患の評価のバリエーションやアプローチ方法など新しい知識、技術などを学べて大変充実した時間を過ごせました。


 今回のご講義では実技も多く含まれており、実際に体験し触診なども学べて非常に臨床に応用していきやすい内容でした。光田先生のご講義は、とても分かりやすく、また研究にも非常に興味がありました。
 明日からの臨床においても、今回学んだことを発揮できるよう頑張って行きたいと思います。


鍼灸師 Y・S


2017年05月28日

  • テーマ  動作分析に必要な基礎知識と臨床応用~歩行・起居動作を中心に~
  • 講師   鈴木俊明先生

参加者の声 1人目

 今回、関西医療大学大学院研究副課長である鈴木俊明先生のセミナーに参加させていただきました。テーマは「動作分析に必要な基礎知識と臨床応用~歩行・起居動作を中心に~」でした。 臨床の現場において患者様の動作を見ることができなければ、間違った治療や運動実践になってしまうため、動作を見る上で重要となることはどういったところなのか、またどういう流れで考えていくべきなのかを学びたく、今回は受講させていただきました。

 午前中は、動作分析のポイント、運動と現象について、午後からは着座、歩行について教えていただきました。
 まず、骨盤の前後傾においても腰椎が関与する場合と関与しない場合があり、その場合問題となる筋も違ってくるため、問題となる現象がどこの運動によるものなのかを理解した上で、本当に問題があるのはどこなのかを見極める必要があると学びました。
 次に、立ち上がり動作においては股関節屈曲に伴う体幹の前傾、着座動作においては足関節背屈に伴う下腿の前傾が重要で、一見反対の動作にみえて全く別の重要な運動に伴う現象であるということを教わり、それぞれ別の動作として問題となるべきところはどこなのかを見つけることが重要だと学びました。歩行については、立脚期における蹴り出し動作で重要となるのは大臀筋の働きによる股関節伸展ではなく、脊柱起立筋の働きによる腰椎前弯に伴う骨盤の前傾であると教わり、蹴り出し時に骨盤の前傾を出してあげることが重要だと学びました。


 今回のセミナーを通して、動作分析をするうえで必要な正常動作をまだ理解できていないこと、また、本当に問題として取り上げるべき関節運動および現象は何なのかを見極めれていないことを感じました。今後はもっと患者様の動作を細かくみていく必要があると実感致しました。
 鈴木先生の講義では、他の方とディスカッションをしながらという形式だったので、自身の解釈が間違っていないかなどの確認もできて、すごく充実した時間を過ごすことができました。最後に、今後このような充実したセミナーがあれば、是非、参加させて頂きたいと思います。


理学療法士 Y・T

参加者の声 2人目

 今回、関西医療大学院の鈴木俊明先生の研修会に参加させて頂きました。 テーマは「動作分析に必要な基礎知識と臨床応用 〜歩行・起居動作を中心に〜」でした。 日々臨床に臨む中で動作分析は必須の項目であり、ここで問題点の把握を行うことができるかできないかで理学療法の質に大きな差が生まれると考えおり、私にはまだその力が欠けていると感じているため、このような機会があるという事を伺いこの度参加させて頂きました。
 今回の研修会では、①理学療法評価-トップダウン評価-、②運動と現象、③立ち上がり動作・着座動作④歩行動作の大きく4つの内容についてご講義頂きました。


 トップダウンでの評価について、まず問診や情報収集の段階で動作観察する基本動作を設定することや、その動作についての実用性の要素を明確にしておくことが大切であるということを学びました。動作分析では、患者様の動作に対してストーリーを立て、問題点を予想し検査することで問題点を抽出することが大切であり、ストーリーが間違いであっても再び動作観察に戻り新たなストーリー立てていくことで問題点を的確に把握することができるという事を学びました。また、1点狙いの治療を実施する事で主要な問題点を抽出でき、短時間で効率的な治療を提供できるという事も学びました。
 次に、運動と現象については、定義から教えて頂き患者様の画像や図などを用いて運動と現象の見方を学ばせて頂きました。隣の席の人と話し合う時間があり、そこで自分の考えを表出する事により理解を深めることができました。


 立ち上がり動作・着座動作では、2つの動作は全く違う動作であるため動作を見る上で着目する項目が異なるという事を学びました。
 最後に歩行動作については、歩行時の足部の関節の動きや筋活動について文献や筋電図を用いて教えて頂きました。
 今回の講義に参加した事で、トップダウン評価の重要性や、動作観察においては各関節の動きをまだまだ観察することができていないことや、患者様の動作を運動と現象で的確に説明できる能力が大切であることなどたくさんのことを学ぶ事ができました。臨床の場で今回学んだ知識を活用し、自分のものにできるよう自己研鑽を続けたいと思います。 貴重なご講義ありがとうございました。


理学療法士 K・Y


2017年05月21日

  • テーマ  高齢者の転倒予防 ~セラピストとして関われること~
  • 講師   福田圭志先生

参加者の声 1人目

 今回、福田圭志先生による「高齢者の転倒予防 ~セラピストとして関われること~」についての研修会に参加させて頂きました。 研修会では転倒の危険性のある高齢者、転倒してしまった高齢者に対して、転倒予防に役立つ内容を丁寧にご講義いただきました。
 私自身、患者様の大半は高齢者の方であり、身体機能の向上を目指すうえで転倒予防は重要であることから、今回の研修会は非常に興味深い内容でした。 具体的な内容として、転倒リスクを把握するための評価項目や認知機能、環境設定に関してわかりやすく説明していただきました。

 転倒の評価項目では論文などのエビデンスに基づく内容をお話ししていただきました。臨床ですぐに活用できる内容であり、不十分であった知識を学ぶ機会となりました。 認知機能に関しては、転倒と認知症の関係性を学んだうえで認知症の方に対する転倒予防のアプローチを説明していただきました。
 有酸素運動を行いながら二重課題を行うなど、実際にデイサービスで行われている取り組みを聞くことが出来、私自身の職場でもすぐに役立てたいと感じました。 環境設定に関しては、自宅や病棟それぞれで配慮しておくべき点を説明していただきました。
 自宅内では寝室や廊下、居間やトイレ、ベランダや階段など場所別に評価すべき点をご講義いただくことで整理しやすく、今後の評価として新たな視点を得ることが出来ました。 今回の研修会に参加することで、曖昧であった転倒予防の評価項目や認知機能、環境設定へのアプローチを学ぶことが出来ました。 改めて、施設での取り組みやリハビリ内容に役立てるところを活かし、転倒予防に努めていきたいと感じました。


理学療法士 U・R

参加者の声 2人目

 今回、福田圭志先生による「高齢者の転倒予防~セラピストとして関われること~」の研修会に参加致しました。
 私は今まで病院や介護老人保健施設で勤務した経験があります。そこで、転倒により入院や入所に至ったという方々と多くかかわってきました。また、私自身が担当していた利用者様が転倒し、入院してしまったことなどと苦い経験をしたこともあります。そのため、転倒予防の重要性を強く感じております。そこで、本日の研修会で転倒予防をするにあたって、何かヒントが得られればと思い参加致しました。


 研修会では、自宅内で転倒する場所や時間帯、投薬、認知症患者様の転倒などについてお話しいただきました。特に自宅内で転倒する場所についてのお話では、私自身の家屋調査訪問について見直す機会となりました。今まで実施していた家屋調査では、危険性が高い場所だけに着目していました。しかし、今回の研修会から、それだけでは転倒を予防するには不十分であると感じました。そのため、今後は患者様や利用者様が実際に行うと考えられる動作方法や良く過ごされる場所などを踏まえつつ、家屋調査を実施していきたいと感じました。  また、福田先生の症例発表も興味深いものでありました。内容としては目標を細分化させて、1つ1つ達成させていくことで良い結果が得られたというものでありました。私自身、患者様や利用者様の目標設定に悩む場面があります。今回の研修会で話していただいた長期目標や短期目標をさらに詳しく細分化することや目標共有する方法などを参考にし、目標達成が着実にできるようにしていきたいと感じました。
 今回の研修会によって、転倒に対しての評価や環境設定、アプローチ方法について学ぶことができました。今回得られたものは、現在働いている介護老人保健施設にも活かしていきたいと思います。今後、福田先生の研修会がある際には、積極的に参加していきたいと思います。


理学療法士 S・T


2017年05月03日

  • テーマ  筋緊張検査の意義とその臨床応用
  • 講師   鈴木俊明先生

参加者の声 1人目

 今回、関西医療大学大学院研究副課長である鈴木俊明先生に「筋緊張検査の意義とその臨床応用」というテーマで講演していただきました。筋緊張検査を臨床で用いる場合はありましたが、その意義というのは深く理解できておりませんでした。また、運動器疾患の方に対してもMMTではなく筋緊張で表記していることがあり疑問に感じていることがありました。そのため、ぜひ筋緊張の意義というのは何なのか学ばせていただきたいと思い参加させていただきました。

 午前の講義では、筋緊張異常の要因についてご講義していただきました。急性期でない限り、脳血管疾患などによる一次的障害と廃用症候群などによる二次的障害は混在するため分けることは困難であると学びました。また、触診での筋緊張は筋だけでなく皮膚や脂肪も含まれるため、皮膚に触れる程度の圧で皮膚緊張を検査し、徐々に圧を加え筋緊張を検査する大切さも学びました。臨床でも皮膚は短縮しているが、腹直筋自体は筋緊張が低下し体幹が屈曲してしまう人がいるので、筋緊張を感じる技術は必要であると感じました。
 午後の講義では、一次的障害と二次的障害に対する筋緊張検査、さらにその治療展開についてわかりやすくご講義いただきました。今まで評価方法としては知っていても本当の意義というのは理解していなかったが、理解することができました。側方移動時の体幹筋の活動については、実際のデーターも用いていたため非常に理解しやすかったです。また、講義して頂いたことに対して一回一回席が近い人とディスカッションを交えながら本当に理解しているか確認し合う時間があったため、より理解を含めることができました。また運動器で筋緊張検査を用いる場合はMMTの運動方向と問題となる動作が異なっている場合ということも理解できました。


 今回のご講義では実技も多く含まれており、実際に体験することで机上で学んだことがより理解することができました。非常に臨床に応用していきやすい内容でした。鈴木先生のご講義は、大変興味深く自身のモチベーションの向上にも繋がりました。たくさんの貴重なお話を聞く機会があり、非常に充実した一日を過ごすことができました。
 次回からも、このようなご講義が開かれる際には、是非とも参加させていただきたいと思いました。


理学療法士 N.K

参加者の声 2人目

 今回、関西医療大学大学院の鈴木俊明先生の「筋緊張検査の意義とその臨床応用」のセミナーを受講させて頂きました。学生時代から筋緊張という言葉をよく耳にしており、臨床現場でも使用しております。しかし、本当に自分自身が理解できているか自問自答した際に疑問が残り、今回、受講することを決めました。




 午前の講義では、筋緊張異常の要因には、一次障害と二次障害があり、臨床では2つは混合していることが多いことを教えて頂きました。また、痙縮や筋強剛、筋短縮について生理学の観点からわかりやすく説明して頂きました。なぜ、痙縮がある方はジャックナイフ現象が起きるのか(動的γ運動ニューロンが関わっている)など。今まで、痙縮と筋短縮の違いが理解できておらず、何を持って判断すればいいのか曖昧のまま臨床に携わっておりました。今回の講義で、痙縮と筋短縮の違いについて判別する評価方法を教えて頂きました。例えば、深部腱反射が痙縮に対して有効な評価方法で、正常域や減弱とどう判断すべきか、亢進にも大まかに3種類に分類しており、それぞれに細かな判断方法があると教えて頂きました。アシュワール・スケール(変法)では、通常の速さ(1秒程度)とそれ以上の速さの2通り行うことで、痙縮と筋短縮が混合している場合に、どちらがより要素が強いのか判断が可能であるとのことでした。


 午後の講義では、内腹斜筋は斜走線維と横線維に分類することができ、立位と端座位で働く場所が違うことを教えて頂きました。また、実際に立位で働く内腹斜筋(斜走線維)に対し治療を少ししただけで歩容が変化したことを確認でき、筋の働きが分かれるものに関しては、明確にその筋に対して治療しなければならないことを改めて学びました。静止時筋緊張検査の実技を行いましたが、受講者内での判定に意見が分かれることがあり、今後は多くの患者様や利用者様に触れさせて頂き、もっと経験を積まなければならないと思いました。
 最後に、明日から実際に今回学んだことを充分に活かすことができる講義内容でした。日々の臨床に繋げていけるように努力していきたいと思います。また、このようなセミナーがあれば、是非、参加させて頂きたいと思います。


理学療法士 H.M


2017年04月23日

  • テーマ  生活動作改善のための肩関節の診かた~動作の特徴をつかむ~
  • 講師   井尻朋人先生

参加者の声 1人目

 今回、井尻朋人先生の「生活動作改善のための肩関節の診かた~動作の特徴をつかむ~」のセミナーを受講させて頂きました。患者さまの主訴である生活動作の動作分析では、基本動作に落とし込んで分析し、問題点を考える方法を多く行っていましたが、今回のセミナーでは「その生活動作じたいの特徴をつかむ」、「正常の生活動作の構成を理解する」というところに魅力を感じ、受講させて頂きました。

 セミナーでは、上衣更衣動作、下衣更衣動作、靴下着脱動作、結帯動作、食事動作、洗濯物を干す動作、高い物をとる動作と7つの動作について井尻先生の知見と筋電図のデータをもとに受講生全員で理解し、共有しながら進めて頂き、さらには実技を通して評価や治療展開を学ぶことができ、より深く理解できるセミナーでした。
 正常動作には、バリエーションが多くあることが前提ではありますが、その中でも特徴として捉えられることを学ばせて頂き、今後の動作分析に対する肩関節の診かたや知見が増えました。また、根拠のあるデータとして筋電図を提示して頂き、理解しやすかったことに加え、そのデータからあらたな発見をされていることもお話して頂き、筋電図データの用い方に対しても勉強になりました。


 冒頭のセミナーの目的でお話されていた①正常の生活道の構成について理解する、②動作分析をする習慣をつける、③動作ができなくなっている理由を予測することができるようになる=機能障害の予測ができることは、セラピストの専門性としても重要な能力ですので、今後も引き続きこれらのことを踏まえて臨床にあたっていきたいと思いました。 また、本セミナーで得たことを日々の臨床に活かし、より短期で効果のある治療ができるようにしていきたいと思います。


理学療法士 M・H

参加者の声 2人目

 4月23日に行われました井尻朋人先生の研修会に参加させていただきました。今回は「生活動作のための肩関節の診かた~動作の特徴をつかむ」というテーマのもと、上肢運動に着目して普段何気なく行っている日常生活動作を詳細に解説していただきました。ご飯を食べる、服を着るなど上肢を使う動作は多く、肩関節の負傷によって日常生活を送ることが困難になるケースを経験することがありますが、整形外科疾患と脳血管疾患で上肢の機能低下の原因は大きく異なってきます。さらに、同じ上着を脱ぐという動作でも個々で方法が異なるため、問題となっている機能障害を見つけることができず、患者様のニーズに合った治療展開ができず悩むことが多くありました。


 今回の研修では、上下更衣動作、食事動作、洗濯物を干す動作など日常生活を送るうえで欠かせない生活動作の構成について学びました。また、健常者でも正常動作に様々なパターンがあるため、実際に個人個人の動作を分析しながら、共通して必要な筋活動や可動域は何かをディスカッションしました。実技では、肩関節周囲筋の触診や生活動作に関連付けた効果的なアプローチ方法を教えていただきました。


 研修会を通して、正常の生活動作がどのような運動要素で構成されているのかを理解することができました。正常動作を理解したうえで、肩関節を負傷している患者様にとって、過度な筋緊張や正常と異なった動作パターンは何を意味しているのかを考えることで、動作ができなくなっている理由を予測することができるようになりました。今回学んだことを生かして、患者様のニーズを満たし満足度の高いリハビリテーションを提供していきたいです。


鍼灸師 A・E


2017年03月19日

  • テーマ  認知症患者さまへ退院支援で知っておくべきこと、やるべきこと
  • 講師   千賀恵先生

参加者の声 1人目

 今回、喜馬病院リハビリテーション部の千賀恵先生のセミナーに参加させていただきました。テーマは「認知症患者さまへ退院支援で知っておくべきこと、やるべきこと」でした。
 今回の講義に参加させていただいた理由として、認知症患者さまが在宅復帰する際に、独居・服薬管理等で悩んだことがあったため、参加させていただきました。  午前中は、認知症の捉え方について、午後からは認知症患者さまへの環境設定やサービス調整について教えていただきました。

 認知症の捉え方については、中核症状と周辺症状の2軸で考えることが重要であることを学びました。また2軸でとらえた上で、医師・看護師・ケアマネジャー・介護職等と話し合うことが重要であると再認識致しました。模擬症例を提示していただき、2軸で捉えたため分かり易くとても勉強になりました。
環境設定では、聴覚・視覚・嗅覚・空間的環境を整えることが重要であると学びました。サービス調整では、詳しく知らなかった施設の説明や最新の福祉用具や地域活動の紹介がありました。
 今回の講義に参加させていただき、認知症をきちんと捉えることができていなかったと思いました。また病院でチーム一丸となって支援することが大切であることを学びました よって、これから認知症をきちんと捉え、チーム一丸となって支援していきたいと思いました。また、在宅復帰が困難であると考えていた患者さまも、退院後のサービス調整や福祉用具の導入により、在宅復帰が可能であるのではないかと考えることができました。


 千賀先生の講義は、模擬症例やワークショップがあるため、分かり易いという点と、各自で考える時間・他の方と一緒に考える時間、また考えを共有する時間がありますので、職種の違う方の考え方や病院だけではなく施設の方の考え方など、たくさんの考えを聞くことができ、大変勉強になりました。
最後にこのように充実したセミナーが今後開かれる際には、今後も是非とも参加させていただきたいと思っています。


理学療法士 A・Y

参加者の声 2人目

 今回、千賀恵先生の「認知症患者さまへの退院支援で知っておくべきこと、やるべきこと」というテーマの勉強会に参加させて頂きました。今回の勉強会では認知症患者様の在宅復帰は困難ではないかという概念を覆された講義内容でありました。
 実際の病院でのカンファレンスでも、「重度の認知」や「独居」、「介護負担感」などの理由で在宅復帰が困難であった症例も多々経験しました。


 その中でも、今回の研修会では認知症患者様への接し方や在宅での環境設定、家族指導なども含めてどの時期に、どのように介入すべきかについて熱く語って頂きました。こちらからの言葉がけや触れ方などの誘導によっても反応が異なることも実技を交えて体験させて頂きました。




さらに、研修会参加者と一緒にグループワークとして、身の周り動作である更衣、トイレ、入浴、整容に関しての問診評価表を各々の意見を出しながら表出することでより詳細な項目が完成し、今までは深く掘り下げて聴取できなかった部分が、グループワークを通してより詳細に評価できるものになったのではないかと思いました。
 今後の臨床場面においても問診評価表として使用することができると思い、非常に有意義な時間を過ごす事ができました。


理学療法士 N・F


2017年03月05日

  • テーマ  病態を考慮した痛みの評価と治療展開-解剖学・生理学・組織学から臨床症状を再考する-
  • 講師   池澤秀起先生

参加者の声 1人目

 今回、喜馬病院リハビリテーション部の池澤秀起先生によりますご講義「病態を考慮した痛みの評価と治療展開-解剖学・生理学・組織学から臨床症状を再考する-」に参加させて頂きました。
 私は痛みについては分からないことが多く、患者様の痛みの訴えに対し十分に対応できておりませんでした。その為、今回、解剖学、生理学など基礎的な内容から学ぼうと思い研修会に参加させて頂きました。

 午前中のご講義では、解剖学、生理学を中心に痛みの種類、どのようにして身体で痛みを感じるのか、急性疼痛と慢性疼痛の違いなどを、細胞レベルまで落とし込み、細かくご講義して頂きました。午後からは、午前中の講義内容を踏まえ、筋や靭帯、関節包などの組織学を中心に、痛みが生じた際にどのような身体的変化が生じるのかをご講義頂き、実技を用いてアプローチ方法を学ばせて頂きました。痛みの閾値に関与する因子はメカニカルストレスだけではなく、循環障害、代謝障害、軟部組織の硬度の変化なども大きく関与しているとおっしゃっておりました。その為、アプローチ方法も、どの組織にどのような変化が生じているかを考慮して、患者様にとって無理なく必要な方法を選択するかが重要だと学びました。


 今回のご講義を受講させて頂いたことにより、ただ漠然とマッサージをするのではなく、何を目的に患者様に対しリラクゼーションやストレッチ、運動を促すのか理解できたと思います。今後は、ご教授頂いた内容を活用していき痛みを訴える患者様と接していきたいと思います。次回も、このようなご講義が開催される際には、是非とも参加させて頂きたいと思います。貴重なご講義有難うございました。


理学療法士 T・S

参加者の声 2人目

 今回、池澤先生の「病態を考慮した痛みの評価と治療展開~解剖学・生理学・組織学から臨床症状を再考する~」というテーマの勉強会に参加させて頂きました。今回の勉強会では痛みという普段、臨床上でよく患者様から聞く訴えに対してどのように評価し、考え、治療を行っていくかを池澤先生の普段臨床でどのように考えて、どのように治療しているのかを伝えていただき、わかりやすく学ぶことが出来ました。さらに痛みというものに対して解剖学や生理学、組織学の視点からどのように捉えるかを聞くことが出来ました。


 今回の勉強会で今まで痛みという私自身ぼんやりとしか捉えられていなかったものを学術的な視点で捉えるきっかけになったのではないかと思います。加えて臨床的な判断や治療展開なども聞くことが出来たので、今回の勉強会で得たものをしっかりと自分の臨床場面に生かしていきたいと思いました。
 特に疼痛に対する組織学の視点での考え方に関しては、私自身の知識が乏しい部分もあり、池澤先生の講義を聴くことによって、臨床上の疼痛に対する視点や考え方、治療の仕方に関して視野が広がり、今後の臨床に入る際の自分が患者様を捉える風景が少し変わって見えるのではないかと思いました。


 今回は座学中心に基礎的な学問の視点から勉強することもできましたが、実技においてもセルフストレッチングの方法や実際の治療などを体験させていただきました。そのことから自分の臨床場面に落とし込んで考えることが出来、より深く学習できたのではないかと思います。またストレッチの方法を学ぶことが出来たため、自分の臨床上で生かすことが出来る知識を得ることが出来、今後はその知識を生かして臨床に臨みたいと思いました。
 今回の勉強会で自分の疼痛に対する考え方や捉え方の視野がいかに狭いかを痛感しました。それと同時に見方や捉え方が変われば、こんなにも深く考えられるものなのだと思いました。そのため今回の勉強会で得た基礎知識、疼痛の捉え方、考え方、治療展開、セルフストレッチングの方法などをしっかりと臨床に活用し、疼痛というものをより深く考察することで、今回の勉強会で得たものをしっかりと自分の臨床場面に生かしていきたいと思います。今後も池澤先生の勉強会があれば是非とも参加したいと思いました。


理学療法士 M・T


2017年02月26日

  • テーマ  脳血管疾患 ~上肢の評価と治療~
  • 講師   森憲一先生

参加者の声 1人目

 今回、大阪回生病院の森憲一先生より「脳血管疾患 —上肢の評価と治療—」といったテーマを基にご講義頂きました。現在、外来で勤務しておりますが、急性期・回復期病棟から自宅退院後に外来を利用する患者様の中で上肢に問題を残したまま退院を迎える患者様が多い印象です。退院後の初回介入時には「腕が使いにくい」などの訴えを聴くことも多く、ADL上で麻痺側上肢の不使用が生じている患者様も少なくありません。そのような患者様の治療に難渋することが多かったことが今回受講を決めた契機です。

 講義内容は、実技を中心にReach、Grasp、Finger—functionと多岐にわたって展開され、解剖学や神経生理学的な知識も交えながら非常に分かりやすくご講義頂きました。上肢操作時の姿勢変化過程を捉えるために試行錯誤しながらの実技でしたが、真似るだけでなく「考えながら、感じる」ことができていたのではないかと思います。それほど内容の濃い実技であり、日々の臨床で必要なものを数多く学ぶことができました。Hemi—CDを再生させないためには、セラピストの徒手や環境作りが重要とのことでありましたが、あえて普段のパターンから入っていくin to patternも1つの手段として有効とのことで良し悪しの判断に固執する頭でっかちな理学療法士にはなってはいけないと痛感しました。また、上肢操作に限ったことではありませんが、Hand onでは「方向」「強さ」「ポジション」「タイミング」の4要素を患者様の反応をみながら創意工夫していくことが重要とのことでした。これを意識するだけでも普段何気なく行っているコミュニケーションや口頭指示、触り方を改めて考えなければいけないと感じました。患者様の潜在能力を引き出す、身体図式を更新させていくことの2点を考えるだけでも理学療法の幅は広がり、その1つ1つを裏付けしていくことで患者様も自分自身も良い結果に繋がるのではないかと思います。


 最後にADL上で上肢操作を規定することは難しいですが、24時間アプローチかつ体幹・下肢とのトータルアプローチもしっかりと行い、ADLを診る・変えることができるセラピストを目指していきます。セラピストとしての在り方まで考えることができた貴重な講義でした。ありがとうございました。


理学療法士 N・Y

参加者の声 2人目

 今回、「脳血管障害上肢の評価と治療」というテーマで、大阪回生病院の森先生から貴重なご講義を頂きました。私は以前にも森先生の勉強会に参加させて頂いたことがあり、解剖学や生理学といった基礎知識に加えて実技指導も頂けた為、すぐに普段の臨床で活用できたことが印象に残っていました。その為、本日の講義も楽しみに受講させて頂きました。


 今回も森先生から基礎知識を学んだ上で実技の時間をたくさん設けて頂けた為、非常に有意義な時間を過ごすことができました。私は現在回復期病棟に勤務し、脳血管障害の症例さんを担当させて頂く機会が増えていました。しかし、今回のテーマでもある上肢のアプローチ方法や、身体誘導のハンドリングについて難渋することが多々ありました。講義を通じて、脳の機能局在や神経経路の復習と整理ができ改めて、自分の治療が患者さんの動作、さらには今後の生活に影響を与えているのか痛感しました。


 また、実技では身体の触れ方や筋促通などについて直接アドバイスも頂け、その違いについて身をもって体験させて頂くことができました。是非、今回学ばせて頂いた内容を、明日からの臨床のヒントとして、自分の考えや治療に結び付けて患者さんとのリハビリを行っていきたいと思いました。有意義な時間を頂きありがとうございました。


理学療法士 Y・S


2017年02月12日

  • テーマ  いまさら聞けない解剖学~膝・下腿・足部編~
  • 講師   町田志樹先生

参加者の声 1人目

 今回、いまさら聞けない解剖学~膝・下腿・足部編~というテーマで、臨床福祉専門学校理学療法学科の町田志樹先生のご講義を聴講させて頂きました。日々の臨床の中で解剖学に不安がある時があることや、臨床家としては最新の研究内容を自分の目で見て知る機会は少ないためこのような機会にぜひ学ばせて頂きたいと思ったことから参加させて頂きたいと思いました。
 ご講義では、膝・下腿・足部を網羅することができ、勘違いしていた知識や今まで自分が考えたこともなかったような新しい解剖学的知識を学ばせて頂きました。 組織の構造や機能、走行をしっかりと頭に入れておくことで、根拠のある理学療法につながったり、迅速な治療効果を発揮できたりするのではないかということを改めて感じました。

 具体的には、膝関節の靭帯の特徴、膝関節関節包後面の組織、膝周囲の筋について、かしの脈管系について、TKAについて、下腿筋膜について、下腿の区画について、触診を交えながらご講義頂きました。
 中でも印象に残ったものが、膝関節関節包後面を補強する靭帯である斜膝窩靭帯が半腱様筋の停止腱の一部が肥厚して形成されたものであり、半回して腓腹筋外側等の起始部に向かって走行していることです。関節包そのものに対してアプローチすることは難しいですが、関節包の正しい構造を少しでも多く知っておくことで、膝関節屈曲拘縮の予防という観点で臨床に活かしていけると考えました。


 また、下腿前面の触診において、前脛骨筋、長指伸筋、長・短腓骨筋の触り分けをご教授頂いたことも印象に残っております。一度覚えたことで満足せず、日々知識をブラッシュアップし、本当に正しい触診ができているか確認していくことが必要であると感じました。
 講義全体を通し、解剖の基礎に立ち返る楽しさを再認識させて頂くことができ、臨床へ落とし込みたいという明日からの臨床への希望を持つことができました。大変有意義なセミナーに参加させて頂くことができ、非常に嬉しく思います。ありがとうございました。


理学療法士 U・R

参加者の声 2人目

 今回町田志樹先生に「いまさら聞けない解剖学〜膝・下腿・足部編〜」というテーマでご講義いただきました。
膝関節の形態学的特徴や下肢の脈管系、下腿三頭筋や足部構造について町田先生の研究や見識に加えて国内外の研究データを織り交ぜて解説していただき正確に理解することができました。


 また、普段関わる機会の多い膝関節の手術侵襲による影響等も解剖と関連付けて理解を深めることができました。
 自分自身が正確に理解出来ていなかったことも多く、解剖学の大切さを感じました。 講義全体を通し、普段の臨床に反映できる内容でお話ししていただけたため、大変充実した1日を過ごすことができました。


 また、解剖学と臨床を繋げることの大切さを改めて感じました。明日からの臨床に活かし、今後も解剖学についてさらに知識を深めていきたいと思います。


理学療法士 K・Y


2017年02月11日

  • テーマ  いまさら聞けない解剖学~骨盤帯・股関節・大腿編~
  • 講師   町田志樹先生

参加者の声 1人目

 今回、臨床福祉専門学校理学療法学科、順天堂大学解剖学・生体構造科講座の協力をされている町田志樹先生の研修会に参加させて頂きました。 「いまさら聞けない解剖学 下肢集中学習コース ~骨盤帯・股関節・大腿編~」というテーマでご講義して頂きました。
 私は回復期に勤務しており、股関節疾患の患者様に介入させて頂く機会が多くあります。そこで、評価や治療を行うのに機能解剖学が重要であると考え今回のご講義に参加させて頂きました。今回の内容として、午前中は下肢の発生を魚類の運動装置から二足歩行の特徴や股関節の骨・仙腸関節ついて説明して頂きました。午後は、骨盤帯・大腿・内転筋・深層外旋六筋・ハムストリングスなど、臨床上重要な運動器や神経について細かくお話して頂きました。

 自分で解剖学書などを見て勉強しましたが、解剖学的構造や筋の走行、筋膜と周囲の関係性を読み解くことが容易ではありませんでした。実際に触診のデモを行って頂き、深層外旋六筋、大腰筋、ハムストリングスの走行など、とても分かりやすく参考になりました。特に深層外旋六筋において書籍などでは、梨状筋が大きく描かれているものが多いが実際には内閉鎖筋が大きいことが印象に残りました。また、THAの術式の特徴についてご講義頂きました。最近は術式として減ってきている後方侵入について、梨状筋が縫合されていない症例が多いことを知りました。


 今回は骨盤帯・大腿の解剖学でしたが、ほかの部位はどのような構造になっているかを知り評価方法を増やしていけたらなと思いました。今回学んだことを考えながら臨床に活かしていきたいと思います。貴重なご講義ありがとうございました。


理学療法士 M・K

参加者の声 2人目

 今回、臨床福祉専門学校理学療法学科の教員であり、順天堂大学解剖学・生体構造科学講座協力研究員でもある町田志樹先生による「いまさら聞けない解剖学~骨盤帯・大腿骨~」についてのご講演に参加させて頂きました。
 一般的に、解剖学や生理学、運動学が基礎となっていると言われています。検査や治療技術も理学療法を行う上では重要であると感じておりますが、全て基礎には解剖学があり、私は解剖学の勉強をもっとしていかなければいけないと日々感じておりました。解剖学を勉強する際には、文章だけでなく絵を見ることで、自分の中でイメージできるよう心がけておりましたが、暗記することに力を入れてしまいがちになっておりました。そのため、解剖学を専門分野とされている町田先生のご講演に参加させてもらうことで、自分が知らない基礎的な部分を学ぶことができ、解剖学の勉強の仕方の参考にさせて頂けるものがあるのではないかと考え、今回のご講演に参加させて頂きました。


 今回の内容と致しましては、下肢の発生や骨盤帯の解剖、股関節の手術、腸脛靱帯について、デモンストレーションも行って頂き、教えて頂きました。
 今回特に印象に残ったのは、講義の初めに教わった下肢の発生にてついてでした。生物の進化を考える重要性を感じました。魚類では、体幹での動きが重要となっており、進化に伴い、爬虫類では上肢や下肢が体幹から側方へ、そして哺乳類では下肢が内旋しながら身体を支える四肢構造へと変化していったと知り、発達を学ぶことが重要であると感じました。また、股関節の手術において、後方アプローチが多く、前方アプローチが少ない原因も解剖学から知ることができました。その中で、外側大腿皮神経に着目する必要があることも学ばせて頂きました。さらに股関節の術後に脱臼リスクを考える上で、筋が縫合されているかを触診にて確認しなければいけないということを再認識することができました。また、筋の起始停止を再確認し、構造を理解することが治療技術の向上につながると感じました。


 今回のご講演を通して、解剖学を勉強する際には、解剖だけでなく進化の過程も考えることで、筋の役割や構造の理解ができるのではないかということに気付くことができました。関節の構造や筋の起始停止を再確認することで、臨床の場面において、よりよい方法での治療が可能になることが考えられ、解剖学の重要性を改めて感じることができました。今回は、骨盤帯・大腿についてのご講演でありましたが、今後、その他の部位の解剖学の勉強も続けていかなければいけないと感じました。


理学療法士 Y・K


2017年01月29日

  • テーマ  体幹下部の骨格筋と横隔膜の解剖学的特徴から、体幹機能と呼吸機能を再考する
  • 講師   荒川高光先生

参加者の声 1人目

 神戸大学大学院、保健学研究科、リハビリテーション科学領域、准教授荒川高光先生による研修会に参加させていただきました。「体幹下部の骨格筋と横隔膜の解剖学的特徴から、体幹機能と呼吸機能を再考する」をテーマにご講義していただきました。
 訪問リハビリの理学療法士として勤務する中で、呼吸器疾患や廃用症候群など呼吸器に問題のある利用者様と関わる機会が多々あります。また、禁煙化が進む社会となっておりますが、過去に喫煙歴のある方と関わる機会が多々あります。呼吸器疾患のある方はもちろんの事、呼吸器に診断がついていない方でも呼吸器に問題のある方は多くおられます。日々、呼吸器関連の勉強を進める上で、手技的な研修会が多い中、解剖学に基づいた体幹と呼吸の関係性についての研修会があるとの情報を掴み、本研修会に参加させて頂きました。

 今回の講義では、体幹下部の筋群の解剖学の再検討、横隔膜など呼吸筋群の解剖学的特徴の再検討、呼吸補助筋群の解剖学的特徴の再検討から呼吸機能に与える影響を再検討について、丁寧に解説して頂きました。普段勉強していく中で、腹圧を高める理論は自分なりに持っているつもりでしたが、解剖学的なところから浅く、実際に検体から得られた情報など詳しくご講義頂き、より理解を深めることができました。体腔の特徴を知り、胸腔、腹腔、骨盤腔に分けて考え、動くところと動かないところを理解し、動くところにアプローチを行うことで、腹圧を高められることが理解できました。また、呼吸器への影響だけでなく、泌尿器などの繊細な問題にも対応できる内容でした。


 横隔膜と姿勢により、食道裂孔ヘルニアにも関連があるとご講義を頂きました。この影響については、ほとんど考えたこともなかったので、とても新鮮な情報でした。今回の研修会で学んだことを、さっそく日々の臨床に生かしていきたいと思いました。


理学療法士 H・T

参加者の声 2人目

 今回、神戸大学の荒川高光先生より「体幹下部の骨格筋と横隔膜の解剖学的特徴から、体幹機能と呼吸機能を再考する」というテーマでご講義いただきました。
 普段の臨床では、患者様の姿勢改善に対する腹圧トレーニングを行ってもなかなか効果が得にくかったり、トレーニングを正しく行えているのか疑問に感じる部分があったため受講を決めました。



 午前の講義では、腹腔や骨盤腔を構成する骨格や筋などの構成や機能についてわかりやすく講義いただけました。腹直筋鞘や腹筋群の筋膜のつながり、骨盤底にある筋群についても分かりやすくご説明いただき、普段自分が疑問に感じる部分を解決できる内容でした。これからの患者様に対するトレーニングも見直すことができ、とてもありがたいお話を頂け嬉しく思います。



 午後の講義でも、主な呼吸筋や呼吸補助筋について荒川先生の研究も踏まえて講義を頂きました。自分の知らないことも多く、解剖学の大切さを感じました。 講義全体を通し、普段の臨床に直結できる内容でお話ししていただけたため、大変充実した1日を過ごすことができました。また、解剖学と臨床を繋げることの大切さを改めて感じました。明日からの臨床に活かし、解剖学についてさらに知識を深めていきたいと思います。


理学療法士 K・F


2017年01月15日

  • テーマ  エビデンスに基づく膝関節の運動療法 ~変形性膝関節症を中心に~
  • 講師   光田尚代先生

参加者の声 1人目

 本日は、喜馬病院リハビリテーション部の光田尚代先生による研修会に参加させていただきました。「エビデンスに基づく膝関節の運動療法 ~変形性膝関節症を中心に~」をテーマにご講義していただきました。
 高齢化が進むなかで、変形性関節症をはじめとする膝関節疾患患者は年々増加しています。それだけに、私の勤める鍼灸院にも多くの変形性膝関節症の患者様が来院されます。しかし、術式や治療方法、痛みの訴えなど症状は多種多様であり、評価やアプローチ方法に悩むことが多くあったため研修会に参加させていただきました。

 今回の講義では、膝関節周囲の筋や膝関節の運動など基礎的な分野から一つ一つ丁寧に解説していただきました。また、変形性膝関節症の病態や術式を踏まえた評価やアプローチ方法についても教えていただきました。教科書上の内容は理解できていても、実技で実際に評価を行ってみると、健常者同士でも膝関節の内外旋可動域やScrew home movementでは個人差がかなりありました。


 また一つの筋に対しても、膝のアラインメントや術後の状態によってアプローチ方法は異なり、同じ疾患だからといって同じ評価、同じ治療をしても効果は得られないと改めて痛感しました。1人1人に合った評価・治療展開をしていくためには、やはり解剖学や運動学など基礎的な知識は必要であると感じました。今回の研修会で学んだこと、感じたことを大切にしながら今後の臨床に取り組んでいきたいと思いました。


鍼灸師 A・E

参加者の声 2人目

 今回、光田尚代先生の「エビデンスに基づく膝関節の運動療法~変形性膝関節症を中心に~」というテーマでセミナーに参加させて頂きました。臨床場面で膝関節疾患に携わる機会は非常に多く経験します。なかでも、今回のセミナーでは、膝関節の機能解剖や運動学のみならず変形性膝関節症のTKA術式などに関しても詳しくご講義して頂きました。



 侵入方法によってもそれぞれのメリットやデメリットがあることや、術式を理解していることでの治療の展開方法なども異なる点で認識しておくことは非常に重要であると感じました。今後、変形性膝関節症の患者様に関してTKAを施行された場合も、術式などにも着目してROM訓練や動作指導など行う必要性があると感じました。また、膝関節周囲筋の筋活動に関して、解剖学的知識だけでなく隣接関節の運動連鎖なども考慮しながら運動療法を行うことの重要性も再認識しました。


 実際に実技を交えて膝関節周囲筋の運動療法や、回旋不安定性テスト、膝蓋骨の可動性など評価するうえで必要となってくる項目に関しても熱心にご教示して頂きました。単に、関節を動かし痛みを訴えている部分をほぐすのではなく、自身の接触している部分から感じとれる情報であったり、なぜそのような動作を呈するのかを視覚から得られる情報をもとに仮説しながら実際に評価を行い問題点を抽出することが大切であると改めて感じました。OKCのみならずCKCでの評価方法や、動作場面での関節の動きの違いに関しても丁寧に説明して頂き非常に分かりやすい講義内容でした。貴重なご講義ありがとうございました。


理学療法士 H・N


2017年01月08日

  • テーマ  痛みの成因と治効機序〜トリガーポイントの成因から治効機序を考える〜
  • 講師   伊藤和憲先生

参加者の声 1人目

 今回、伊藤和憲先生の「痛みの成因と治効機序〜トリガーポイントの成因から治効機序を考える〜」というテーマでセミナーに参加させて頂きました。私は、臨床7年目になりますが、学生時代から慢性の痛みに関して悩む事が多く、知識が少ないながらいつも伊藤先生の執筆された書籍を参考にさせて頂いていた事もあり、大変興味深く拝聴させて頂きました。

 まず午前中には、慢性的な痛みの解釈やトリガーポイントの基礎的な知識を中心にご講義頂きました。特に、私も疼痛を有する患者様に対して鍼を刺入するうえで悩みことが多い深度に関して『筋膜』への刺激をキーワードに先生自身のデータと先行研究を提示しながらわかりやすく解説して頂き知識が深まりました。また、患者様ごとに応じた刺激強度の調整として、患者様の鍼灸に対する経験値や受け入れ、また脈診や舌診を用いることで全身状態を把握し筋膜刺激に留めるのか。また、刺激強度を上げて筋レベルまで刺入し、響きを得るような刺激をおこなうのかを判断されているとアドバイス頂き、すぐに臨床に応用できるものでした。


 また、慢性疼痛の解釈として、末梢の要因が強く、末梢のみの対応で改善される症状なのか。脊髄や脳レベルで問題が起き、情動やストレスなどの改善、また体性内蔵反射まで踏まえて全身状態を改善する必要があるのかなど、症例の例題も提示して頂きわかりやすく解説頂きました。この評価に関しては、自分自身日頃の臨床でもっと考えて対応しなければ、本当に患者様を理解して介入できていることにならないと感じました。
 さらに、後半では実技を踏まえて罹患筋を絞る評価や実際のアプローチについてご指導頂けました。今回の実技では、先生の触診方法に関して、個人個人時間をかけてご指導して頂き、トリガーポイントを把握し、実際に鍼を刺入するために細かく場所を絞っていくプロセス。また、場所を特定した後にどの角度で刺激するとトリガーポイント、関連痛など症状の再現を得られるかなどわかりやすく解説して頂けたので、明日からの臨床に直接活かせる研修会になりました。


鍼灸師 H・I

参加者の声 2人目

 今回、明治国際医療大学 鍼灸学部 臨床鍼灸学教室の教授であります伊藤和憲先生による「痛みの成因と治療機序-トリガーポイントの成因から治療機序を考える-」についてのご講義に参加させて頂きました。
 私は現在、デイサービスで勤務させて頂いているのですが、痛みの訴えのある利用者様と接する機会が多くあります。しかし、自分の知識では十分に対応できず、なぜ痛みが生じてしまっているのか、アプローチ効果がなぜ持続しないのかなど、分からない点や、治療に難渋している場合が多くありました。そのため今回、伊藤和憲先生による「痛みの成因と治効機序-トリガーポイントの成因から治療機序を考える-」のご講義に参加させて頂きました。


 私は理学療法士であり、鍼灸の先生がご教授して下さるご講義は初めて参加させて頂きました。しかし、伊藤先生のご講義は理学療法士の立場でも分かるように説明して頂き、大変楽しくご講義に参加させて頂きました。
 午前中のご講義は、痛みとはどのように発生するのか、どうして疼痛が慢性化してしまうのかと言った痛みについてご講義をして頂きました。あわせて、トリガーポイントで身体について分かる事、どのような反応が生じるのか、という内容をご教授頂きました。午後は、午前中のご講義内容に沿ってどのように評価するのか、治療を行うのか、という内容を実技を交えてご講義して頂きました。


 今回の内容を通して、痛みへの治療を行うには、痛みの訴え方や範囲、全身状態を確認し整理する必要があり、そこから治療方法や患者指導、セルフケアの重要性について学習することができました。今後は、ご教授頂いた内容を活用していき痛みを訴える利用者様と接していきたいと思います。
 次回も、このようなご講義が開催される際には、是非とも参加させて頂きたいと思います。貴重なご講義有難うございました。


理学療法士 T・S


バナースペース

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